なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

                                                            (第156号)

                                                      平成21年 2月 9日

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こんにちは、ニャロメです。

寒い冬場はどうしても朝、布団から起きられません。
「早朝から入浴しながら読書三昧」なんていう
生活をしていた頃が遠い昔に・・・(^^ゞ
気合を入れて、早朝からトップスピードでがんばりたいものです。

では156号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「新入生プログラム」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「新装開店・トレーナー書店オープン!」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「修行とは矛盾に耐えることだ」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【新入生プログラム】

いよいよ来年度の新入部員が練習合流する時期となりました。
そんなことはすっかり忘れていたワタシでしたが、
次から次へと新顔がくるので、

「そうだそうだ。新入生がくるのね」

と改めて思い出した次第。
それに伴って、新入生用のフィジカルトレーニングプログラムを
提案・指導することになりました。

毎年のことですが、入部してくる新入生にとっては
練習も初めてだけど、会う人会う人初めての人。
顔も一度には覚えられないだろうし、
精神的にかなりのストレスがあることは確かです。

そこで、体力的な要素もまだ十分把握していないため、
少し強度を抑えつつ、みんなで打ち解けられるような
楽しいプログラムを盛り込んで行っています。


新しく入ってくる選手に対して指導の上で気をつけることは、

●体力的要素が個人によって違うので、それを早めに見極めること

●練習に対するストレスだけではなく、
 人間関係のストレス(なじみの薄いところでの)があると認識すること

●不安に思ってもなかなかそれを口にしにくいということ

●違和感や痛みがあっても自分からは言い出しにくいこと

●生活リズム、環境の変化があるということを理解しておくこと
(睡眠時間や食生活など)

などなど。まだまだ考えればいろいろ思い浮かびそうです。


これを考慮してプログラムの計画を立てるときには
普段行っているトレーニング・ランニングに加えて、

●何人かで協力して行うチーム対抗のトレーニング・ランニング

●かといってリレーのような強度の高いものではなく、
 どちらかといえばアタマを使ったようなもの

●常にチーム編成を変えることで、いろんな選手(同級生)と接点を持つ

●「勝ち負け=体力的な差」とはならないような工夫

などを考えながら行うようにしています。

何も考えていないようで(←選手談)ちゃんと考えています(笑)。

そしてケガをしている選手、ダイエットプログラムが必要な選手など
個別対応もしていく必要があります。

新しい環境は楽しみもあるけど、不安もあるはず。
そんな不安が少しでも軽減できるような環境にすべく、
トレーナーとして出来るアプローチを行っていこうと思います!

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【新装開店・トレーナー書店オープン!】

つねづね思うことですが、
トレーナーはいつも「現場」と「机上」の両方で
学び続けることが必要だと感じます。

自分の知識をまとめるためにはじめたウェブサイトですが、
いろんな方に役立てていただき、交流を持たせてもらい、
トレーナーを志す人、また現場のトレーナー、
スポーツや運動、健康にたずさわるすべての人に
少しでもいい情報が提供できたらと思うようになりました。

そんな中、前々からオススメ本を紹介していたのですが、
このたびトレーナー活動に関連する書籍を集めたブログを
オープンさせることにしました。

「読むと読まないとでは大違いのトレーナー本」
 http://ntre.exblog.jp/

タイトルだけだとおどろおどろしい感じですが(笑)、
トレーナー活動を始めた頃の自分自身にアドバイスするつもりで、
本当に持っていて役に立つ本を集めてみることにしました。

定番の一冊から、何だコレ?と思うような一冊まで。

どうしても不定期更新なのですが(^_^;)
よろしければチェックしてみてくださいね。


ちなみに。

ワタシが持っているトレーナー関連書籍の中で、
一番高額な本がコチラ。

【スポーツ傷害の手術テクニック】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/475293048X/dosportstrain-22/ref=nosim

元ジャイアンツ桑田投手の肘を手術したことで有名な
フランク・ジョーブ博士の著書です。

必要なところだけコピーして何とかなるかなとも思ったのですが、
必要なときに、すぐに読めて、勉強になる!
ということで購入しました。

10年前の本ですが、今でも十分現場に活かせる内容に改めて感動です。

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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「修行とは矛盾に耐えることだ」

【赤めだか】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4594056156/dosportstrain-22/ref=nosim

立川談志さんのお弟子さんである立川談春さんの
修行時代が書かれた本。

・・・ということをこの本で知りました。

【仕事がつまらない君へ】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4863540159/dosportstrain-22/ref=nosim


談志さんが弟子をとるときには必ず
「修行とは矛盾に耐えること」というのを了解させてから
入門させるのだそうです。

これは、プロ(師匠)が大事だと思っていることでも、
素人(弟子)は「大したことではない」と判断してしまう。
素人が勝手に取捨選択していては芸は身につかない。
だから師匠がおかしなことを言うなと思っても、
持っている判断基準が違うのだから、素直に聞いてみるのが上達への近道
だということです。

自分の思ったことを貫くことも大切ですが、
人から受けたアドバイスを素直に受け入れてみることも必要だなぁと
わが身を振り返りつつ、この言葉の重みを感じますね。

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◆編集後記
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「赤めだか」という本。
調べてみるとかなり反響が大きかったようなのですが、
今までノーマークでした。
ということでさっそくチェックしてみることにします。

読書はやっぱり芋づる方式が一番(笑)。


では来週157号でお会いしましょう☆


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