なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第147号) 平成20年12月 8日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 昨日インフルエンザの予防注射をしました。 インフルエンザの抗体は、できるまでに約3週間かかり、 しかも1回接種では約7割の予防効果ということをしり、 ちょっと凹んでます(笑)。 でも何事も先回りして考え、行動することが大事なのです (と自分に言い聞かせている)。 では147号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「何事も先回りして考える」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「トレーニングをする時間」 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 「話すことは理解のスタート、話さないことは誤解のスタート」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【何事も先回りして考える】 オフシーズンのフィジカルプログラムについて、 長期、中期、短期にわけて計画し、 来年のシーズンにベストパフォーマンスに近い状態で、 試合に臨むことを目標として毎日トレーニングに励んでいます。 大きな目標を見ながら、足元を一歩一歩固めるというのは 現状という始点と目標という終点を結ぶ線を引く作業ですね。 毎回修正したり、フリーハンドなので曲がったりしながらも(!?) 最終的に目標につながっていくように、 ワタシも出来ることを全力でサポートしようと奮闘中。 ●それがトレーニング計画であったり、 ●ケガ予防のプログラムであったり、 ●インフルエンザ予防接種であったり、 ●体調を崩さないための手洗い、うがいの励行であったり、 ・・・とすべては「先を見据えた準備」につながるのかな、 と考えています。 体調を崩すということは練習が出来ない状態となり、 そこから練習復帰するまでには時間がかかります。 休むことも時には必要ですが、 体調を崩して休むのとはまた違う(^_^;) ただ休んだことで練習やトレーニングが計画通りにいかなくなっても、 それをうまく修正していくのもトレーナーの技量ですね (もちろん、フィジカル面で、です)。 と、そんなことを考えながら活動した一週間でした。 最近、体調不良を訴える選手がチラホラいます。 ●喉の痛みにはタオルを首に巻くこと ●外から帰ったら必ずうがい、手洗いをすること ●暖房などで空気が乾燥しているので、濡れタオルや洗濯物を部屋に干すこと ●体を温めるようなものをしっかり食べて、しっかり寝ること 冬休み前の練習やトレーニングを皆勤賞でやり遂げられるように、 しっかりアドバイスしています! …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【トレーニングをする時間】 先日、このような質問を受けました。 「トレーニングというのはどの時間帯が一番いいんでしょうか? 担当しているチームでは、技術練習をメインに考えていくと どうしても早朝しか時間が取れません。 朝早くからトレーニングをしている選手を見ると、 この時間でいいのだろうか?と疑問に思います・・・」 確かに、トレーニング(ウエイトトレーニング)を行う最適な時間帯 というのは存在するようです。 書籍や文献などによって多少変わりますが、 おおむね「午前10時〜午後5時頃」のいわゆる日中時間が 望ましいとされているようです。 ・・・学生チームなら授業時間、 社会人チームなら就業時間ですよね(汗)。 プロ選手なら時間が取れるかもしれませんが、 アマチュア選手、さらにチーム全体で、 となるとなかなか難しいことも考えられます。 「じゃ、どうしたらいいんだろう?」 ということなのですが、段階的に考えると、 1)まずトレーニングの時間を確保する ↓ 2)トレーニングの時間を調整する ↓ 3)与えられたトレーニングの時間をさらに有効なものにする とアプローチできると思います。 ●トレーニング時間の確保 最適な時間帯が得られない、 技術練習がメインでトレーニングをする時間がない、 よって、トレーニングはしない・・・というのが一番困るところです。 短時間でも細切れに行うことで、チリツモ効果。 何とかトレーニング時間を確保するようにスケジュール調整します。 ●トレーニング時間の調整 次は出来れば最適な時間帯に近づけたいところ。 毎日授業があるけど、土曜日は大丈夫だとか、 この曜日は先にトレーニングをしてから練習を行うとか、 一回一回のトレーニングで考えるのではなく、 大きなスパンで調整していくようにします。 ●トレーニング時間の有効活用 で、結局、早朝しか時間が取れなかったという場合。 体がおきていない、運動する準備が整っていないということが ネックとなってくるわけですので、 早朝トレーニングの前に散歩などをして体を起こす、 軽食(特に炭水化物など)をとって栄養確保をする、 前日は早めに就寝するなど 与えられた時間を最大限活用できるように出来ることから 改善していくようにします。 少しでもいい環境でトレーニングが出来るようにすることも トレーナーの仕事です。 チームスタッフとコミュニケーションをとりながら、 「このチームがさらにいい状態になるためにどう環境を整えるべきか」 という視点で考えてみると、 スタッフの見ている方向性とチームの目標もはっきりすると思います。 …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 …………………………………………………………………………………………… 「話すことは理解のスタート、話さないことは誤解のスタート」 【人づきあいのレッスン】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4478004048/dosportstrain-22/ref=nosim 著書の和田裕美さんはご自身が営業で実績を積まれ、 「人に好かれる話し方」や「売れる営業になる方法」などのセミナーを 開催されています。 和田さんの本は何冊か読ませていただいたのですが、 雰囲気が柔らかく、ハードなビジネス書に比べると 物足りなさを感じていたところもあったのですが。 この本だけは前々から気になっていたところに、本屋で見つけて購入。 いつもの柔らかさの中にも「考え方の壁を越える強さ」を感じて、 とても楽しく読むことが出来ました。 この本の中の一つでも二つでもいいから実践すると、 人とのコミュニケーションが楽しくなるだろうなぁ!と。 それが出来ていないワタシはまだまだ未熟者だなぁとか。 単純に、和田さん、すごいなとか(笑)。 「話すことは理解のスタート、話さないことは誤解のスタート」 とはうまくいったものだと感心することしきり。 トレーナーという仕事は技術・知識もさることながら、 人とのコミュニケーションなしには成立しないものです。 「よく話すこと」 というのは「よく」聞く話ですが、 話さないことは誤解を及ぼしかねないのだという単純なことに 「そうだよな。思い当たる節があるな」 と自分の経験と照らし合わせて反省。 読んだものから何を得たか、どう自分が変わったか、が重要なので、 さっそく出来ることから実践します! 【人づきあいのレッスン】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4478004048/dosportstrain-22/ref=nosim …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… 先日チームスタッフから誕生日ケーキを用意してもらったのですが、 ナント年齢分のろうそくを準備して、さしてくれました。 ってケーキの表面がボコボコに(^_^;) まだろうそくをさすスペースはありましたからね、少ないけど!(自爆) この一年の目標は「良い循環を起こす」ことです。 明るく、楽しく、前向きに(たまに落ち込むこともありますが) いきたいと思います! では来週148号でお会いしましょう☆ このメルマガでは取り上げてほしい話題や疑問・質問、 心に響く素敵な言葉など、ご意見ご感想をお待ちしています〜 (掲載不可の場合はその旨、一言書き添えていただくと助かります)。 ↓↓ メールフォームはこちらから ↓↓ http://www.enterprize-n.com/cgi2/smaildx/index.cgi 【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせ】 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2008 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |