なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第140号) 平成20年10月20日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 朝晩はめっきり寒くなってきました。 洗濯物を乾かすためだけに扇風機を使っていたのですが、 さすがに部屋が寒くなったので片付けることにしました(笑)。 読み終わった本も片付けなければ(^_^;) では140号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「疲労のマネジメントと回復」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「秋でも花粉症」 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 「本当に勝ったといえるのは、相手の長所を打ち砕いて勝ったときだけ」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【疲労のマネジメントと回復】 秋のシーズン開幕からはや2ヶ月近く。 選手もチームもなんともいえない疲労感が ずいぶん見られるようになってきました。 もちろん、そういった疲労を回復するためのクールダウンであったり、 オフ日の過ごし方であったりというのはちゃんと考えて行うわけですが、 どうやら 「 疲労 > 回復 」 という感じでなかなか疲れが回復しない、 ということを訴えてくる選手が多くなってきました(@_@) 疲労が蓄積されると ●競技パフォーマンスの低下 ●とっさのときの動きに起こるケガ(急性外傷) ●筋肉の拘縮(こうしゅく)が違和感、痛みを誘発する(慢性障害) ●判断力の低下 などが懸念されるため、 疲労感を感じるときには早めの対応が必要になってきます。 どのようなことが疲労回復につながるのかは 選手個人によっても変わってきますが、 ●運動後のクールダウン(軽いジョギングとストレッチ) ●しっかり湯船に浸かって入浴 ●栄養補給(食事や必要に応じたサプリメントなど) ●十分な睡眠 などをアドバイスします。 選手によっては自分の好きな音楽を聞くこともいいでしょうし、 選手同士で楽しく話をする時間を設けることも、 脳へのリフレッシュ効果が期待できそうです。 「練習時間以外の時間をいかに自分へ投資するか」 という概念を持って、 それぞれの選手にあった時間の過ごし方をアドバイスできればと思います。 ※今月号のトレーニングジャーナルは「オンとオフの切り換え」でした。 こちらも参考にさせていただいています〜。 【トレーニングジャーナル(月刊誌)】 http://www.fujisan.co.jp/Product/3139/ap-nyaro_2000 …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【秋でも花粉症】 季節の変わり目ということもあり、 「鼻がグズグズいうんです、喉も痛くて、頭も重い」 といった体調不良を訴える選手がいます。 最初は風邪かな?とも思っていたのですが、 そういった選手の中にどう考えても花粉症らしき症状が みられることがあります。 「花粉症じゃないの?」 とたずねてみると、春先も花粉症に悩まされている選手がほとんど。 花粉症とは 「花粉によって引き起こされる季節性のアレルギー症状」 のこと。 これは春のスギ花粉に代表されるものの、年間を通してみられる症状です。 夏から秋にかけては ブタクサ、ヨモギ、イラクサ、カナムグラ、セイタカアワダチソウ などが代表的なものになるそうで、 そういえばグランド周辺にはいろんな草が生えています・・・(-_-;) 対策としては春と同じく、 ●マスクやゴーグルを使用する ●部屋を掃除し、花粉を室内に持ち込まないようにする ●飲酒は血管を広げて鼻水を増やすため避けたほうがよい ●不規則な生活を避ける (自律神経のバランスが崩れるとアレルギー症状を悪化させる) (以上セルフケア) ●耳鼻科にいって薬を処方してもらう などがあげられています。 花粉の量や時期などはその地域によって変わってくると思いますが、 秋にも花粉症が存在する、ということは 頭の片隅に覚えておいたほうがよさそうですね〜。 (参考サイト) 【花粉症のページ夏−秋編】(国泰寺薬局) http://www10.ocn.ne.jp/~kokutaij/kafunshou.html 【花粉症】(Wikipedia) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E7%B2%89%E7%97%87 …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 …………………………………………………………………………………………… 「本当に勝ったといえるのは、相手の長所を打ち砕いて勝ったときだけ」 【勝負脳の鍛え方】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4061498614/dosportstrain-22/ref=nosim 今回はトレーナーを支える言葉というよりは、 選手が勝負に対してどのような心構えで臨むべきかを、 端的に表している一言。 「一般的には、相手の弱点を攻めて勝つことがセオリーとされています。 しかしこのような思想では一流の選手が集まるオリンピックや国際大会 では勝てません。このような考え方で練習しているかぎり、自分を一流 のレベルに高めることも出来ません」(P88〜89) 「勝負脳」とは林先生がつくられた造語だそうですが、 脳外科医の立場から、 「脳の可能性を知らずに負けてしまうのはもったいない。 自分の実力に見合った結果を得られるためにぜひ知ってもらいたいこと」 を一般の方にもわかりやすく書かれた本なのです。 この本、2年ほど前に出版されたものなのですが、 最近は「北島康介選手が絶賛!」といった帯などがよく見られます。 アテネオリンピックを直前に控えた競泳日本代表チームに、 林先生が講習を行ったそうなんですね。 ※本文にはまったく代表チームの話題は出てきませんが(^_^;) 「勝負脳」というものをわかりやすく説明するために、 スポーツを例に話をすすめていますが、 ビジネスにおいても、トレーナーという仕事をする人にとっても、 非常に興味深い本であることは間違いなさそうです〜。 …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… 「鼻がグズグズ、目がかゆく、くしゃみが止まりません!」 といってきた選手と話をしていると、どう考えても花粉症(^_^;) 調べてみるといろいろと勉強になりました。 では来週141号でお会いしましょう☆ このメルマガでは取り上げてほしい話題や疑問・質問、 心に響く素敵な言葉など、ご意見ご感想をお待ちしています〜 (掲載不可の場合はその旨、一言書き添えていただくと助かります)。 ↓↓ メールフォームはこちらから ↓↓ http://www.enterprize-n.com/cgi2/smaildx/index.cgi 【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせ】 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2008 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |