なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

                                                            (第143号)

                                                      平成20年11月10日

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こんにちは、ニャロメです。

急に寒くなってきて、毎日寒さ対策に追われています。
昨年使っていた手袋を引っ張り出してきたところ、
・・・穴が空いていた。

早めにいろいろと準備しておきたいものです(^_^;)


では143号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「ランニングプログラムを考える」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「ストレッチに対する意識」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「どんな仕事でも『得意です!』と答えて、受けてから勉強する」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【ランニングプログラムを考える】

公式戦がすべて終わり、
いよいよ土台作りのためのオフシーズン突入となってきました。
これからは次期シーズンに向けて、

●現段階で、何が必要で何が足りないのかを把握し、

●どのような計画で、どのくらいの期間をかけて、

●具体的にどうしていくのか

ということを考えてプログラムを作る必要が出てきました。


これはチームの方針や、強化すべきところなど
カントク、コーチをはじめスタッフ全員で意見を出し合い、
計画を立てることにしました。

トレーニング計画と同じく、ランニングにも期分けが存在します。

期分け=ピリオダイゼーションといいますが、
期間を分けて、目的に応じたプログラムを組むことをさします。
年間計画などマクロ的なものから、
今週どうする?といったミクロ的なものまで
さまざまな期分けが考えられます。

まずは期間ごとに目的を考え、
それにあわせてランニングの強化したいポイントを考え、
具体的なメニューを組み合わせる。

そのうえで、ポジションごとでもその動きの特異性にあったものを
提案していく必要がありますし、
使用できるフィールドを確保することも必要です。


さらに技術練習の時間を要望されると、
ランニングプログラムを組むのはパズルを組み合わせるかのごとく。

「あれもやりたい」「これもやりたい」

だけでは計画性がないですし、
詰め込みすぎで、オーバートレーニングにもなりかねない。

そんなことを考えながら、

●スタッフの意向を尊重しつつ、

●計画性があり、目的がはっきりし、

●しっかりと強化できるようなランニングプログラム

を提案していきたいと思います。

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【ストレッチに対する意識】

選手が一人でストレッチを行っていたのですが、

「体がかたくて、ガチガチなんですよね。ガチガチ」

と言いながらストレッチをしていました。
それを聞いてワタシは、即座に、

「体がフニャフニャです、フニャフニャです」

と言いながらストレッチをするようにアドバイス。
それが効を奏したのか?

「あ!なんだか少し伸びたような気がします」

なんて単純に反応してくれました(笑)。


言葉を変えただけで本当にやわらかくなるのか?と思うのですが、
言葉がけはメンタル的にも、そして潜在能力を引き出す上でも
非常に効果があるといわれています。

もともと持っている能力は高い(と思われる)のに、
それを十分に活かしきれていない選手の場合、
自分で自分を制限してしまっていることも考えられます。

その一つが自分に対する言葉がけ。

持っている能力を発揮する5つの要素として、

「身体のリラックス」「目的意識」「主体性」「イメージ」「暗示」

があり、これらをうまく利用することで、
潜在能力を十分に引き出すことが可能になるそうです。

【問題解決セラピー】より
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4862800793/dosportstrain-22/ref=nosim


ストレッチでも伸ばしている筋肉を意識する、
といったことは基本ですよね。

力を入れすぎず、目的意識を持って、
「やらされる」ではなく「自らすすんで行い」、
イメージしながら、好ましい状況を暗示する。

「これ、スポーツにも応用できるんじゃないかな〜」

と思いながら読みすすめてみると、
ストレッチの「ガチガチ」と「フニャフニャ」の例が出ていました(*^_^*)

ということで読んだものはすぐに使ってみるワタシ(笑)。
ちょうどいいところに選手がストレッチをしながら嘆いていたので、
最初のアドバイスをした、というわけです。

(他人から学んだもの=ワタシのもの)

持っている能力を発揮する5つの要素というのは非常に参考になりました。
いろんな本を読んでみるものですね〜。

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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「どんな仕事でも『得意です!』と答えて、受けてから勉強する」

【NHK「トップランナー」の言葉】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4837977308/dosportstrain-22/ref=nosim

たまたま本屋に買出し?にいったところ、
平積みにされていた中から発見した一冊。
パラパラめくってみると、
「読みやすそう、面白そう」ということでお買い上げ。

NHKトップランナーという番組の中で出演された方々の語録集です。

参考)NHKトップランナー・ウェブサイト
http://www.nhk.or.jp/tr/

月曜日の深夜24時10分〜の放送予定なので、
今晩、見ることが出来ます。

その中でまず一番最初にうならされた言葉が、
作家リリー・フランキーさんの言葉だったのです。

(ここから脱線)

「東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン」
を発売当初の2005年7月に読み、ブレイクする前に読んだ☆
と一人優越感に浸ったものです(笑)。

【東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4594049664/dosportstrain-22/ref=nosim

(脱線終わり)


どんな仕事も出来る、出来ないで判断するのではなく、
「得意です!」といってから勉強するあたり、
以前のワタシに欠けていた部分でもあり、
今のワタシはこれを目指しながら仕事をしています。

ウソはいけませんから「得意です!」と言った以上は、
「得意」になるまで「勉強」するんですね。

どんな仕事も最初は経験ゼロからのスタート。
そう思えば、何事もチャレンジしてがんばろう!と勇気が出ますね。

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◆編集後記
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最近、休みがないのに料理に凝っています。
料理番組大好き。
かといって「得意です!」と言い切れないところが
・・・なのですが(笑)。


では来週144号でお会いしましょう☆


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