なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第272号) 平成23年 4月25日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 暖かい日が続いたかと思えば、 風が強くて急に寒くなったりとまだまだ気温の変化が激しいですね。 寒くなってもいいようにモコモコ三点セット (ネックウォーマー、レッグウォーマー、手袋) は常に持参でトレーナー活動中〜。 体調など崩さず元気に顔晴っていきましょう☆ では271号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「インフルエンザがまだ流行っています」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「ランニングを競技に活かす〜後編」 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 「言葉は伝える技術である」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【インフルエンザがまだ流行っています】 今週はチーム練習の合間に近い学校に トレーナー活動にいってきました〜。 先月はちょうど地震当日に活動予定だったのですが、 とても練習どころではなく中止。 その後もしばらくは部活動を中止していたそうですが、 現在は再開し、選手たちはみんながんばっていました! 春の公式戦は残念なことに敗退してしまったため、 夏の大会に向けてのトレーニング指導がメイン。 ・・・と思ったらなぜか人数が少ない(-_-;) 聞いてみるとインフルエンザが学校で流行っているようで、 チーム内にもインフルエンザにかかって休んでいる選手や、 発熱で疑わしく帰宅した選手などもいて人数が少なかったよう。 この時期でもまだ流行っているんですねぇ。 などと感心?していると 知り合いのトレーナーさんの担当している学校は 学級閉鎖になっているというじゃないですか。 こんなページも見つけました。 参考ページ)インフルエンザ流行(警報・注意報)マップ http://influenza.elan.ne.jp/map_japan/ 見ると近い学校の地域は「注意報」 知り合いのトレーナーさんの学校は「警報」 の出ている地域でした(^^;) インフルエンザといえば冬の季節性のもの、という認識が強いですが 日頃から感染症対策としての予防(手洗い・うがい・マスク等)を しっかり行う必要がありますね。 ワタシも自分がかかってしまうと選手やチームに迷惑をかけてしまうので (一応ワクチン注射はしましたが)、 気を引き締めていきたいと思います〜。 …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【ランニングを競技に活かす〜後編】 先週はランニングを競技に活かすために 直線的な走力の測定と、競技特異性のあるランニング種目の測定を行い そのデータを比較して出来るだけ競技の中での走力を高めるような 取り組みを行う、というところまで書きました。 直線的な走力はあるのに、 競技ではその速さを活かしきれていない選手について 何が原因かを根本的に考えることになったのですが、 一番の原因は、 「直線的なランニングフォームと競技中のランニングフォームが違う!」 ということ(-_-;) これは走ることを専門にしている学生さんがみて 違うポイントをすぐにチェックしてくれました。 これはビデオなどで映像を取ればすぐにわかるでしょう。 具体的には、 ●地面の反力を活かせるような姿勢になっていない(浮きあがる) ●身体に余計な力が入っている ●いわゆる足が流れてしまっている状態 だったのです。 で次に考えたのがシューズです。 50m走などで走る普段のランニングシューズと違い、 競技で使用するスパイクは重く(しかも踵がやたら重かった)、 チームで決められたものを履かなければならず、 選手としても「走りにくい」とのこと。 ・・・どうするんですか、コレ(涙)。 で、相談の結果これで競技をやらなければならない以上、 普段の技術練習でも実際試合で使うスパイクを使用して練習する、 ということにしました、ひとまず。 もっといい代替案が浮かんだら変更します。 さてその次はサーフェスです。 土のグランドは思ったよりも地面の反力を得にくいんですよね。 でもいつもと同じようなフォームで接地時間を少なくするように 走ってみると足が流れる、ということに気がつきました。 また競技でのランニングが非常に速い選手からも どういうことに気をつけているのか、アドバイスをもらいました。 土のグランド特有の足の使い方があるそうで、 ワタシ自身も「へぇぇ〜!」と感心させられました (感心している場合ではないけど)。 ということで、 今後もランニングを競技に活かすための試みは続きます。 またご報告できることがあれば、 メルマガにも書かせていただきますね〜!! …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 …………………………………………………………………………………………… 「言葉は伝える技術である」 【伝える本。−受け手を動かす言葉の技術。】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4478012822/dosportstrain-22/ref=nosim 言葉を発することは、誰にでもできるけど、 自分が伝えた言葉は正しく相手に伝わっているかとどうかと問われると とたんに自信がなくなってしまう人も多いのではないでしょうか。 この本はコピーライターとして活躍されている山本高史さんが、 言葉を使いこなすプロフェッショナルとして、 伝える技術を解説した一冊です。 トレーナー活動に限らずですが、 仕事をする上においてコミュニケーションを取ることの重要性は イタイ思いをしながら痛切に感じております・・・。 ちょうどこの本を読んでいるときに伝える技術を痛感した出来事が。 グランドにいたマネージャーに、 「救急箱のバンドエイドがないので、ガバッと持ってきてくれる?」 と頼んだら、シート状のものを2枚(5枚セット×2)持ってきました。 うーん・・・。 ガバッと=ワタシの中では50枚くらいだったんですが、 彼女の中では10枚だったんですね(-_-;) スミマセン。 これはそういう指示を出したワタシが全面的に悪いんです (でも再度取りに行ってくれました。感謝!)。 というように、言葉の送り手と受け手の理解が異なる言葉を使用すると 誤解を生むというか、言ったことが伝わらないということになります。 「ちゃんと」「きちんと」「しっかりと」「僕なりに」 といった言葉はあまりにも意味が曖昧すぎる(「ガバッと」も)。 言葉を伝えるということはあまりにも日常的すぎて、 そしてかつ誤解を生みやすい行為だということに 今さらながら気がつきました。 メルマガを書くことも言葉を伝える一つの行為。 「きちんと」伝わっていることを切に願うのみです(^^;) 【伝える本。−受け手を動かす言葉の技術。】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4478012822/dosportstrain-22/ref=nosim …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… 言葉はむずかしい。 でも自分の考えていることを伝えなければならない。 「目を見るだけでわかる」というのはよほど親しい間柄なのか? エスパーかのどちらかではないかと(笑)。 その一方で曖昧さを残し、 受け手にその意味の解釈をゆだねるという方法もあります。 いろいろ考えさせられる今回の本でした〜。 今回のメルマガはいかがでしたか? 「役に立った」「面白い」「よかった」と思われた方は ぜひクリック&ご意見をお待ちしています(*^_^*) http://clap.mag2.com/bajaecufre?271 (いただいたご意見はメルマガ上でご紹介させていただく場合があります。 掲載不可の場合は、その旨一言お書き添えいただければ幸いです) では来週272号でお会いしましょう☆ 【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせはコチラから】 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm 【ツイッターアカウントです。よろしければフォローを】 http://twitter.com/nyaro_2000 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2011 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |