なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

                                                            (第133号)

                                                      平成20年 9月 1日

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こんにちは、ニャロメです。

早いもので9月となりました。
ほとんどの学校は新学期でしょうか。
スポーツも秋シーズンの開幕間近ですね〜。
楽しい「スポーツの秋」にしたいものです!!


では133号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「病院のリハビリ室にお邪魔しました」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「機能解剖を勉強する中学生」

 ◆7、8月の読書感想

 「私が一番受けたいココロの授業」ほか

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【病院のリハビリ室にお邪魔しました】

チームのトレーナーとして活動していると、
どうしてもケガをしてしまう選手はいます。
トレーナーとしては、

●病院に行くかどうかの判断、

●どこの病院にいくかの相談、

●病院のドクター、理学療法士(PT)の先生との連携

などを行いながら、
選手一人ひとりの状況確認を行うようにしています。

そんな中、いつもお世話になっている病院の先生から、

「リハビリの進捗状況を相談したいので、
 選手と一緒に一度病院にきてください」

とのこと。

「なるほど、ケガをして復帰して、またケガをしたということもあり、
 リハビリも一筋縄ではいかないのかも」

ということで久しぶりに病院のリハビリ室にお邪魔しました。

PTの先生からは
ケガの再発予防として鍛えておくべき部位と、
体の使い方についてのアドバイスを受け、そして、

「実際のスポーツ現場ではどこをチェックしているのですか」

「普段、選手はどういう訴え方をするんですか」

「いつもニャロメさんは選手にどういう対応をしているのですか」

と質問攻め(?)にあいました(笑)。

病院でのリハビリと違って、
現場で選手にリハビリトレーニングを指導する場合、
チームの練習時間内では、なかなかマンツーマンで対応する
時間が取れないので、

●いかに正しい動きを教えて、選手に理解させるか

●進捗状況を把握するためにトレーニングファイルを作成・記入

●痛みのマネジメント

などを考えながら対応しています。

と話すとすごく感心されました(^^ゞ
ワタシとしては病院でのリハビリはとても参考になりましたが、
リハ室の先生方には現場の話がとても興味深かったようです。

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【機能解剖を勉強する中学生】

今週たまたまトップアスリート、を目指す中学生に会う機会がありました。
引率の先生に、

「ニャロメさんに自由研究の宿題をチェックしてもらいなさい」

といわれて、興味本位で宿題を拝見したところ、
な・な・なんと!
筋肉の機能解剖を勉強しているではありませんか。

ニャ:「これ、夏休みの自由研究なの!?」

選手:「はい。将来役に立つからといわれて一応・・・」

機能解剖の本を参考に、
トレーシングペーパーで図を写し取り、
筋肉のところに色を塗っていきます。
図が書けたら、起始、停止部と作用を書き入れます。

ってかなり本格的じゃないですか(@_@)

(参考本:ボディ・ナビゲーション)
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4752930781/dosportstrain-22/ref=nosim


大きな筋肉20個ほどを所属チームのコーチにピックアップしてもらい、
一つずつ本のページをめくりながら探していきます。
途中、なんだか悩んでいる様子。

選手:「腓腹筋(ひふくきん)ってどこですか?」

ニャ:「どこにあると思う?」

選手:「・・・腹ですよね?」

というやり取りの後、腓腹筋はふくらはぎの筋肉であることを学び、
トレーシングペーパーで黙々と書き写します。

ニャ:「腓腹筋とヒラメ筋の違いはわかった?」

選手:「腓腹筋の下にヒラメ筋で、腓腹筋のほうが大きいですね」

ニャ:「そう。ストレッチでも膝を曲げずに伸ばすと腓腹筋、
    膝を曲げて伸ばすとヒラメ筋がよりストレッチされるよ」

と教えておきました。
何といっても将来のトップアスリートですから〜!

それにしても中学生でここまで知っていると、ビックリしますね。
オチオチ間違ったことはいえないというか(笑)。

そしてこの自由研究を機能解剖の勉強にしようと提案した、
チームのコーチのアイデアに脱帽です!
選手が自分の体の構造について、理解を深めることは
ケガ予防、トレーニングを行ううえでも非常に大切なことだからです。

で、最後のオチとしては、

選手:「作用とかはよくわからないんですけどね」

ちょっと中学生らしくて安心しました。
そんな選手をみて、

「ワタシも勉強しなきゃ!!!」

と大いに刺激を受けたのでした。

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◆7、8月の読書感想
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【私が一番受けたいココロの授業】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4341131656/dosportstrain-22/ref=nosim

7月はほとんど本を読まず、8月に入って
普段の生活に戻ってからようやく読書習慣も戻ってきました。
年間目標がだいぶアヤシイので、下方修正しようと思っています(涙)。

それはさておき。
この本は長野県のある専門学校の授業で行われていた内容を
そのまま書籍化したというもの。

「就職対策授業」

ごくごく当たり前のことだけれど、
果たして振り返ってみると、本当に自分の中で
「当たり前の行動になっているか」
を考えてみると、一つ一つのエピソードがとても興味深いです。

読みながら、

「この本、選手に読ませてあげたいな〜」

と思ったのですが、
そう思う自分自身に必要な本なのだ、と読み終わってわかりました。


以下、7、8月の29冊の中からの今月のオススメ本です。

●できるやんか!―「人間って欠けているから伸びるんや」
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4267017018/dosportstrain-22/ref=nosim

●カリスマ教師の心づくり塾
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4532260094/dosportstrain-22/ref=nosim

●脳と心をあやつる物質
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062572699/dosportstrain-22/ref=nosim

●世界一利益に直結する「ウラ」経営学
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4776205173/dosportstrain-22/ref=nosim

●人生は勉強より「世渡り力」だ!
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4413042042/dosportstrain-22/ref=nosim


なるほどトレーナー本にオススメ本を掲載しました。

●2008年7、8月オススメ本はコチラより↓
http://astore.amazon.co.jp/dosportstrain-22/


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◆編集後記
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しばらくぶりに読書を再開すると、
読んでいなかった日々が信じられないくらいです。
でも非日常の中では、読書とは違う経験が出来るからなのかもしれませんね。

さていよいよ秋のシーズン到来です。
ケガなく、かつ常勝軍団目指してがんばります!


では来週134号でお会いしましょう☆


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