なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

◆◇…………………………………………………………………………………◇◆

【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

(第264号)

平成23年 3月 7日

◆◇…………………………………………………………………………………◇◆

こんにちは、ニャロメです。

いよいよ3月に突入しました。
今年が早2ヶ月終わってしまったわけですが、
一日一日大切に過ごさねば(^^;)
ピンク色が似合う季節まであと少し〜!
元気に顔晴っていきましょう。

では264号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「学んで、理解して、記事を書く」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「テーピングを指導する」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「私たちはそれぞれ自分が正しいと言い、あなたは間違っていると言って、
  狭い見識の中で生きている」

 ◆編集後記

……………………………………………………………………………………………
◆今週の活動ダイジェスト
……………………………………………………………………………………………
【学んで、理解して、記事を書く】

今週はチームが強化練習中のため、
本来の?仕事??が練習の合間の時間か、
帰宅してからか、寝る前か、という究極の時間帯に行うことに。

もともとの仕事といえば、トレーナー活動ですけど、
それに付随する記事執筆などでしょうか(^^;)

毎回書きながら思うことですが、書いている内容について
始めから100%理解しているものを書くことは滅多になく、
「こういうことを書きたいな」と思ったら、
そのことについて学んで、理解を深めて、
さらに自分のフィルターを通すことでわかりやすくなればいいなぁと。

そう思って書いております。

だから書くことが一番勉強になるのはワタシなのです。

今回、とある原稿を書いたのですが、
ワタシの知りたいことと知っていることのギャップを埋めるため、
コーチにもお願いして原稿をチェックしてもらったり、
内容についていろいろと教えていただいたりしました。

「何の仕事ですか?」(←実はよくわかっていない)

と聞かれましたけど(笑)、
主旨を説明すると快く対応してくださいました。

学ぶことといえば、本を読むことなどもそうですが、
人から話を聴くというのは大変勉強になります。
これは選手からでも同じ。

「えーそうなんだ!」とか「そう思っていたのか!」

なんていう新しい発見があって面白い。

これからもいろんな人との出会いを大切に、
いろんな人と交流を深めながら学んでいきたいと思います☆

……………………………………………………………………………………………
◆今日のネタ帳・ピックアップ
……………………………………………………………………………………………
【テーピングを指導する】

トレーナーといえば
「ストレッチやテーピングやマッサージをする人」
というイメージがあると思います。
ワタシに言わせると半分正解で半分は誤解です。

もちろん治療資格に合わせ、選手個人個人にパーソナル対応をする
というトレーナー活動もあると思います。

チームトレーナーとしては、先日教えていただいた

「技術以外のすべてをサポートします」

という表現がしっくりくるかも。

参考メルマガ)258号「競技力向上のための本当の土台」
http://archive.mag2.com/0000184398/20110124210000000.html

ワタシ自身は自立した選手になるよう教育する、
指導者的な立場で活動しています。

***

ということでテーピングが必要な選手は
まずワタシがテーピングをしますが、
そのときに簡単であれば巻き方であったり、
どういう風に考えて巻いているのかというのも教えます
(自分で巻くことが出来る部位に限るのですが・・・)。

巻くときのコツであったり、力の加減であったり、
どの筋肉をどの方向にサポート(制限)するのかといった話まで。

筋肉の名前も教えます。

それで次回テーピングをするときは、
選手はワタシの横で、自分で巻いて試しています。
器用な選手ならパパッと巻くのですが、
不器用な選手だと時間がかかったり、やり直すハメになったりと
苦労しているようです(^^;)

自分の身体について理解を深め、
トレーナーのいない環境でもしっかり対応できる選手になってほしいなと。

いつか選手生活を終えても指導者として、
また次の世代の選手たちを指導することになるかもしれませんしね。


ちなみにこういったお試しテーピングが出来るのは
時間に余裕があるときや緊急性を要しないときであり、
試合の時であればワタシが対応することも多くなります。

それでも意外と選手たちは興味を持ってチャレンジしているようです。
失敗すれば今度は失敗しないように気をつけますしね(^^)

