なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

◆◇…………………………………………………………………………………◇◆

【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

                                                            (第122号)

                                                      平成20年 6月16日

◆◇…………………………………………………………………………………◇◆

こんにちは、ニャロメです。

怒涛の一週間が終わりました。
朝から晩までトレーナーとしての活動のみで、
自宅は「寝るだけ」の場所となりました。
それでもとても楽しかったです!(^^)!


では122号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「トーナメントを戦ってきました」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「試合というストレス」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「未来に活かすことが出来ればどんな失敗でも成功だ」

 ◆編集後記

……………………………………………………………………………………………
◆今週の活動ダイジェスト
……………………………………………………………………………………………
【トーナメントを戦ってきました】

春のシーズンを飾るトーナメント大会に出場しました。
新チーム結成以来、この大会で優勝することを目標にしてきたので、

「この舞台に立てることの喜び」

を改めて感じました。

結果は残念ながらの二位でしたが、
チーム一丸となって戦った結果なので
下を向くことなく、これからもがんばっていこうと思います。

(ちなみにウチのチームでは顔晴る=がんばる、です)

さて、トレーナー活動としては
選手がベストパフォーマンスで試合に臨めるように、
最善のサポートをしていきます。

●試合当日の選手の表情をチェック

●不安部位がある選手のストレッチ、テーピングなど

●突然のケガに備えたアイシングや応急処置の準備

●試合中の補食と水分補給の準備(バナナとかゼリーとか)

●試合後のケア準備

などなど。
突然のケガなどがなかったことが何よりですが、
ケガに備えて、

●医療機関との連係(休日でも診てもらえるところを確保)

●保険証の準備

なども行っていました。
あらかじめ試合日程を連絡しておいて、

「万が一のときは、当日に消炎鎮痛剤の注射も打ってもらえるよう」

お願いをしておいたのですが、
そんな緊急事態もなく、疲労のマネジメントのみで対応できました。


《ニャロメの独り言》

一年間目標にしてきた大きな大会の一つが終わりました。

二位はもういいんですよ(涙)。
本当に出来ることはすべてやって、必ず勝つと信じて。

「何かが足りないから負けた」のだろうけど、
「何が足りないんですか!?」と聞きたい(←誰に?)。
でもこれを自分たちで見つけることが課題なんでしょう。


選手は本当によくがんばりました。

この悔しさを忘れず、秋のシーズンに向けて
出来ることを一つずつやっていくようにしたいと思います!

……………………………………………………………………………………………
◆今日のネタ帳・ピックアップ
……………………………………………………………………………………………
【試合というストレス】

ということで今週は試合を中心として活動したのですが、
その中での気がついたことなどを。

その一つが「試合というストレス」によるコンディション不良。

とても繊細な選手がいるのですが、
そのことは自他共に認めるところであり、
前日の食事などもすごく気を使っていたんです。

ちなみに前日の食事では、

●生もの、脂っこいものは避ける(消化不良による下痢予防)

●消化のよいものを食べる

●肉類をあまりたくさん食べ過ぎない
(個人差がありますが、体が重くなるという選手が多いです)

などに気をつけてとるようにしました。

当日、朝から胃腸の調子がよくなく、
トイレと友達になったと思ったら下痢症状。

「これだけ準備したのになぁ〜」

といいつつ、ちゃんと寝たのかを確認すると、

「布団には入ったんですが、なかなか寝付けなくて」

普段の夜型生活が影響したのか(>_<)


この他にもストレスの影響としてみられるものは、

●筋けいれん

●情緒不安定

●頭痛

●食欲不振

●じんましん

などがあります。

交感神経の興奮によって引き起こされる症状であり、
深呼吸をする、気分を落ち着かせるなど、
副交感神経をうまく活用させるようにすると、
症状が改善することがあります。

それにしても。

もともと繊細(sensitive)であるのはわかっていたのですが、
思いがけずいろんなところに影響が出て、正直ビックリしました。

「チキンハート」いわゆる小心者という意味ではなく、
本当に繊細なんですね〜。

大きな大会になればなるほど、
「試合というストレス」があることも考えておかなければなりません。

そんなことをまたまた勉強させてもらったのでした。

……………………………………………………………………………………………
◆トレーナーを支える元気の出る言葉
……………………………………………………………………………………………
「未来に活かすことが出来ればどんな失敗でも成功だ」

【察知力】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4344980816/dosportstrain-22/ref=nosim


移動中のバスの中で読んだ本。
サッカー日本代表、中村俊輔選手の新書です。

「一流のサッカー選手はどのようなことを思ってプレーしているのか」

という興味を持ってこの本を読んだのですが、
挫折も失敗も「その時点」で評価するのではなく、
未来に活かすことですべて「成功」なんだ、という俊輔選手。

「満足感、達成感というのはたぶん一生感じない」

毎日を100%妥協しないで生きている。
目の前のことに全力で取り組む。

トレーナーとしての「失敗」は数知れずなのですが、
これを活かすことで「成功」になる、というのは勇気が出ます(^^ゞ

「転んでもタダでは起きない」

その精神を見習いたいと思います!

……………………………………………………………………………………………
◆編集後記
……………………………………………………………………………………………
閉会式にて。

「秋のシーズンに向けて、明日から次の目標に向けてがんばって」

という話があったときに聞いていた選手たちは、

「明日は休ませてください」と思ったらしい(笑)。

確かに。ゆっくり休みましょう。
そしてこの「悔しさ」が次の「成功」へのステップとなるように。


では来週123号でお会いしましょう☆


このメルマガでは取り上げてほしい話題や疑問・質問、
心に響く素敵な言葉など、ご意見ご感想をお待ちしています〜
(掲載不可の場合はその旨、一言書き添えていただくと助かります)。

↓↓ メールフォームはこちらから ↓↓
http://www.enterprize-n.com/cgi2/smaildx/index.cgi

【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせ】
http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm


◆◇…………………………………………………………………………………◇◆

「なるほど週刊トレーナーニュース」とは?

スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から
スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を
提供する無料のメールマガジンです。

スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。
トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、
トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に
少しでもお役に立てたら幸いです。

※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は
 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。
 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。


【なるほど週刊トレーナーニュース】

 発行者    :アスレティックトレーナー ニャロメ
 サイト情報  :真面目にスポーツトレーニング!
         http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/

 メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に)

 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html
 Copyright(C)2006-2008 Nyarome All rights reserved

◆◇…………………………………………………………………………………◇◆