なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

                                                            (第26号)

                                                       平成18年8月14日

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こんにちは、ニャロメです。

晴天あり、雷雨ありと夏特有の天気を満喫中?です。
日焼け止めの効果があるのかどうか不明ですが、
それでも毎日アネッサを塗りながら
「日光浴状態」のトレーナー活動です。

もう暑いのは勘弁なんですけどね・・・。

では26号のメニューをどうぞ!


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト
 ◆今日のネタ帳・ピックアップ
 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉
 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【連戦中です】

夏休みは実践練習が多く、
この時期は練習試合がたくさん組まれています。

一日中グランドにいるのも慣れたのですが、
それでも夕方になるとへこたれてしまいます・・・。
以前はそんなに感じなかったのにおかしいなぁ。

選手が「もう年やわ〜」と言ったりするので、
軽くへこみます(笑)。


試合をしているときは練習とは違い、
試合に出ている選手と試合に出ていない選手では運動量が違います。
また試合に向けたコンディション作りをしていくこともあり、
チームといえども個別対応が必要な時期でもあります。

トレーニングなども時期を設定して対応するのですが、
この時期は筋力をあげることよりも、
いかに筋力を維持するかがプログラムの基本になります。

しかし、これは試合に出ている選手の場合。


試合に出ていない選手は筋力維持ではなく、
筋力を強化しながら、しかも技術練習もしっかり行い、
スタメン(スターティングメンバー)選手に近づけるように、
追い越せるようにしていく必要があります。

これがチーム全体の強化となるのですが・・・。

なかなかハードです。

「がんばらなければ」という意識が強く、
それが時としてプレッシャーやストレスとなることもあります。

熱中症の初期症状や過呼吸症候群なども起こしやすい傾向にあるので、
チーム状況や選手のそれぞれの立場もトレーナーとして
把握しておく必要がありますね。

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【セカンド・オピニオン】

「セカンド・オピニオン」はいまや常識となっています。
一度病院で診察してもらった結果を踏まえ、
他の病院などで別の医師に診察、意見などを聞くことです。

スポーツ障害などで整形外科を受診すると

「手術が必要です」

といわれることがたまにあります。


手術をすれば競技復帰までに長期間リハビリを行う必要があり、
時として競技生命をかけることもあります。

このような場合は一度の診察で手術を決定するよりも、
いろんな先生に話を聞くことが、いろんな選択肢につながります。
保存療法で大丈夫、という先生もいるからです。

ワタシの場合は「サード・オピニオン」までいったことがあります。
しかし三回診察を受けて、ドクター三人に「手術」と言われたときは、
すぐに手術の手配をしましたけど・・・。


病院やドクターによって得意分野が違ってきますので、
「セカンド・オピニオン」を聞いてみるのはよいと思います。

得意分野の先生は「手術」に自信を持っていることが多く
(たくさんの症例をこなしているため)、
「手術で治療しましょう」と回答されることが多いです。

逆に手術をせずに保存療法に力を入れている病院は
ほとんど「リハビリで治療していきましょう」と回答されます。


トレーナーとしては、

●受診する病院、ドクターの得意分野(膝とか肘とか肩とか・・・)

●病院の治療実績(手術の件数が多いとか)

●リハビリの評判

などの情報を地道に集めておくと、
選手や監督、コーチと話をするときに参考になるかもしれません。


ただ診察費用がかさむこと、
明らかに同じ回答になることがわかっている場合などは、
この限りではありません。

選手の状況、リハビリに時間をかけられるのかどうか、
などを考慮したうえ、上手に「セカンド・オピニオン」を
聞いてみるのも一つです。

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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●まず何を与えられるかを考えよう

何かがほしいと思ったら、
「何を与えられるか」という思考回路にスイッチ。

トレーナーとしては目の前の選手に何が出来るか、
どんなアドバイスが出来るか、ですね。

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◆編集後記
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「セカンド・オピニオン」は常々意識しています。

手術したほうがいいよ、といわれても
手術しないで復帰した選手をたくさんみているからです。
この場合はケガの部位だけに着目するのではなく、
その原因を取り除くことから解決したケースです。

もちろん手術が必要なのに、やみくもに避ける、という意味ではありません。

なかなかむずかしいところではありますね〜。


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では、来週もよろしくお願いいたします!

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