なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

(第201号)

平成21年12月21日

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こんにちは、ニャロメです。

最近寒さが厳しく、家の中でも部屋が暖まるまでは
上着を着てネックウォーマーをしています(^_^;)
12月ってこんなに寒かったでしたっけ・・・。
今、モコモコしながらメルマガを書いています(笑)。

では201号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「日大スポーツ医学勉強会に行ってきました☆」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「トレーナーと教育」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「仕事場はあなたの舞台です」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【日大スポーツ医学勉強会に行ってきました☆】

今週は年内最後の勉強会参加〜ということで、
日大スポーツ医学勉強会にパネラーとして参加させていただきました!

資料を作ったり、トレーナー活動の現状は何ぞやと考えてみたりと
自分を振り返るとてもよい機会になりました。

「ワタシのトレーナー活動の軸はトレーナーに頼らない環境を作ること」

どうでしょうか、参加者のみなさんの反応も気になるところです。

パネラーはワタシを含めて全部で5名。
コンタクトスポーツを担当されている方が4名で、
ノンコンタクトスポーツ担当はワタシ一人。
ワタシにとっては他の先生方の現場での活動や苦労されている点などが
とても興味深くて、

「いろいろ工夫をされているんだなぁ〜」

と感心しまくっていました。
そして知識の豊富さにちょっとうろたえたりして
(自分の内容があまりにもベーシックだなぁと感じたので)。

各担当の先生方がそれぞれの現場での内容を発表された後は、
全員でのパネルディスカッション。

「学生スポーツと親の存在」

なんて話も大変興味深かったです。
ちなみにワタシは選手の親御さんとトラブルになったことはありませんが
差し入れはよくいただきます(違う・・・)。

ま、でも選手がケガをしたときの親の存在というのは、
20歳を過ぎて責任能力があるといっても、
重要かつ避けては通れない話になるのですね。

あとは、

「チームドクター以外の病院を選手が希望した場合」

とか。
ウチのチームはそれこそ選手の希望する病院が
いろいろあって、いろんな病院に行かせていただきましたよ・・・。
リハビリ施設などもちゃっかり見学して、
楽しく学ばせていただきましたけどね!

今回は代打出場だったにもかかわらず、
本当にいい経験をさせていただきました。

ご縁のありました皆様、どうもありがとうございました!

これからもどうぞよろしくお願いいたします☆

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【トレーナーと教育】

今回は日大スポーツ医学勉強会のお話より。

お題が「学生スポーツの現状と対策」といった内容で、
参加された先生方が口々におっしゃっていたのが、

「教育する」

ということ。

これはトレーナーが選手を教育する、というのもそうですし、
トレーナーが学生トレーナーを教育する、というのもそう。
本当に苦労されているようです。

強いチームであれば社会人のトレーナーが何人もついて、
そこに学びたいという学生トレーナーがいて、
さまざまな教育現場としても機能しているようです。

一人ぼっちのワタシにはうらやましい限り(^_^;)


●トレーナー → 選手の場合

やっぱり出てくるのはまずはRICE処置ということ。
ケースによっては冷やすよりも温めたほうがいい場合もあると思いますが、
冷やすことによる治癒の遅れと、
冷やさないことによるデメリットを考えた場合では、
やっぱり冷やしたほうがいいよね、というお話。

「口がすっぱくなるほど『冷やしなさい』と言い続けた」

というある先生の発表を聞いて、

「ここにも『冷やしとき〜』が口癖の人がいる!」

とうれしくなってしまいました(笑)。

●トレーナー → 学生トレーナーの場合

学生時代にトレーナーの勉強をして
「将来はスポーツ選手のトレーナーになるんだ!」
と意気込んでいる学生から、
「チームのスタッフとしてマネージャーよりはもっと身近でトレーナー」
と考える学生まで、さまざまのよう。

「まずは筋肉や神経など機能解剖学的を勉強しなさい」
といっても興味のある学生と難しいなと感じる学生では、
学ぶペースも知識レベルも差が出てきてしまいます。

そんなときにはまず興味のあることから教えていくそう。

たとえばトレーナー活動に関わる庶務的なことであったり、
練習サポートに関することであったり。
そこで学んだことや実際にやってみたことを復習していくことで、
「もっとスポーツ医学的な知識も身につけなければ」
と思わせられるのでしょう。

現場と勉強をうまく組み合わせていくことで、
トレーナー教育をしているのですね!


ちなみに先日、ウチのチームの選手が練習中に体調不良を訴えたのですが、
ワタシが現場に到着したときには、他の選手たちが協力して
ちゃんと「回復体位」を取らせていました。

「こんなことまで出来るんだ・・・」

としみじみ感心した次第です。
選手を教育する(というのはおこがましいのですが)ことの
大切さを改めて感じました!!

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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「仕事場はあなたの舞台です」

【平林都の接遇道】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4479792813/dosportstrain-22/ref=nosim

最近テレビ番組「エチカの鏡」で取り上げられた内容の本が
どんどんベストセラーになっていますね。
「エチカの鏡で出演で大反響!」といった帯つきの本をよく目にします。

参考サイト『エチカの鏡』
http://wwwz.fujitv.co.jp/ethica/index.html

この平林都さんの著書も番組で取り上げられて大反響を巻き起こした一冊。
ついつい気になって買ってしまいました(これで「エチカ帯本」三冊目)。

接遇という言葉は「もてなし」「接待」「あしらい」
という意味があるそうですが、
平林さんは

「自分のところに来てくれた人に、楽しく、気持ちよくなってもらい、
 帰るときには笑顔になってもらうこと」

(P2 はじめにより)

と定義され、
「接遇」はどんな人にも必要不可欠なマナーとおっしゃっています。

読んでみるとなるほどナットク、当たり前!
というようなことばかりなのですが、
自分を振り返ってみると果たしてそれが出来ているのかどうか、
ちょーっとコワかったりもします。

その中で気に入ったフレーズが、

「仕事場はあなたの舞台です」

という一言。

「一礼をせずに出入りする舞台はありません。
 公の場所は、お金をいただく場所です」

(P39より引用)

公の場とプライベートな場はしっかりけじめをつけましょう
というお話なのですが、なんだか背筋がしゃきっとしました。
仕事場には敬意をもって一礼を。
ワタシもグランドには

「今日も選手がケガなく無事にプレーできますように」

と一礼しております!

【平林都の接遇道】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4479792813/dosportstrain-22/ref=nosim

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◆編集後記
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今日は朝から仕事が立て込んでいて、
帰りも思ったより遅くなってしまって、
いつもの配信時間を過ぎてもまだ書いています。
お待たせしてスミマセンでした!

夕食返上で書きましたので、ものすごく早く書けました(笑)。
では今から夕飯にします!(ニャロメ)


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では来週202号でお会いしましょう☆


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