なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

                                                            (第160号)

                                                      平成21年 3月 9日

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こんにちは、ニャロメです。

最近、梅雨かと思うほど雨がよく降ります。
一雨ごとに暖かくなっていくのでしょうか〜?
車をいつ洗車していいのかわからないまま放置していたら、
なんだかスゴイことになっています(笑)。


では160号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「実践練習にて」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「トレーナーがいなくてもいい環境とは」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「努力をしている時間は長く、達成は瞬間・・・」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【実践練習にて】

今週はチームの練習も実践的なものとなってきました。

今まではランニングやフィジカルトレーニングの指導を
メインとして活動してきたのですが、
実践的な練習になってくるとワタシの仕事がなくなった(^_^;)

・・・というのは冗談ですが、

トレーニングコーチとしての役割というよりは、
アスレティックトレーナーとして、
ケガの応急処置にたずさわることが多かったような気がします。

もともとノンコンタクトスポーツなので、
激しいぶつかり合いなどは見られないのですが、
それでも相手と接触して、打撲、突き指、鼻血など。

軽度のものばかりでしたが、
受傷後の判断をしなければいけないので、
グランドでよく

「ニャロメさーん!」

と呼ばれていました。

選手は受傷したケガがどの程度のものなのか、

●応急処置(たとえばテーピングなど)をして練習を続けていいものか

●RICE処置など、患部を冷やして安静にしたほうがいいものか

●病院でレントゲン検査などを受けたほうがいいものか

●時間がかかりそうな場合、どのくらいで練習復帰できるのか

といったことをすぐ教えてほしいようで、
現場でトレーナーが判断できる範囲のことをみて、
その後の対応を行いました。

いろんな場所から同時に呼ばれると、
ちょっと困ってしまいましたが(なんせ一人しかいないもので)、
いつも「ヒマそう」なワタシが、パタパタしていると
「なんだか仕事をしている」ようにみられるのが、
いいのか、悪いのか(笑)。

スポーツの現場はいつも予期せぬできごとでいっぱいです。

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【トレーナーがいなくてもいい環境とは】

チームでのトレーナー活動をやってもうずいぶん経つのですが、
ワタシの究極の目標は、

「トレーナーがいなくてもいい環境をつくる」

ことです。

もちろん、これは究極の話で、
実際にはそのようなことはありえないのですが、

●チーム・選手たちが自分の体をよく知り、

●ケガの予防やパフォーマンス向上には
 どのようなことをすればいいかを知り、

●自ら、実践する

その中で、実際に起こったケガに対し、
どういうふうに対応すればいいか、
そのケガの判断はどうすればいいか、
ケガをしないためにはどのようなことをすればいいか
ということをアドバイスするのが、トレーナーの仕事であればいいなぁと
つねづね思っています。

しかし、これはまた同時に、
仕事の成果として目に見えにくいものであり、
評価としてどのように表現すればいいかということがむずかしい。

ケガを治療することは目に見えてわかる評価。

ケガを予防することは、
そのアドバイスや行ったことが予防につながったのかどうか、
わからないことも多い。

と、最近そんなことをぼんやり考えていました。

そのときチームのコーチに言われました。

「選手は毎年入れ替わるし、チームも毎年新しくなる。
 そのたびに選手を教育することが必要で、
 そのためにトレーナーとして、たずさわってくださいね」

なるほど。

究極の環境を作ろうと思っても、組織も変われば、人も変わる。

新しい出会いとともに、
チームのコンディショニングに対する意識や行動が
レベルアップするように、トレーナーとしてチームにたずさわる。

いい環境を作っていこう!と決意を新たにしました。

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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「努力をしている時間は長く、達成は瞬間。

 しかしその感動の記憶は、永遠」

【夢を実現する今日の一言】
http://archive.mag2.com/0000233971/index.html

ワタシが毎日読んでいる福島正伸さんのメールマガジンの言葉より。
本当に今日、届いたんですけど、とても感動しました。

福島さんといえば、アントレプレナーという会社を経営され、
自立型人材の育成、相互支援型の組織づくりといった
メンタリングマネジメントで活躍されている方です。
著書には、

「メンタリング・マネジメント―共感と信頼の人材育成術」
http://amazon.co.jp/o/ASIN/447836074X/dosportstrain-22/ref=nosim

「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4877712313/dosportstrain-22/ref=nosim

「リーダーになる人のたった1つの習慣」
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4806131113/dosportstrain-22/ref=nosim

など多数。
個人的には「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」がよかったですね。

で冒頭の言葉。

本当に心からそう思っていたのです。
努力をしている時間はものすごく長いのに、
達成するときってあっという間だな〜って。

そこから先の福島先生の言葉が、ワタシの思いをうまく表現してくれました。

「しかしその感動の記憶は、永遠」

日本一を目指す選手たちに、いつか必ず伝えようと思う言葉です。

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◆編集後記
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いつもはメルマガを日曜日に書くことが多いのですが、
今日は仕事前の当日に、いつものお気に入りのカフェから書いています。
電波が弱いのがちょっとイタイのですが、
いい気分転換になっています♪

今回のメルマガはいかがでしたか?
「役に立った」「面白い」「よかった」と思われた方は
ぜひクリック&ご意見をお待ちしています(*^_^*)

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 掲載不可の場合は、その旨一言お書き添えいただければ幸いです)


では来週161号でお会いしましょう☆


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