なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

                                                            (第111号)

                                                      平成20年 3月31日

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こんにちは、ニャロメです。

最近睡眠時間が理由もなく短くなっているのですが(約4.5時間)、
早めに寝たら、早く起きてしまいます。
この調子がいつまで続くのかわかりませんが
一日長く過ごせるのでラッキー、ということにしています(^^ゞ


では111号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「競技復帰までのサポート」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「膝の打撲と関節水腫」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「つまらない仕事はありません。
  仕事をつまらなくする考え方があるだけです」

 ◆編集後記


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◆今週の活動ダイジェスト
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【競技復帰までのサポート】

今週は近い学校にトレーナー活動に行ってきました。

ケガをしてリハビリを続ける選手がいるのですが、
月に一度か二度程度のサポートのため、
日々のリハビリチェックが出来ません。

そこでリハビリプログラムを提供し、
そのトレーニング内容を記入してもらって自己管理し、
クリアできた課題からどんどんステップアップするように
プログラムを工夫しています。


その甲斐あってか、若さなのか(多分コチラか)
思ったよりも経過がよく競技復帰まであと少しのところまできました。

顧問の先生からは

「順調に回復してきているので、本当に嬉しいです」

というトレーナー冥利に尽きる一言が。

ここで喜んでいてはいけません。
復帰間近が一番ムリをしやすいので、

●ウォーミングアップに時間をかける

●痛みのコントロールを自己管理する

●左右の筋力差を常に確認する

など、

「出来るレベルまではきっちりする」
「出来ないレベルは決してムリをしない」
ということを徹底していく必要があると思います。


〜余談のはじまり〜

病院の先生から
「一週間程度は軽い運動にしてください」とか
「全力でのプレーは○日以降にしましょう」といった
指示を受けることがあります。

普段からよく運動選手を診察している先生などは、
ムリしてスケジュールを前倒しにして競技復帰しがちな
アスリートの気質を考慮してちゃんと
バッファ(予備日数)を入れているそう(^_^;)

さすがです。ちゃんと指示に従いましょう。

〜余談の終わり〜

ケガをした選手が競技復帰して活躍する姿をみることほど
嬉しいものはないですね!

待ち遠しい、けど焦りは禁物。

こんなときは「石橋を叩いて渡る」トレーナーになります。

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【膝の打撲と関節水腫】

これはワタシがトレーナー駆け出し時代(?)の話。


膝を打撲した選手から、

「膝が思うように屈伸できないのですが、
 これって水が溜まっていることですよね?」といわれ、

それは一大事!とばかりに近くの病院にいくことにしました。

病院の先生に、

「膝に水が溜まっているようなので抜いてください」

とお願いすると、

「打撲による(関節外)炎症と膝に水が溜まっている状態は違いますよ」

と教えられました。

膝関節は関節包という袋に包まれているのですが、
その関節内での損傷によってその関節内を満たす関節液が
異常に分泌されるようになります。

これは関節水腫(かんせつすいしゅ)といい、
いわゆる「水が溜まる」という現象です。


スポーツ現場でいうなら、

●膝の捻挫による膝関節炎であったり、

●前十字靭帯損傷などの関節内靭帯の損傷や、

●半月板や関節軟骨の損傷など

がポピュラーなところじゃないでしょうか。


※ちなみに「膝に血が溜まった」という状態は
 関節血腫(かんせつけっしゅ)といい、関節液の中に出血が伴うものです。


打撲は皮膚表面からの衝撃であり、
膝関節内そのものを損傷したとは考えにくく
したがって膝の関節液が異常に関節内に分泌される
「水が溜まっているような状態」ではなかったのです。


膝関節内損傷として一番疑いやすいのが膝関節の「捻挫」です。

●捻ったのか、捻ってないのか

●膝がロックするような状態があるのか

●靭帯損傷の可能性があるのか

などをチェックし確認することで
「水が溜まった」状態なのか、それとも違うのかについての見当をつけ、
必要に応じて医療機関を受診するようにしましょう。

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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「つまらない仕事はありません。
 仕事をつまらなくする考え方があるだけです」

【どんな仕事も楽しくなる3つの物語】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4877712313/dosportstrain-22/ref=nosim

今日手元に届いたばかりの福島正伸さんの最新刊です。

先週の阿久悠さんの著書にも通じるところがありますが、
結局のところ、仕事に対する考え方、見方を変えるだけで
「つまらない(と思われる)仕事は存在しない」
ということなんでしょう。

トレーナーの仕事は時間的な拘束も多いので、
正直きついなぁと感じるときもあります。

これを置き換えると、

「きつい仕事はありません。仕事をきつくする考え方があるだけです」

ということですね。
すべてが自分の糧になると思えば、

「これだけ長い時間、学ぶことが出来てなんてラッキーなんだ!」

と思えるようになるんですね。
何だか魔法にかかったようです(笑)。

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◆編集後記
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今年度最終日にメルマガを発行するので、
今年度最初のメルマガは何を書いたんだろうと思い探してみると、
どうやら体調を崩していたようです。
何やってんだワタシ(>_<)

【2007年4月2日、59号】
http://archive.mag2.com/0000184398/20070402213000000.html


この日よりは多少なりとも成長したと思われます(←ちょっとだけ弱気)。

一年前のメルマガを読み返してみて、
「結構面白いこと書いているやん!」と笑ってしまいました。

来年度の終わりにはさらに成長したメルマガを発行します(←強気)。


では来週112号でお会いしましょう☆


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