なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第109号) 平成20年 3月17日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 だんだんと暖かくなってきましたが、皆さんいかがお過ごしですか? ワタシは春休み期間中ということもあって、 チーム関係者以外と久しくお会いしておりません。 いろんな人とモーレツに会話したい(!?)今日この頃です。 では109号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「肩のストレッチは大人気」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「パートナートレーニング」 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 「ヨットは逆風でも進む」 ◆出張講習会のお知らせ ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【肩のストレッチは大人気】 今週はチーム練習の合間に 遠い学校までトレーナー活動に行ってきました。 ワタシを見かけるなりとある選手が、 「あ、ニャロメさん〜。あの肩のストレッチ教えてください!!」 といってきたので、 選手を集めてペアでのストレッチを指導しました。 チームの新入生にもペアでストレッチを指導しましたが、 このストレッチだけはどのチーム・選手にも人気があり(?) 「時間をかけずに肩が軽くなる」 ということで非常に現場でも使いやすいようです。 ためしに時計で時間を測ってみましたが、3〜5分程度で出来ました。 実に簡単。 文字だけでお伝えするのはむずかしいのですが、 ●横向きで肩甲骨を押さえた上で外転させる ●その状態で腕を水平内転させる ●棘下筋(きょっかきん)、小円筋などの付着部をおさえて伸ばす。 ●肩・外転内旋位での外旋筋のストレッチ ●肩甲骨周辺部のモビライゼーション ※そのうち画像撮ろうかな〜 これだけでもずいぶん肩の動きがよくなります (所要時間、たぶん1、2分)。 あとは選手の肩の状態に合わせたオプション(?)があるので、 それを2、3種類すればよりよいコンディションに。 これはワタシが選手に一対一ですることも大切ですが、 選手同士で気軽に出来るようになることがもっと大切。 ほんの少しでいいパフォーマンスが期待できるのであれば、 やらない手はないですね〜。 …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【パートナートレーニング】 今月のトレーニングジャーナルでは、 「伝統的なトレーニングを見直そう」ということで 現場の方々がいろんなトレーニングを紹介されています。 参考)トレーニングジャーナル(2008.4) http://blog.livedoor.jp/nyaro_2000/archives/50896258.html 施設や器具の整った環境では十分なウエイトトレーニングが出来ますが、 そうではない現場でのトレーニングに、いろいろと参考になると思います。 「小学生や中学生でトレーニングを行ってもいいのか」 「トレーニングをすると身長が伸びなくなるのではないか」 などなど、 トレーニングに関してもいろんな疑問があるようですが、 対象となる選手の体力・筋力に見合ったトレーニングを行っていく というスタンスがいいのではないかと思います。 ※ただしジュニア期は成長期でもあるため、十分な配慮が必要です。 ●自分の体重をしっかり支えられるだけの筋力をつけること =自重トレーニング ●相手の体重をしっかり受け止めてそれを保つだけの筋力をつけること =パートナートレーニング これがしっかり出来れば、 十分な施設や器具がなくても体力・筋力は強化することが可能です。 パートナートレーニングは工夫次第で 非常に楽しいトレーニングにすることが出来ます。 また柔軟性を向上させるようなトレーニング、ストレッチなどを プログラムに組み込んでいくとケガの予防にもつながります。 ●身長や体重を同じくらいの選手同士でペアを組ませること ●トレーニングの経験が同じくらいであること ●不安部位を抱えていないこと などに気をつけてパートナーを組むようにすると より安全で効果的なトレーニングが期待できます。 …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 …………………………………………………………………………………………… 「ヨットは逆風でも進む」 【急ぎの仕事は忙しいヤツに頼め】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4827550352/dosportstrain-22/ref=nosim ウォークマンをはじめとした数々の製品を世に送り出した、 ソニー元副社長・大曽根幸三氏に学ぶ聞き語りの本。 商品開発の現場で陣頭指揮に当たられた大曽根氏の考えは 読んでいて「非常にキビシー!」と思わされることだらけ、ですが 自分に厳しく、人には優しく、ですね(^_^;) 53のアドバイスが書かれているのですが、一番気に入ったフレーズがこれ。 というか、ワタシやっぱり本来ヨット乗りですから(喜)。 ヨットは逆風でもその風の力を利用して前に進むことができます。 でもかなり体力的にはきついです(ワタシは貧弱なんで)。 そんなワタシの姿を見て、 「お前のはヨットやない!チョットや〜!」 と当時のスパルタコーチに叱咤激励されたことを思い出しました(?年前)。 話がそれてしまいましたが(^_^;) すっかり忘れてしまっていました。 逆風こそ力になるということ、チャンスだということに。 がんばっていこうと思います! …………………………………………………………………………………………… ◆出張講習会のお知らせ …………………………………………………………………………………………… 以前から何度か 「ニャロメさんの講習会の日程などがあったら教えてください」 というメールをいただいたことがあります。 今のところ日程を決めて講習を行う予定はないのですが、 スポーツ医学やコンディショニング、トレーニング、スポーツ栄養学 などについてご要望があれば皆さんのチーム、団体などでの 出張講習会を開催いたします。 ワタシは毎年、近い学校の保護者・選手対象に 「スポーツ栄養学とトレーニング」の講習会をしているのですが、 ●プロテインはどのくらいとればいいのか? ●サプリメントととはどのように付き合っていけばいいのか? ●ケガをしているときは何を食べればいいのか? などなど、同じような疑問・質問でみんな困っているようです。 この内容に限りませんが、 他にもさまざまな分野での講習会の開催が可能です。 「こんな話が聞きたい!」 「楽しくスポーツをするためにいろいろ学んでみたい!」 と思われた方はメールフォームよりお問い合わせください。 ↓↓お問い合わせ用のページを作成しました↓↓ http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… 今回は本文が長くなってしまいましたので、短めで。 ブログでも紹介しましたが「婚活」時代という本。 現代の恋愛から結婚にいたるプロセスをうまく表現していて、 とても参考になりました(社会勉強として?)。 新書なのですぐ読めます。興味のある方はぜひ〜。 【「婚活」時代】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4887596235/dosportstrain-22/ref=nosim では来週110号でお会いしましょう☆ このメルマガでは取り上げてほしい話題や疑問・質問、 心に響く素敵な言葉など、ご意見ご感想をお待ちしています〜 (掲載不可の場合はその旨、一言書き添えていただくと助かります)。 ↓↓ メールフォームはこちらから ↓↓ http://www.enterprize-n.com/cgi2/smaildx/index.cgi お手紙お待ちしています〜。 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2008 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |