なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第206号) 平成22年 1月25日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 寒暖の差が激しい日が続いていますが、皆さんお元気ですか? また新型インフルエンザが流行っているようで、 合宿生活をする選手たちも戦々恐々としております。 一度休んでしまうと、体が元に戻るまでに数日かかってしまいますからね。 体調には気をつけて今週も元気にいきましょう☆ では206号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「選手にも学んでもらう」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「トレーナーのアウトソーシング〜前編〜」 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 「仕事で重要なのは『なぜ』でも『誰』でもなく『何』」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【選手にも学んでもらう】 今週はいろんなイベント・行事がてんこ盛りでした。 一日一日が貴重だなぁと実感する毎日です。 この時期は毎回テスト監督のアシスタントをするのですが、 今回も張り切ってお手伝いしてきました。 学生さんたちは最後の最後までプリント見ながら勉強していて、 自分の学生時代をちょっと思い出したりして。 ワタシは「短期集中型」でしたから!(自慢にならない) 「救急処置法」「スポーツ医学」といったテスト内容は ワタシにとっても非常に勉強になります。 知識の確認といったところですが、答えられないとシャレにならない(^_^;) 選手たちにもよく話をするのですが、 「アスリートたるもの、自分の体のことについて興味を持ちましょう」 「救急対応について出来るだけ勉強しましょう」 *** グランドにはAED(自動体外式除細動器)が置いてあります。 ワタシがいない状況のときでも、みんながあわてず使えるように、 選手たちにはAEDの講習会を受講してもらいました。 講習後には選手の意識もかわり、 「あ、これ勉強しました。もう使えますよ!」 なんていってます(笑)。 使う場面があってはならないのですが、でも準備は大切。 チーム全体で救急処置に対する意識や行動レベルが 高くなればいいなと思って、日々活動しています〜。 …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【トレーナーのアウトソーシング〜前編〜】 先週、雑誌「トレーニングジャーナル」の取材を受けた話を ご紹介したのですが、その中で担当者さんに驚かれたのが、 「ニャロメさんのようなスタンスでトレーナー活動する人は珍しいですよね」 とのこと。 うーん、珍しい? 治療資格を持たないワタシとしては、 出来ることは自分で、出来ないことは出来る人にお願いすることを 常に意識において活動しています。なぜなら、 「チーム、選手にとって出来るだけよい環境を提供したいから」 アウトソーシングとは外部委託という意味。 もちろん自分が出来ることだけですべてが解決できるのであれば、 ワタシが全部対応します。でも現実的ではない。 それは技術面でも知識面でも日本でナンバー1トレーナー・・・ とは思っていないこと(まだまだ勉強中ですので)や、 選手100名に対して同じ扱いで対応すると仮定すると 時間的なムリが生じるから、というのもあります(物理的な要因)。 学生トレーナーを教育して、出来ることが増えてきたら どんどん任せていきたいなとも思ってます。 ・・・いないから何ともいえないけど(笑)。 *** 選手が何か不具合を訴えたときには、 おおむねこのような流れで対応しています。 1)その痛みがどのようなものであるか推察する 2)必要であれば病院を受診して、検査を受ける 3)検査結果を踏まえて今後の対応を検討する 4)リハビリテーションや物理療法、コンディショニング対応などで経過観察 それでも痛くなったら・・・? その先の選択肢は状況に応じていろいろあります。 その選択肢がたくさんあるほど、いろんな方にお世話になり、 選手やチームにとっても選択肢が増えるのかなと。 もちろん「自分の出来ることを増やす」という成長の幅を持って 日々活動することが大事なのは言うまでもありません。 最近仲良くしてもらっている治療家の先生がいるんですけど、 選手はもちろんですが、ワタシにもいろいろ教えていただいて、 「今度は選手と一緒じゃなくて、トレーナー仲間で勉強しにおいで」 と言っていただいてホントありがたいことです。 これもアウトソーシングの意識から生まれた出会いですし、 学ぶチャンスですよね。勉強に行きます。 アウトソーシングにはいい面もありますが、 注意しなければいけない面があるのもまた事実(物事の二面性)。 このことについては来週続きを書きたいと思います! …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 …………………………………………………………………………………………… 「仕事で重要なのは『なぜ』でも『誰』でもなく『何』」 【「興味」と「成功」の法則】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4796674837/dosportstrain-22/ref=nosim 「さあ、才能に目覚めよう」などの著者で有名な マーカス・バッキンガムさんの最新著書。 「好きなことを仕事にする」ということが現実的にはできるのか。 本は100ページちょっとなんですが、DVDとメモパッドがついて 自分の得意なこと、好きなことをより客観的に分析し、 それを仕事として成り立たせるためにどうすればいいのかと いったことを考えさせてくれます。 トレーナーという職業は華やかなイメージがあったり、 「好きなことを仕事に」といった感じで捉えられたりするのですが、 憧れだけでは続かない仕事です(どの仕事にも共通することですが)。 「なぜ、その仕事なのか」「誰と仕事をするのか」 といったことではなく、 「実際にどんな仕事内容なのか」ということ。 その仕事をしている自分を想像し、 さらに自分の得意なことが活かせる分野であるか。 そこから職業を選択すべきとバッキンガム氏は述べています。 ワタシもトレーナーとして仕事が成り立つために、 いろいろと考えるところがありました。 「働き甲斐」を考える方にはぜひ読んでほしい一冊です。 【「興味」と「成功」の法則】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4796674837/dosportstrain-22/ref=nosim …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… 仕事をするのは楽しく、学ぶことも楽しく、 トレーナーとして日々向上するのが楽しく。 そして休みもまた楽しみなのです。 今日は打ち合わせが一件ありますが、あとはお休み。楽しみです〜☆ 今回のメルマガはいかがでしたか? 「役に立った」「面白い」「よかった」と思われた方は ぜひクリック&ご意見をお待ちしています(*^_^*) http://clap.mag2.com/bajaecufre?206 (いただいたご意見はメルマガ上でご紹介させていただく場合があります。 掲載不可の場合は、その旨一言お書き添えいただければ幸いです) では来週207号でお会いしましょう☆ 【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせはコチラから】 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm 【ツイッター始めました】 http://twitter.com/nyaro_2000 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2010 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |