なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

                                                            (第148号)

                                                      平成20年12月15日

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こんにちは、ニャロメです。

ここにきて車の修理、携帯の不具合と
年末らしく!?バタバタしております。
掃除も早めに始めようとしたのに、あまりのやることの多さに
すぐに断念するというへたれようです(-_-;)

無事2009年が迎えられるのでしょうか??


では148号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「病院内で受診科をハシゴ」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「診察と疲労骨折」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「自分の評価を高める言葉を持つ」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【病院内で受診科をハシゴ】

毎日チームの練習に参加しながら、
トレーニングの立案、指導をしつつ、
違和感や気になる部位がある選手のサポートを行い、
全体でのコンディショニングのレベルアップをはかり。

今までのオフシーズンの中で、もっともやることが多いかもしれない(^_^;)

チームのトレーナーとしては優先順位をつけ、
応急処置や大きなケガ・病気などへの対応をまず第一にして
頭の中がパニックにならないように工夫しています。


今週はケガで練習に参加できていない選手と、
先日まで内科疾患で入院していた選手が、
同じ曜日に同じ病院を受診するというので、
トレーナー兼運転手ということで帯同してきました。

整形外科で話を聞き、今後の治療やリハビリの進め方を聞いた後は
内科へ行って出来ることと出来ないことを確認し、
病院内を上へ下へと往復しておりました。

整形外科的な内容はある程度勉強してきた分野なのですが、
内科系疾患に関しては、絶対的経験が少なく、
一つ一つの疾患に対して教えてもらうことだらけで、
ビックリすることだらけです(汗)。


※ちなみに病院を受診するときに帯同することは、
 本人・保護者(未成年の場合)の同意が必要であり(個人情報保護のため)、
 ワタシも事前に確認しています。


その日は受診した選手たちを送り届けた後、
近い学校に行ってトレーナー活動を行い、
戻ってきてインフルエンザ予防接種第二弾の選手たちをコーディネートし、
その後、チーム練習に参加しました。

一日4イベント・・・(@_@)

こんなにイベント?が重なることはめったにないのですが、
トレーナーも走る師走ということで、
もうひと踏ん張りしたいと思います〜!

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【診察と疲労骨折】

疲労骨折といえば慢性のスポーツ障害の代表選手のようなものです。

もともと「金属疲労」という言葉が由来となったもので、
スポーツ動作の繰り返しによって、骨に微小なストレスが蓄積されて
骨折にいたることをさします。

ということは疲労骨折は一日で起きるものではなく、
長い時間をかけて少しずつ起こってくるものなのです。

よく訴える症状としては運動痛と圧痛があり、
初期の場合は軽い運動ができることもありますが、
進行すると運動することが困難になります。

運動時に関節以外の部位に痛みを訴える場合は、
疲労骨折を頭の片隅においておく必要があります。


しかし「痛みがあるから、疲労骨折だろうか?」
と思ってレントゲンを撮ってもすぐには判断がつかないことが多く、
だいたい骨折したと思われるであろう1〜2ヵ月後の、
骨癒合の状態が確認されてはじめて、

「疲労骨折ですね」

という診断がつくことになります。
すぐにはわからないという点で、
現場でのトレーナー泣かせのケガともいえます。

レントゲンのほかにはMRIやCTでの画像診断で
判別できる場合もあります。
また骨シンチグラフィー(アイソトープ検査)という検査が
行われることもあります。

ここまで検査することはめったにないのですが、
骨シンチをして、疲労骨折のような疑いがもたれる画像を見てもまだ、

「疲労骨折なのかどうなのか判断がつかない」

といわれたことがあります(泣)。
発生部位によるもので、病院のドクターによっても意見がわかれ、
治療の方針もいろいろと選択肢があります。

こういうときこそ積極的に
「セカンドオピニオン」を求めるべきなのかな、と
「疲労骨折疑い」の症状をみながら頭を悩ませています。

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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「自分の評価を高める言葉を持つ」

【「病」になる言葉】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062151081/dosportstrain-22/ref=nosim

消化器内科が専門のドクターが、心療内科を学び、
言葉がいかに大切かということを説いた著書。 

ドクターと患者という言葉がけは、
トレーナーと選手という関係においても大いに当てはまるのでは?
と読み始めたのですが、参考になることがたくさんありました。

ところで、
選手と向き合うときにすべてがうまくいくことはめったになく、
時にはぶつかったり、リハビリがうまくいかなかったり、
もっといい選択肢があったのではないかと自分自身を責め、
自己評価を下げることがあるのではないでしょうか。

ワタシは毎日のように「無力感」、「自責の念」と戦っています(^^ゞ

そんなトレーナー自身の評価を高めるような言葉を
あらかじめしっかり持っておくことも大切なこと、
と著者の梅谷先生はおっしゃっています。

どんな言葉がいいのかは人それぞれだと思いますが、
自分の評価を必要以上にさげすむことなく、
いつも前向きにチャレンジし続けたい。

ワタシも必要以上に凹まないようにがんばりたいと思います!

【「病」になる言葉】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062151081/dosportstrain-22/ref=nosim


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◆編集後記
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何かとあわただしい年の瀬ですが、
これからようやく忘年会シーズンに突入です。
皆さんも暴飲暴食には気をつけて楽しくお過ごしくださいませ!

では来週149号でお会いしましょう☆


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