なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

                                                            (第141号)

                                                      平成20年10月27日

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こんにちは、ニャロメです。

「スポーツの秋」「食欲の秋」「読書の秋」と秋を満喫中です〜。
どれが一番メインかといえば、
仕事では間違いなく「スポーツ」なんですが、
「読書」も「食欲」もそれに負けないくらい一生懸命です(笑)。


では141号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「コーディネートもトレーナーの仕事」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「競技経験とトレーナー活動(前編)」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「できるだけ人とふれあうこと」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【コーディネートもトレーナーの仕事】

秋のシーズンの合間をぬって、
近い学校のトレーナー活動に行ってきました〜。

ここでは主にフィジカルトレーニングの指導と、
スポーツ傷害相談・サポートにのっているのですが、
月に一度か二度の学校を訪問では日々の選手の状況を把握するのは
むずかしいのが現状です。


「この前、膝を打撲したんですがなかなか良くなりません」

といっていた選手にRICE処置やトレーニングの方法などを教えて
困ったときには連絡するように指示するのですが、
次回会ってみると、

「たいしたこと、なかったみたいです」

と良くなっていることがほとんどです(^^ゞ

毎日たずさわっているチームでのトレーナー活動とは、
まったく違ったアプローチ方法が必要になりますね。


そんな中、顧問の先生から選手の状況をメールにて連絡いただき、

「セカンドオピニオンを含め、専門医を紹介してもらえないですか?」

とのこと。

ケガの状況から考えて適切と思われるスポーツドクターの病院を
何件か挙げ、曜日ごとにどこの病院が一番近くて、
どういう対応をしていただけるかといったことまで連絡しました。

数日後、選手本人からのメールには、

「いろいろ調べてもらってありがとうございます。
 今、行っている病院の先生が一番よくわかっていると思うので、
 そちらで引き続き治療をしたいと思います」

とのこと。

な・なんでしょう?この温度差は??

と思ったらどうやら選手のご両親が、
どうしても一番いい治療を受けさせたいという意向があり、
それが顧問の先生を通じてワタシのところに連絡が来たということでした。

なるほど(@_@)

状況がよくわからないだけに、
こちらも手探りでいろいろと対応することもあるのですが、
コーディネーターとしてのトレーナーの役割を求められていた、
ということになるでしょうか。

間に入る先生もタイヘンでしょうが、
いろんな要望にこたえられるよう、トレーナーもいろんな情報や
ネットワークが必要だなぁ〜と改めて感じました!

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【競技経験とトレーナー活動(前編)】

トレーニングジャーナル11月号の対談の中で、
経験のあるスポーツでトレーナー活動をするときの
メリット・デメリットということが記事の中にあり、
興味深く読ませていただきました。

そこで、ワタシも自分の経験からもいろいろ考えてみることにしました。


ワタシは現在、競技経験のないスポーツでトレーナー活動をしているのですが、
実は、競技経験のあるスポーツのトレーナー活動もしたことがあります。
そのときに痛切に感じたのが、

「ダメだ!これは見るスポーツではなくて参加するものだ」

ということ。

ワタシは自分がやったことのあるスポーツに
トレーナーとして活動するには気持ちが入りすぎるというか、

「ワタシならこうするのに」

という気持ちが多すぎるということが判明(-_-;)
見ているだけじゃつまらない、実際にワタシも参加したい!
という思いでいっぱいでした。


競技経験のあるスポーツでトレーナー活動をするときの
メリットとしては、

●競技特性やルールを熟知している

●動きを身体で再現することが出来る

●必要であれば練習相手をすることが出来る

●経験者でしかわからないような悩み(フィジカル面に限らず)
 を理解することが出来る

●技術指導の内容に照らし合わせてトレーニングやリハビリテーションを
 組み立てることが出来る

などなど、考えればいろいろあると思います。

一方デメリットとしては、

●競技力がトップレベルに近づけば近づくほど、
 自分の競技成績を問われることがある

●客観的な視点で競技や動作をみることがむずかしいときもある

●自己流の指導方法や、自分が信じる指導方法がまず第一優先になる
(客観性を欠く、という意味においてマイナスかな?と)

●どうしても自分もやりたい
(これはワタシだけかもしれませんが・・・)

などなど。

ワタシの場合はモロに、デメリットが働いていたわけです。

思い入れのある競技だけに、トレーナー活動をしていると
物足りなさを感じてしまいました(涙)。
それだけそのスポーツが好きなんですけどね・・・。

短期的な仕事であれば大丈夫だと思いますが、
長期的にオリンピックを目指すといった長いスパンでの
トレーナー活動は、ワタシにとっては適切なものではありませんでした。

ということで?今のトレーナー活動があるのかもしれません。


競技経験のないスポーツに関するトレーナー活動については、
また来週、この続きを考えてみようと思います。

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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「できるだけ人とふれあうこと」

【この人はなぜ自分の話ばかりするのか】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4863326378/dosportstrain-22/ref=nosim

トレーナーの仕事というのは、技術、知識もモチロン必要ですが、
なんといっても人と接することから始まります。
コミュニケーション能力を磨くということは必要不可欠な要素です。

「人を読む力」というのは現代では通信の発達によって、
かなり衰えているといえるでしょう。
必要なときに電話・メールで事足りることが多くなってきたからです。

だからこそ「意識して人と接すること」、
パソコンの前に座っているのではなく、人に会いに行くことが
コミュニケーションの質をアップさせると書かれています。

メール、携帯、ウェブに頼ってばかりでは
コミュニケーションの効率化は図れても、質はどうなのか?
というところですね(^_^;)

それにしてもこの本は、行動パターンや環境、話し方など
あらゆる要素を含んだ「人を読む力」をわかりやすく解説し、
最終的には「他人から読まれる自分」について、
どのように準備し、習慣化していくのかまで書かれている
とても興味深い一冊でした。

トレーナー活動をしている自分を客観視するためにも、
オススメの一冊です!


【この人はなぜ自分の話ばかりするのか】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4863326378/dosportstrain-22/ref=nosim

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◆編集後記
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「食欲の秋」

「秋の味覚たっぷり!マツタケ入りご飯」にひかれて注文したところ、
マツタケスライス2枚の入った「しめじご飯」でした(笑)。
香りだけはマツタケのにおいたっぷり!
それだけではモノ足らず、「今が旬!栗をふんだんに使ったモンブラン」
も食べました。「食欲の秋」バンザイ!!


では来週142号でお会いしましょう☆


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