そしてワタシはまた、

「何とかして仕事を減らそうとしている」

とお叱りの言葉を受けるのです(苦笑)。
自分で対応するほうがよっぽど簡単なんですけどね(と言い訳もしておく)。

……………………………………………………………………………………………
◆トレーナーを支える元気の出る言葉
……………………………………………………………………………………………
「私たちはそれぞれ自分が正しいと言い、あなたは間違っていると言って、
 狭い見識の中で生きている」

【空海 人生の言葉】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/488759884X/dosportstrain-22/ref=nosim

テレビ東京系列のニュース番組である
ワールドビジネスサテライト(WBS)の「スミスの本棚」コーナーで
精神科医の名越康文さんが紹介されていた本。

参考サイト)WBS「スミスの本棚」
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/smith/guest_027.html


「ニーチェに続いて空海なのか〜」と購入してみることに。

そういえば空海はかなり有名ではありますが、
残した言葉などに触れる機会もなかったので、
なかなか新鮮な感じがしました。

わかりやすい口語訳になっているところは読みやすいですが、
前後の文章がないので意味がちゃんと理解できているのかどうか・・・。
これは受け手の問題でもあるのですが、
すっと頭に入るもの、難しいもの、両方ありました。

さてこの本の中で気に入った一文は「戒めの言葉」の中に
掲載されていたもの。

確かに「自分が正しい、相手は間違っている」という前提のもとに
話をするから衝突したり、意見が平行線のままであったりする訳です。
ワタシもついつい自分が正しいという立場から
話をしてしまい、ぶつかり合うこともしょっちゅう(反省)。

ガツンと話をする前に一度冷静に考える必要、大アリで
自戒の意味を込めてこの一文をご紹介します(^^;)


【空海 人生の言葉】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/488759884X/dosportstrain-22/ref=nosim

……………………………………………………………………………………………
◆編集後記
……………………………………………………………………………………………
今回NSCAジャーナルの「プロフェッショナル〜S&C最前線」に
記事を掲載していただきました〜。
いろんな方々から「見たよ!」と声をかけていただき、
さすが専門誌だけあると感心しているところです。
治療資格を持たないけれどもトレーナーとして現場に携わりたいという方々に
少しでもお役に立てば幸いです。

そうだ。先日チームの大御所さんとの茶飲み話をしたのですが

「持つべきものは友だ」

と断言されていました。
友であり、志をともにする仲間。
自分では出来ないことも友に託すことで広がる。
いい友に助けられて、今日の自分があるというようなことを
おっしゃっていました(御年75歳)。

本当に心にしみる一言でした〜。


今回のメルマガはいかがでしたか?
「役に立った」「面白い」「よかった」と思われた方は
ぜひクリック&ご意見をお待ちしています(*^_^*)
http://clap.mag2.com/bajaecufre?264

(いただいたご意見はメルマガ上でご紹介させていただく場合があります。
 掲載不可の場合は、その旨一言お書き添えいただければ幸いです)


では来週265号でお会いしましょう☆


【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせはコチラから】
http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm


【ツイッターアカウントです。よろしければフォローを】
http://twitter.com/nyaro_2000


◆◇…………………………………………………………………………………◇◆

「なるほど週刊トレーナーニュース」とは?

スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から
スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を
提供する無料のメールマガジンです。

スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。
トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、
トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に
少しでもお役に立てたら幸いです。

※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は
 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。
 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。


【なるほど週刊トレーナーニュース】

 発行者    :アスレティックトレーナー ニャロメ
 サイト情報  :真面目にスポーツトレーニング!
         http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/

 メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に)

 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html
 Copyright(C)2006-2011 Nyarome All rights reserved

◆◇…………………………………………………………………………………◇◆