なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第136号) 平成20年 9月22日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 今年は突然大雨が降ることが多いですね〜。 週末も雨続きで、何かと予定が変更になりました。 ワタシは体調を崩さず、元気にがんばっています (何とかは風邪ひかない、という格言どおり?)。 では136号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「トレーニングと食事で身体を大きく」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「乗り物移動の腰痛対策」 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 「人が成長するきっかけは『背伸び』」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【トレーニングと食事で身体を大きく】 今週は久しぶりに近い学校にトレーナー活動に出かけました。 この時期はフィジカルトレーニングを中心に指導するのですが、 あいにくの雨のため、グランドではなく、 雨をしのげるアスファルトの広場にて。 トレーニング施設は十分なものがないため、 おもにパートナーの負荷を利用したトレーニングを行いました。 サーフェス(地面)がアスファルトということで、 ジャンプや切り替えし動作は膝や足に負担がかかりやすいため、 トレーニングを行いつつ、選手の様子をチェックしつつ、 過度なストレスがかかっていないかを確認しました。 そしてクールダウンは念入りに。 さらに自宅に戻ってからのお風呂タイムと その後のストレッチについても、 「必ずこれだけはやっておくように」 というものを話しておきました。 いつもとは違った環境下でのトレーニングなので、 心配性かな〜と思うくらい、いろいろアドバイスしました(^^ゞ なんでもカントクからは、 「この時期に身体を一回り大きくするよう」 プレッシャーがかけられているらしく? トレーニング前後で体重を量り、記録するようになっていました。 トレーニングと同じくらい大切なのが、「栄養」と「休養」。 「どういうものを食べたら、体重が増えますか?」 「プロテインはどのくらいとったらいいですか?」 という質問が増えてきたので、 トレーニングとあわせて「栄養講習会」の開催を、 部長先生にお願いしておきました。 毎年行っている「栄養講習会」ですが、 選手は少しずつ入れ替わりますし、 1年前の話はずいぶん印象が薄れているようですので、 上級生は復習をかねて、勉強する機会を設けたいと思います! …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【乗り物移動の腰痛対策】 チームは秋のシーズン中で試合が多く、 バスで試合会場まで向かいます。 近いところはいいのですが、 遠いところだと何時間もバスの中で座りっぱなしになるため、 試合会場に着いたとたんに、 「腰が痛いです〜」 ということがしばしばあります。 確かに体の大きな選手にとっては、 バスの座席はさぞかし窮屈だろうなぁ〜というのは 察しがつくところですが、 対応策もなかなかむずかしいものがあります。 授業中、ずっと同じ姿勢で座っていられないというのと同じですね(>_<) これは、同じ姿勢で長時間過ごすことにより筋肉が緊張し、 関連する関節などが※拘縮(こうしゅく)を起こしていると考えられます。 ※軟部組織が伸縮性を失って固くなり、 その結果関節の動きが悪くなる状態のこと。 バスなどの乗り物移動で起こる腰痛を予防する、軽減する対策としては、 ●一番いいのはトイレ休憩などを挟んで、その時々で軽くストレッチする ことですが、移動の都合上なかなか休んでばかりもいられません。 他に何かないか、考えてみたのですが、 ●移動前後で体をほぐし、ストレッチをする ●バスの中で時々姿勢を変えて、座ったままで出来るストレッチをする ●足が長くて困る場合は、補助席に座って足を伸ばす ●座る姿勢が悪くならないように、足元に足置きとなる台などを用意する 特急電車などには足を置く台が設置されていることがあり、 足を台の上に置くとかなりラクに座れますよね。 あの感じを移動中のバスでも出来ればいいかな、と思います。 ずっと座りっぱなしですと、 エコノミー症候群などの危険性も考えなければいけませんが、 この場合は飛行機など長時間にわたって座り続ける場合なので、 今回の場合はあまり考慮しなくていいかなと思います。 日頃から悩まされている乗り物での移動中の過ごし方ですが、 少しでも工夫して、いいコンディションで試合に臨めるように、 いろいろとアドバイスできたらと思います。 …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 …………………………………………………………………………………………… 「人が成長するきっかけは『背伸び』」 【脳を活かす仕事術】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569701930/dosportstrain-22/ref=nosim 脳科学研究者である茂木健一郎さんの新刊著書。 同時期に出た「ひらめきの導火線」も読みましたが、 こちらのほうが、ワタシ個人としてはいろいろと興味深いなと思いました。 【ひらめきの導火線】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569701124/dosportstrain-22/ref=nosim 友人の脳科学研究者によると、茂木先生は 「ちょっと変わった人なんだよね」 とのことですが、 専門分野である脳科学のことを、一般人にもわかりやすく、 興味深く教えてくれるという点で、非常に尊敬しております。 ワタシもトレーナーとしてこういった存在でありたいと。 と話が脱線しましたが、今回の言葉。 メジャーリーガーとして活躍した長谷川滋利さんも 同じことを言われていたなぁと思い出しました。 確か、テレビだったと思うのですが、 「自分にはちょっとレベルが上かな、というところにあえて挑戦することで そのレベルに自分がなじむようになる」 (といった趣旨だったように思います。うるおぼえでスミマセン) あえて厳しい環境に身をおくことで、 何とかそのレベルで活躍できるように体や心を無理やり?成長させる。 トレーナーとしては「ストレッチさせる」と言いたいところですね。 「背伸び」をするには他人の目が欠かせないとのこと。 人から見られて、失敗を繰り返しながら、 成長していくのかもしれませんね。 【脳を活かす仕事術】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4569701930/dosportstrain-22/ref=nosim …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… 雨続きで、予定変更が絶えません。 「職業柄」といってしまえばそうなんですが、 天気予報だけはあてに出来ないものですね(涙)。 今シーズンも順調にがんばっております。 では来週137号でお会いしましょう☆ このメルマガでは取り上げてほしい話題や疑問・質問、 心に響く素敵な言葉など、ご意見ご感想をお待ちしています〜 (掲載不可の場合はその旨、一言書き添えていただくと助かります)。 ↓↓ メールフォームはこちらから ↓↓ http://www.enterprize-n.com/cgi2/smaildx/index.cgi 【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせ】 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2008 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |