なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第106号) 平成20年 2月25日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 先日、春一番が吹きましたね〜。 「春一番」というよりも「春先の突風ナンバー1」といった感じで、 たまたま屋内にいたワタシは、夕方外に出て、 自転車のすさまじいコケ方に驚いた次第です(^_^;) では106号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「救急法の資格更新講習に行ってきました」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「サクセスフルエイジングを考える(運動編)」 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 「一流というのは、まぐれで時々ホームランを打つ人のことではなく、 その人に求められる打率を常にキープできる人のことだ」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【救急法の資格更新講習に行ってきました】 今週までチームは強化練習中でした。 そんな中、練習を休んで救急法の資格更新講習会に行ってきました。 資格を更新することが目的になってしまいがちですが、 やはりいざというときのための救急法というのは、 学んで、しっかり身につける必要のあるものです。 ●救急法に関する座学講習 ●CPR(心肺蘇生法)実技講習 ●AED(自動体外式除細動器)実技講習 ●実技試験 ●筆記試験 といった感じで丸一日をかけて行われました。 実技試験の後にケーススタディをいくつか行ったのですが、 これがまた混乱するんですね(^_^;) たとえば、 Q)人が倒れていました。周りに人が見当たりません。どうしますか? A)CPRを実施したいところですが、誰も助けにこなければ 倒れている人を救助することはむずかしい。 よって、誰か人を探すことが先になる。 Q)水の事故で足先がつかった状態で倒れた人がいます。 動かすことはできません。周りに人はいません。どうしますか? A)水の事故の場合は低体温で状態が安定しているため、 救命率が高くなることが多い。 この場合は2分間CPRを実施した後、誰か人を呼びにその場を離れる。 Q)5歳くらいの子供が倒れています。周りに人はいません。どうしますか? A)子供の場合は心臓疾患の原因は少なく、 何かを詰まらせたりすることによる窒息などが多い。 この場合も2分間CPRを実施した後、誰か人を呼びにその場を離れる。 いかがですか? ワタシは何でもかんでも「まず通報!」と思っていました(ヤバイ)。 考えてみれば心筋梗塞や心室細動で倒れている子供というのは 考えにくいワケで(もちろんないことはない)、 窒息が原因であればまず気道確保をした上でCPRを実施すれば、 助かる可能性は高くなりますね。 余談ですが、一緒に講習を受けた方の中に、 「気道確保だけで意識が回復した人がいました」 という経験をされた方がいました。 現段階でのAEDの普及率もまだまだ十分とはいえません。 これからも常に救急法に関する新しい情報をインストールしつつ、 「いざというときにあわてない心構え」 をいつも持ち続けたいと思います! …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【サクセスフルエイジングを考える(運動編)】 今回はスポーツ医学に直結するものではありませんが、 とても面白かったのでワタシなりにサクセスフルエイジングを 考えてみることにしました〜! 特に運動については興味深いところです。 【サクセスフルエイジングのための3つの自己改革】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4832703463/dosportstrain-22/ref=nosim よく「アナタの血管年齢は○○歳です」とか、 「骨年齢は○○歳です」というような測定があって、 「お!実年齢より若い〜」 なんて喜んでいたりするのですが(ワタシ)。 3つの自己改革とは「食事・体(運動)・心」の3つ。 運動が体にいいとはわかっていても、 なかなかそれが実行できない、継続できないというのが 難点でもあります。 でもメリットが明確にわかって、 かつ若さの秘訣となれば、今日からでもはじめたいところ(!)。 本の中ではそのメリットが丁寧に書かれています。 特に面白かったのが、 ●運動が脳内の神経幹細胞の分裂を刺激する という点。 一昔前には、脳の神経細胞は大人になったら減る一方 → ビール飲んだら神経細胞が死滅する → アホになる(!) なんて思っていたのですが、これは今や昔の常識。 神経細胞は新しく作り出すことが可能というのが今の常識。 運動すれば頭が良くなるのかな? でも運動によって活性酸素が発生し、体には良くないんじゃないか? と思ってみたりするのですが、 運動すれば、抗酸化システムもよりよく働くということ。 人間の体はうまく出来ているものです。 ただ日焼け対策は十分しないと光老化といって、 皮膚の老化を促してしまいます。 「日に焼けた小麦色の肌=健康的」 というイメージは過去のもの。 日焼け対策を万全にして、運動をするように心がけたいものですね☆ …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 …………………………………………………………………………………………… 「一流というのは、まぐれで時々ホームランを打つ人のことではなく、 その人に求められる打率を常にキープできる人のことだ」 【学校がアホらしいキミへ】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4479792287/dosportstrain-22/ref=nosim 日垣隆さんの本ということで迷わず購入したのですが、 久しぶりにものスゴイ本に出会ったような気がします。 「知的ストレッチ入門」でかなりメロメロになり、 「常識はウソだらけ」でなるほど!と膝をつき(笑)、 サイエンス・サイトークをiPodで聞きまくっています。 【知的ストレッチ入門】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4479391495/dosportstrain-22/ref=nosim 【常識はウソだらけ】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4898315739/dosportstrain-22/ref=nosim 【サイエンス・サイトーク】 http://www.tbs.co.jp/radio/xitalk/ そしてこの本。 「学校がおもしろくないのは、あたりまえだ」 からはじまるこの本は、 読んでいくうちに「ドキ!」っとさせられることが多く、 こんな大人になっていないかをビクビクしながら(?) 振り返ることが出来ます(汗)。 目標を達成したときにバーンアウトしないためには、 「自分が一流であり続ける」という目標の立て方がいいのではないか。 思い込みだけではだめ、思い込みには誤差がある。 簡単に読めるような薄い本なのに、中身はオソロシイほど濃縮還元です! …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ここだけの話です。 「明日、救急法の講習会に行くので」 とカントクに話して休むことを報告しに行きました。 カントクは「大事なことだ」と言っていました。 しかしその次の言葉はかなり衝撃的でした。 「いざ、というときは必ずビビるぞ。 そうならないようにするためには度胸が一番! 勉強も大事だけど、度胸だよ度胸!!!」 度胸つけるためにどこかに修行に出かけたほうがいいでしょうか(悩)。 ではまた来週107号でお会いしましょう☆ このメルマガでは取り上げてほしい話題や疑問・質問、 心に響く素敵な言葉など、ご意見ご感想をお待ちしています〜 (掲載不可の場合はその旨、一言書き添えていただくと助かります)。 ↓↓ メールフォームはこちらから ↓↓ http://www.enterprize-n.com/cgi2/smaildx/index.cgi お手紙お待ちしています〜。 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2008 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |