なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

                                                            (第164号)

                                                      平成21年 4月 6日

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こんにちは、ニャロメです。

桜が満開、街はピンク色で華やかですね〜。
なかなかお花見に行く機会はないのですが、
この時期だけのステキな風景をいつも写真にとっています。
新入生の初々しさを見るにつけ、「春だなぁ〜」と実感する毎日です。

では164号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「どこまでがんばるか、どこで休むか」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「バイキングでとる食事」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「元気が一番、元気があれば何でもできる」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【どこまでがんばるか、どこで休むか】

今週は練習試合を含め、一日練習に明け暮れた一週間でした。
そろそろ公式戦が近いので、練習を少しずつ調整段階へと
移行していく時期になってきましたが、春休み中はしっかり練習。

選手たちも疲労であったり、
違和感や痛みを抱えたままプレーしたりと
トレーナーにとっては少々困った状況でした。

特に、公式戦の試合メンバーに入るか入らないかという
いわゆる「ボーダーライン」の選手たちは、

「練習を休む=メンバーから外れる」

という方程式が頭にちらつくようで、
痛いのにムリをして続けることも。

まだこのような状況をトレーナーが把握していれば
対応のしようもあるのですが、黙ってプレーされると
明らかに動きがおかしいと感じなければわからないこともあります。

こういうときは選手とじっくり話すことが必要。

●今、無理をしなければいけない状況か

●痛みやケガの程度と復帰までの時間

●練習前後の対応など


基本的には選手の状態は必ず監督はじめ、
スタッフには報告をし、私で出来る対応を話し、
練習を続けながらいくか、練習を一度休んで治療に専念するかについて
相談をするようにしています。

ケガなどのコンディションを報告されることを
望まない選手のほうが多いのですが、
報告しないほうが、チームのため選手自身のためにも
よくないと考えています。

(もちろん時と場合によりますが・・・)。

こうやってシーズンが近づいてくると、
相談しなければならない選手も増えてきて、
報告書などだけではなく、毎日毎日が報告・連絡・相談。

報・連・相の重要性を改めて感じる一週間です。

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【バイキングでとる食事】

ワタシはもともと食べ物に関しての好き・嫌いはなく、
何でも食べます。そしてたくさん食べます(^_^;)

チームの選手が住んでいる合宿所では、
食事はいわゆるバイキング形式で、
主食・副食・野菜・汁物・果物など
バランスのよい食事を提供していただいています。

一日練習のときは、お昼ご飯が何よりの楽しみ〜。

ということで選手たちと一緒に
食堂で食事をとることが多いのですが、
ついつい選手たちのお皿の中身をチェックしてしまいます。
で、やっぱり気になるのが、偏った食事をとる選手。

●野菜の量が極端に少ない、もしくはない

●油ものばかり大量にとっている

●食べる量そのものが(ワタシよりも)少ない!

などなど。

見かけたら、

「野菜が足りない〜。食べるのも練習のうち!」

と取りに行かせるのですが、
どうしても好きなものばかりをとってしまう傾向にあるようです。


練習の合間のお昼ご飯ということであれば、

●エネルギー源であるご飯などの炭水化物

●疲労回復にいいクエン酸を含むグレープフルーツなどのフルーツ類

●水分補給を考えた汁物、そしてもちろん飲み物も

といったように、お昼からの練習も考慮して
バランスよくとることが必要です。

「野菜は食べるのがめんどくさい」

「卵はおいしいからたくさん食べる」

といった選手を見かけるたびに、

「あ、これはちゃんと食事の仕方を指導する必要ありだなぁ」

と思わされる毎日です・・・。

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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「元気が一番、元気があれば何でもできる」

【花が咲こうと咲くまいと生きていることが花なんだ】
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4766784367/dosportstrain-22/ref=nosim

アントニオ猪木さんの名言集を集めた著書。
彼は一度は自殺も考え、そこから這い上がり、
離婚も経験し、とあの明るい猪木さんからは想像できないほど。

読み出したらあっという間に読み終わり、
読書後の感想といえば、

「元気があれば何でもできる」

ということ。

『元気というのは、その名の通り「元からあった気」っていう意味で、
 現代人が無くしてしまった自然治癒力みたいなものと俺は考えている。
 目に見えるものではないから、非科学的だという人がいるかもしれない。』
 (P25より)

「元気ですか〜!」という明るい台詞は猪木さんの代名詞ともいえますが、
みんなに元気になって欲しくて、言っている。
自分に元気がなければ、他人にそういっても伝わらない。

『悩みの多い時代、心が荒み、元気を出せない人だって大勢いるのは
 わかってる。

 (中略)

 それでも、まずは元気であること、元気を出すことからはじめて欲しい。』
 (P27より)

選手やチームを元気づけるトレーナーとして!

「元気があれば何でもできる」

を合言葉にがんばろうと思います!

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◆編集後記
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前回のメルマガで取り上げた「イップス」の話題ですが、
こちらの短編集の中で取り上げられていました。
メンタル面がおよぼす「イップス」の症状について、
そして解決の糸口を見つけ出すための試行錯誤が書かれています。
もちろん読み物として面白いのはいうまでもありません。

【空中ブランコ】
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4167711028/dosportstrain-22/ref=nosim

「ホットコーナー」・・・プロ野球選手のイップスについて


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