なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

(第240号)

平成22年 9月20日

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こんにちは、ニャロメです。

雨が降って一気に過ごしやすくなりましたね〜。
それでも試合途中で足がつる、とかバテるといった選手が見受けられ
しかも温度差の違いからか体調を崩す選手も。
まだまだ気の抜けない日々が続きます・・・!


では240号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「近くて遠いバドミントン部にいってきました」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「選手のためのテーピング」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「不可能という心の壁を取っ払う」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【近くて遠いバドミントン部にいってきました】

今週ほど休みが変則になった週はなかったのでは?
と思うほど予定がコロコロ変わり、
しばらくまともなお休みがありません(^_^;)

そんな中、近くて遠いバドミントン部に
久しぶりにトレーナー活動にいってきました〜。
なぜ「近くて遠い」のかというと、電車で片道2時間半もかかるから
(遠い学校は車で2時間半かかる)。

気持ち的には近いのですが、いざ行ってみるとその遠さにビックリ!
もう慣れてしまいましたけどね(笑)。


チームはそろそろ国体も間近とのことで、
大学生を相手にした打ち込み練習を毎日ハードにこなしているとのこと。
インターハイが終わったと思ったら、もう国体。
こちらもなかなか気の休まるときがなさそうです。

そんな中、コンディショニング指導と、
ケガ予防のためのストレッチ、トレーニングなどを行いました。

バドミントンは以前の雑誌取材時に
ナショナルチームのトレーナーさんにいろいろと教えていただいたのですが、
とにかく

「締め切った環境で蒸し暑い」

とのこと。

雨も降って少し涼しい日に行ったのですが、
それでも熱気ムンムンで選手はTシャツが絞れるくらい
汗をかいていました。
ワタシも立っているだけなのに汗がジトーっと出てきます。

水分補給とともにしっかりと塩分もとるようにし、
とにかくこまめに少量ずつを心がけるようにしました
(一気にガブ飲みするとお腹が重くなるから)。

受験を控えている選手は練習後に毎日勉強しているそうで、
ワタシもハードですが、彼らもずいぶんハードな生活を送っているようです。

いよいよ来月が本番。応援したいと思います!

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【選手のためのテーピング】

競技によってテーピングを巻く、巻かないという
頻度に違いはあると思いますが、
最近、テーピングをしたほうがいいなと思うとき、
選手はよく「ゆるめに巻いてください」と言ってきます。

テーピングの効果としては、

●痛い方向に動かないように可動域の制限を行う

●いためた部位の補強として行う

●不安を取り除くために行う

といったことが考えられますが、
「ゆるめに巻いてください」という選手には、
ケガの状態を把握した後に、ワタシの見解と本人の希望をすり合わせて、
よりパフォーマンスがよい方向に向かうようにします。

・・・といってもそんなに頻度は多くないので、
いつまでたっても勉強中なのですが(^_^;)


そしてもっと大事なこととしては、

●テーピングを行う前に本人が出来ることをしっかりやっているか

といったことの確認。

「痛いからテーピングすればいいや」

といった考えではまだまだアスリートとして未熟。
なぜそんな風に考えるのか、
どうしたらテーピングに「頼らず」にすむのかを説明します。

そしてテーピングを行って練習や試合に出た後の
セルフコンディショニングも大切。

ワタシは他の学校にトレーナー活動にいくなど
トレーナー不在の場合に備えて
選手自身にテーピングを教えて巻くように指導します
(部位にも寄りますが)。

こういったことはすべて選手がどんな環境でも自分で自分の体を
コントロールできる一つの方法だから。

頼りにされるだけがトレーナーではないかなと。
頼りにされないトレーナーもある意味、勉強不足ではありますが!?
テーピング一つを考えてみても、
「選手のためになる」ものであるように常に心がけたいと思います。

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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「不可能という心の壁を取っ払う」

【一歩を超える勇気】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/476319979X/dosportstrain-22/ref=nosim

27歳にして今現在、
エベレストに単独・無酸素登頂にチャレンジ中の栗城史多さんの著書。
登頂をインターネットでライブ中継するとのことで、
彼のツイッターを読むだけでドキドキしています・・・。

http://twitter.com/kurikiyama (現在BC=ベースキャンプ)

http://kurikiyama.jp/ (栗城さんオフィシャルサイト)

「夢を叶えるためには多くの人に夢を語ろう」
「口に十回と書いて、叶える」
「夢を志に変える」

と様々な自己啓発書の中に書かれているような言葉が並びますが、
それを実践して、今、エベレストにいる栗城さん。
自分で可能性を制限してしまうのではなく、

「不可能という心の壁を取っ払う」ための挑戦。

行動した人の言葉は重みがあります。
様々な登山の記録や挑戦内容が書かれていますが、
やはり一歩間違えると命を落とす危険な登山。

ちょっと無謀だなと思えるチャレンジに
怖いなと読みながら思ったところもありますが(若さゆえ?)、

「成功の反対は何もしないこと」

というように失敗ではなく行動しなかったこと。

エベレスト登頂を心から応援しています!

【一歩を超える勇気】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/476319979X/dosportstrain-22/ref=nosim

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◆編集後記
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先週から続く一日一つの「よかったこと」。
今日はモチロン、試合に勝ったことです!パチパチ。

思わぬ苦戦を強いられ、相手監督(教え子)から
「ようやく勝ちましたよ!」とメールが届き、悔しいのナンノ。
ま、でもこうやって卒業生と試合で対決というのも
トレーナー冥利に尽きますね!!


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