なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第127号) 平成20年 7月21日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 いつの間にか梅雨は明けたんですね。 どうりで暑いと思いました(^_^;) 思わず首に巻く「ひんやりシート」を買いました。 これで冷房要らず!になるといいんですが(笑)。 では127号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「大移動1000キロ」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「暑熱馴化(しょねつじゅんか)について」 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 「大きな耳 小さな口 優しい目」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【大移動1000キロ】 一週間で1000キロ以上車で移動しました(驚)。 電車での移動をあわせると ワタシ自身の移動距離はもっとあると思います(^_^;) 遠い学校、近い学校、それぞれ試合があるので、 今日はこっちへ、明日はそっちへといった感じで 朝早いのさえ除けば、毎日楽しく過ごさせてもらいました〜。 チーム練習になかなか参加できなかったのは 言うまでもありません(-_-;) この時期の試合は暑さ対策を考慮に入れる必要があります。 ●熱中症(熱疲労、熱けいれん、熱射病) ●足のけいれん、つり ●鼻血 など。 試合会場などでも熱中症への注意喚起が 盛んに行われていました。 「水分補給をこまめにしましょう」 確かに。 ワタシが試合運営のスタッフであれば、このほかに 「直射日光の当たる場所での観戦は帽子を必ずかぶりましょう。 体調が優れない場合は早めに係員に声をかけましょう」 というところを強調したいかなぁ〜。 あとは熱中症のサインとして、 頭痛、吐き気、疲労感、めまいなどが挙げられるので 「こういった症状があれば熱中症を疑う」 ということもどこかで強調しておきたいところです。 そんなことを考えつつ! 遠い学校と近い学校、それぞれの試合を観戦しました。 結果はあと一歩!で残念だったのですが、 「みんなが輝く夏にする」 という言葉通りのとても素晴らしい試合でした(*^_^*) …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【暑熱馴化(しょねつじゅんか)について】 暑い夏に負けない体をつくる!ということで 今回は暑熱馴化(しょねつじゅんか)について。 暑熱馴化とは文字通り「暑さになれる」こと。 クーラーなどのなかった時代には、 夏の暑さに対して、自然に暑熱馴化ができていました。 また風や水、氷などを使って上手に体温、気温調節をしていました。 たとえばこんな感じ↓ http://www.pref.osaka.jp/gesui/recycle/image/q_suikun/uchimizu.jpg 現代では「クーラー病」という言葉もあるように 外気温と室内温での差が激しく、 暑さになれない体では体力の消耗が激しくなり、 熱中症などになりやすくなってしまいます。 暑熱馴化のトレーニングとしては 急激に行うのではなく、1週間から10日ほどかけて 徐々に体を暑さにならしていくのが理想です。 暑さになれてくると体の反応も少しずつ変わり、 ●汗が出やすくなる(→体を冷やす) ●汗の食塩濃度が下がる(→体に塩分を残す) ●心拍数の安定(→筋肉への適切な血液供給、血圧の安定) といった生理学的変化がみられるようになります。 こういった暑さ対策のトレーニング期間であっても 水分補給はこまめに、しっかりととるようにします。 汗が出やすくなりますからね。 ワタシも会社員時代に比べると、 発汗量がかなり多くなったと思います(代謝がよくなった?)。 「これも暑熱馴化の賜物か?」 なんて思うのですが(笑)、 電気代と地球温暖化を考慮に入れて? これからも暑さに強い体づくりを目指したいと思います(^^ゞ …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 …………………………………………………………………………………………… 「大きな耳 小さな口 優しい目」 今週はほとんど本を読む時間がありませんでした。 移動、移動の一週間で、しかもドライバー。 朝早く、夜はバタンQ(←この言葉、通じますよね?) さらに実家でゲットしてきたドラマ「フルスイング」を ずっと見続けました。 という言い訳のもと?今日はそのドラマより。 【NHK土曜ドラマ フルスイング】 http://www.nhk.or.jp/dodra/fullswing/ 【甲子園への遺言】(原作) http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062129663/dosportstrain-22/ref=nosim ドラマの中に 「コーチの仕事は出来るだけ教えないこと」 という言葉があったのですが、これは 選手の立場が受身ではなく、 自ら悩み、考え、困って助けを求めてきたときに はじめて手を差し伸べるということ。 それまでは 「大きな耳、小さな口、優しい目」 で選手を温かく見守ること。 トレーナーとしては 選手の異変にいかに気づいてあげられるか、 困っているサインを見逃さないか、 というところに共通点があると思います。 とかく口を出しがちなワタシですが、 大きな耳(実際にデカイ)、優しい目で 選手のサポートができるようになりたいと思います〜。 …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… 自宅で暑熱馴化中です(汗)。 しかし暑い。 部屋の風通しをよくし、 10年来の扇風機は懸命にがんばっていますが、 汗はじとっとにじみ出てきます。 うーん(-_-;) もう少しでトレーニング完了といったところでしょうか(笑)。 では来週128号でお会いしましょう☆ このメルマガでは取り上げてほしい話題や疑問・質問、 心に響く素敵な言葉など、ご意見ご感想をお待ちしています〜 (掲載不可の場合はその旨、一言書き添えていただくと助かります)。 ↓↓ メールフォームはこちらから ↓↓ http://www.enterprize-n.com/cgi2/smaildx/index.cgi 【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせ】 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2008 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |