なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

                                                            (第121号)

                                                      平成20年 6月 9日

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こんにちは、ニャロメです。

毎日蒸し暑い日々が続きますが、いかがお過ごしですか。
ワタシはここ数日の「食べ放題」ですっかり顔が丸くなりました(+_+)
そしてやっぱり「よく食べますね〜」とのツッコミが。
ここは一つ小顔マッサージでがんばるしかない??


では121号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「何事も対策は万全に」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「ドーピングについて聞いてきました(その2)」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「本格的に勉強したい分野の仕事を引き受ける」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【何事も対策は万全に】

試合対策として、環境を変えて練習を行いました。
一番のポイントはサーフェスです。

※サーフェスとは文字通りには「表面」のこと。
 テニスコートにクレーコート(土)、オムニコート(人工芝)といった
 ような様々なコートの表面があるように、おもに地面の状態をさします


ということでサーフェスが変われば、足元への負担も変わります。

「試合の感覚を養うために場所を変えて練習しにきたので、
 ここでケガをされては困る。不安のある選手にはテーピングを
 したほうがいいのでは」

というカントクの提案に大きく賛同(ウンウン)。

そうしたら「テーピングを試してみたい」という選手をはじめ、
大勢の選手がテーピングを希望。

もともと足関節へのテーピングをそれほど必要としない競技なのですが、
その日ばかりはずっと下を向いて、ひたすらテープを巻きました。

おそらくバスケットボールなどの競技に携わるトレーナーなら、
日々対応している人数なんでしょうけど、
ワタシにとっては大人数。

一段落して顔を上げたら、一瞬クラっときましたよ(^_^;)


足関節捻挫予防のテーピングで大切なのは、
個人に合わせたフィット感もさることながら、
どれだけ動きやすく、かつ内反捻挫しないように制御されているか。

使用するテープの種類を選択するのも経験とセンスになるのかなぁ。


練習後に選手にテーピングの感覚を確認すると、

「違和感なく動くことが出来ました」

「意外と動きやすくて(何もしないときより)こっちの方がいいかも」

とおおむね好評でよかったです。


ということは試合ではまたクラっとくるまでテープを巻く?

ケガ予防とパフォーマンスUPという点で、
メリットがデメリットを上回るようでしたら、
テーピングをして試合に臨むというのも一つの選択ですね。

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【ドーピングについて聞いてきました(その2)】

先週は高圧酸素療法や低圧トレーニングが将来、
ドーピング方法として制限されるかもしれないというお話でした。

「リポビタンDを試合前に飲むとドーピングではないんですか?
 ワタシ、ずっとそう思ってました」

ドーピングの話をしている間に、
ふっとチームの選手が何気なく飲んでいる栄養ドリンクのことが気になり、
再度、質問したところ、

「以前は禁止薬物リストに載っていたけれども、
 2004年1月1日からはモニタリング薬剤に移行し、今は問題ないよ」

とのこと。

ただしモニタリング薬剤というのは監視対象であるため、
モニタリングの結果によっては再び禁止薬物に
指定される可能性もあるそうです。

2004年って結構前からですね。
無頓着とはいえ勉強不足なのはワタシかφ(..)


「一般に薬局などで売られている風邪薬には気をつけたほうがいいよ。
 引っかかってくるのはメチルエフェドリン。
 ○ルとか○ブロンには入っているから」

気管支をひろげ、せきをしずめるための塩酸メチルエフェドリンが
どうもドーピングの対象として引っかかるよう。

「迷ったら、ドーピングに詳しい先生に確認するのが一番安全かな」

はい、そうします。


ちなみに。

先日元ジャイアンツのゴンザレス選手がドーピング検査で陽性となり、
解雇処分となりましたが、出てきた薬物はアンフェタミンなど3種類。
中枢神経を刺激して集中力が増すとされる薬物を
使用した疑いがあるようです。

ドーピングというのは本来の持つ身体的能力をある特別な方法によって
故意に高めることでパフォーマンスを上げようとする不正行為。

それが意図的であるならもちろん、
「うっかり」そうなってしまってもドーピング違反となるので、
「あやしいな」と思ったら常に確認するようにしなければいけませんね
(またまた大いに反省する)。

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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「本格的に勉強したい分野の仕事を引き受ける」

【ラクをしないと成果は出ない】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4479792368/dosportstrain-22/ref=nosim


勉強には大きく3種類
1)与えられてする勉強(義務教育は厳密にはタダとはいえないと思うので)
2)お金を払ってする勉強(大学や各種セミナーなど)
3)お金をもらってする勉強(仕事など)

ということで一番効率がいいのは「仕事を通じて勉強すること」。

ただし、効率がよい分一番責任があると思います。
学ぶことそのものを自己満足で終わらせてはいけないし、
何よりやり遂げた仕事が他人に何らかの形で貢献していなければいけない。

仕事として引き受ける以上は、
プロフェッショナルとしての自覚とそれに見合った成果が形になる、
そしてそのための勉強を続けていくことで、
初めて「お金をもらって勉強する」といえるのかもしれませんね。

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◆編集後記
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先週もいろいろと学ぶことがあり、
「学べば学ぶほど己の無知を知る」と反省しきり。

ドーピングと高圧酸素カプセルについては、
ワタシもいろいろと思うところがあるのですが長くなるので、
またの機会に。

今週は試合です!ワクワクしますね〜。


では来週122号でお会いしましょう☆


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