なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第157号) 平成21年 2月16日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 2月とは思えないポカポカ陽気が続きますが、 またこれから寒くなるそうですね。 服装でも悩みますが、風邪など体調不良にならないよう 今週も元気に乗り切っていきましょう! では157号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「CPR講習会に参加しました」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「結果の出せる整形外科理学療法」 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 「不調のときはただただ行動する」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【CPR講習会に参加しました】 CPRとはCardioPulmonary Resuscitation=心肺蘇生法のことで、 講習会を実施している団体はいくつかあるのですが、 ワタシも資格更新のために、今週受講しました。 厳密に言えば、今、持っているトレーナー資格を有効にするために 必要な資格ということになるのですが(ややこしい)、 トレーナー活動だけではなく、日常生活においても いざというときのために、学んでおくことは必要です。 「一年に一度だから忘れないだろう」 と思っても、毎年毎年手順の見直しがされていたり、 よりよい方法へと改良されているので、 いつでも新しい発見があります。 今回受講した中でなるほどな!と改めて勉強になったことは、 ●AEDは乳児(生後1歳未満)には使用できず、 小児(1歳〜8歳未満)は小児用パッドを使って使用することが出来る ●ただし小児用パッドがない場合(やむをえない場合)は、 大人用パッドを使用することとする ●大人に対して小児用パッドを使用することは禁止である (電気ショックの出力が弱まり、逆に悪影響を及ぼすことがあるらしい) ●大人が倒れていて、AEDがたまたま小児用パッドしかなかったら・・・ AEDは使用せずにCPRを続けて救急車を待つ ●身体が濡れている場合にAEDを使用するときは、とりあえず パッドを張る位置が濡れてなければ出来る 主にAEDの使用に関することですね。 また前回受講したときにも2005年ガイドラインによって、 ●胸骨圧迫(心臓マッサージ)の割合が15:2 → 30:2になったこと ●循環のサイン(頚動脈に指を当てて心拍があるかを確認すること)は 行わない(むずかしいから、だそう) などが新しく施行されています。 参考ページ:ガイドライン2005(日本救急蘇生普及協会) http://www.jlsa.jp/g2005.html 使わないに越したことのない知識と技術ですが、 いざというときのための準備だけはしっかりと。 トレーナー活動の基本ですね〜。 …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【結果の出せる整形外科理学療法】 先日、セミナーを開催しいろいろ学ばせていただき、 中でも理学療法士の先生によるスポーツ傷害の評価法は ワタシにとってとても衝撃的(!)な講習でした。 とても半日ではマスターできる内容でないのですが、 傷害と評価の仕方についての考え方を教わった、 それだけでも非常に勉強になりました。 ということでお礼のメールを送ったところ、 先生から推薦図書を教えていただきました。 いわく、 「今回の講習内容の基本となる本です」 とのこと。 専門書なので多少は値が張るのですが、 何事も「自己投資」という便利な言葉のもとに購入(^_^;) 【結果の出せる整形外科理学療法】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4758306664/dosportstrain-22/ref=nosim トレーナー活動をされている方ならお気づきだと思いますが、 どんなスポーツ傷害も、その部位のみに原因があるのではなく、 運動連鎖に伴って傷害が起こることがほとんどです。 肩が痛いといっても原因は肩ではなく、腰だった、とか。 そういった運動連鎖からみたスポーツ傷害へのアプローチが 書かれている一冊です。 セミナーのときは「下肢のスポーツ傷害」について 主に講習をしていただいたのですが、 本では上肢・体幹・下肢と大きく3つにわけて解説されています。 みているスポーツによっても得意・不得意分野が出てしまうので (ワタシは特に下肢が弱い)、 普段対応しているスポーツ傷害へのアプローチ法の選択肢が 一つでも増えればいいなと思います。 そしてそれがチームや選手に還元できれば最高ですね。 …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 …………………………………………………………………………………………… 「不調のときはただただ行動する」 【ツキと幸運がやってくる31日の習慣】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4757305583/dosportstrain-22/ref=nosim 女子ソフトボールチーム日本代表のメンタルコーチとして 活躍された西田文郎さんの著書。 西田さんの本は基本的に読んでいるだけで元気になるのですが、 今回の本では読んだ人が実践できるように、 31日の習慣として31の行動目標が書かれています。 最近の脳科学、脳トレブームでいろいろと本を読んでいますが、 ●人間は何もしないとネガティブ思考に陥りやすい ●行動することで脳のやる気スイッチが入る ということが言われています。 不調のときはただただ行動するというのも、 そういった脳のしくみをうまく利用したもの。 ネガティブに考えがちな思考を、身体を動かすことで 何も考えない状態から、また明日がんばろうと思えるようになるまで。 今日はイマイチだなぁと感じたらこの言葉を思い出して、 動いてみようと思います! 【ツキと幸運がやってくる31日の習慣】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4757305583/dosportstrain-22/ref=nosim …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… 今回ご紹介した「結果の出せる整形外科理学療法」。 毎日興味のあるところを読みながら、少しずつ勉強しています。 何事もいろんな角度から考えてみることが 大切だなぁと感じる毎日です。 今回のメルマガはいかがでしたか? 「役に立った」「面白い」「よかった」と思われた方は ぜひクリック&ご意見をお待ちしています(*^_^*) http://clap.mag2.com/bajaecufre?157 (いただいたご意見はメルマガ上でご紹介させていただく場合があります。 掲載不可の場合は、その旨一言お書き添えいただければ幸いです) では来週158号でお会いしましょう☆ 【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせ】 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2009 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |