なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

(第204号)

平成22年 1月11日

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こんにちは、ニャロメです。

今週は寒さ厳しい一週間でした。
エアコンをつけて、ホットカーペットもつけているんですが、
なぜか部屋は寒く、鼻は冷たい・・・。
座椅子に座りこむ生活習慣がダメなのだろうか(^_^;)

では204号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「2010年チーム始動!」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「トレーナーと教育〜選手から学ぶこと〜」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「圧倒的な量が質に転化する」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【2010年チーム始動!】

冬休みで帰省していた選手たちも集合し、
今週からチームは春のシーズンに向けて練習を再開しました!
集合した日に選手たちの顔を見ていると、

「やっぱり今日が元旦という気がするなぁ」

と改めて気の引き締まる思いがしました。

その後はカントク、コーチ陣とスタッフミーティング。
どこからともなくてんこ盛りになったお土産のお菓子を食べながら、
練習方針や今後の予定、トレーニング計画などを確認しました。

ワタシも前日に完成させた資料をスタッフに提示しながら、
フィジカル面で今後シーズンまでにどのように強化していくかの提案、
ケガをしている選手の進捗状況などの報告をしました。


「体重が増えましたよ〜」という選手も多かったのですが、

●ただの食べすぎ!?で体重が増えた

●トレーニング成果の一つとして筋肉量が増え、体重が増えた

を見極めて、今後のウエイトコントロールをしなければと思いました。

年末までのトレーニングの成果なのか、
それほど「ぽっちゃり選手」がいなかったのが幸いです(笑)。

(ぽっちゃりしたのはワタシか!?)

チームの目標、個人の目標とそれぞれを明確にし、
今ここというスタート(現状)からゴール(目標)までのラインを引いて、
それに沿って「階段を一つずつ作るように」向かっていくこと。

それは自分の夢や目標をかなえることとまったく同じ。

新年の挨拶で話をしながら、

「なんだか自分にむけて叱咤激励しているみたいだ」

と思ってしまいました(^_^;)


シーズンへの最終目標まで長い長い道のりになりますが、
選手たちとともに最後まであきらめず、投げ出さず。
がんばって(顔晴って)いこうと思います☆

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【トレーナーと教育〜選手から学ぶこと〜】

先月パネラーとして参加した日大スポーツ医学勉強会にて、
選手教育の話が盛んに出たということを書きました。

参考メルマガ:201号(2009/12/21)
http://archive.mag2.com/0000184398/20091221222653000.html


トレーナーの役割としては、

●現場での応急処置やリハビリも大切

●ケガの予防も大切

●そして選手を教育することも大切

ということをずっと心がけて行動しているのですが、
トレーナーは選手を教育する立場でありながら、
選手から多くのことを学んでいます。

選手はそれこそ教科書どおりのことを話すことなどなく、

「そんな話、初めて聞いた!」

といった未知のことを平気で(笑)質問します。
即答できないものに関しては調べてくることが大切で、
その調べるという行為は、

調べる → 正しいかどうかを判断する → 選手に理解できるよう翻訳

という過程をたどっています。

《調べる》

現在であればネット検索が一番お手軽ですが、ネットの情報は玉石混合。
最初の取っ掛かりはOKとしても、
やはり専門書や専門雑誌などで詳細を確認しておきたいですね。

《正しいかどうか判断する》

ワタシの場合は身近に質問できるドクターやトレーナーさんがいるので、
特に経験したことのないものや、聞いたことのないものなどは、
より詳しそうだなと思った人に質問して意見を聞いてみます。

質問する際には必ず自分で下調べをしてから聞くこと。
質問の丸投げは相手に負担をかけるばかりです
(そして最終判断はもちろん自分で)。

《選手に理解できるように翻訳》

専門用語を使って説明しても選手には理解されないので、
わかりやすく話すように心がけます。
一番大切なのは、状況把握とこれからするべきことの確認。
これを選手が理解できたらOKとします。


選手を教育する立場だといいながらも、
ワタシは選手に学ばせてもらっていることだらけなので、
実はそんなたいしたことは言えないなぁと思っているのです。

だから「なんちゃってトレーナー」でも何とかなったのかも(笑)。
教えてくれる人が多かったから・・・。

スポーツ現場で活動させてもらっていることに感謝!です。

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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「圧倒的な量が質に転化する」

【自分は評価されていないと思ったら読む本】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4344017692/dosportstrain-22/ref=nosim

プライベートな友人の中ではいつも元気なクセに、
仕事でちょっとトラブルがあると凹んでしまうワタシのための本(笑)。

きっと働き始めの若い世代の人向けなんだろうなと思うのですが、
ワタシが若いのか、まだまだ未熟だということなのか、はともかく
かなり勇気づけられた一冊です。

●成長と時間は比例しない

●仕事の報酬は「仕事」

●今の自分は過去の選択の総決算である

などなど、
仕事を続けてきたからこそ実感できること、
今だから「そうそう」とうなずけることなどがたくさんあります。

「圧倒的な量が質に転化する」とは、
仕事だけではなく、何事にも通じるものではないかなと思います。
ワタシがいつもお世話になっている
トレーニングコーチの先生もまったく同じことを言っていました。

「ランニングフォームも圧倒的な量をこなすことによって、
 体が自然と効率のいい走り方を追求するようになる」

初めてこの話を聞いたときに思ってもみなかったことだったので
とても印象に残っているんですよね。

なんちゃってトレーナーから始めたこの活動も、
気がつけば経験値を増やすことによって、
サポートの質が向上していくということ。

数稽古だけが成長のカギではありませんが、数量の要素も大切だなと感じます。

自己評価と他者評価のギャップに悩む方にぜひオススメします!

【自分は評価されていないと思ったら読む本】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4344017692/dosportstrain-22/ref=nosim

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◆編集後記
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自己評価と他者評価のギャップというのは必ずあって、
自己評価のほうが低い場合が多いそうです。
「もっと自分に自信を持って!」ということでしょうか。
ワタシが一番自信が持てるシチュエーションは誰かの役に立つこと。
「ありがとう」といわれるときほど、そう感じますね。

たくさんの「ありがとう」を聞くために今週もがんばります!


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では来週205号でお会いしましょう☆


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