なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

(第281号)

平成23年 7月 4日

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こんにちは、ニャロメです。

いよいよ節電の夏がやってまいりました。
といってもほとんど自宅にいないような生活では、
待機電力を極力減らすくらいで、
暑い時間帯も日光に照らされて黒こげになりますよ・・・。
あー手がすでに色が変わって切ない(T_T)

では281号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「運動指導教室を担当します〜」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「運動不足病を解消しよう」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「後悔しないためにもバカになれ」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【運動指導教室を担当します〜】

以前から話は聞いていたのですが、
今回、とある研究所で運動指導教室の担当をすることになりました。

とはいっても普段のトレーナー活動と日程を調整し、

「空いているときにサポートしてもらえれば」

ということで、
不定期ながらしばらく担当します。

昔、同じように一般の方を対象とした運動教室を
指導していたことがあったのですが、
ずいぶん前の記憶につき、何をどのようにやったのやら、
きれいさっぱり忘れてしまいました(^^;)


ひとまずアップテンポの曲(洋楽)とストレッチ用の曲を準備し、
自重で出来るトレーニングを中心に、
ノリノリで展開してみたところ、自分が一番つらかったという(笑)。

・・・それもそのはず。

参加者の方は1回のみですが、
ワタシはその運動教室を1日3回行ったんです。
3回目は始まる前から吹き出る汗を抑えつつ、
何とか無事終えることが出来ましたが、
その後チーム練習に参加したときにはすでにヘトヘト状態。

運動不足を再確認する一日でもありました(-_-;)


そういえば教室の始めにツカミとして、
頭の体操みたいなことをやるんですが、
今回それに加えて「ジャックナイフストレッチ」を行ってみましたー
(読んだ知識はさっそく試してみたくなる)。

※参考バックナンバー279号
http://archive.mag2.com/0000184398/20110620210000000.html


これ、前屈が簡単にできるようになると大好評でした〜。
その場で前屈が改善されるというのがいいみたい。

実はまだ選手に教えていないので、
早めに誰かつかまえて?試してみたいと思います(^_^)v

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【運動不足病を解消しよう】

先週参加したNSCAの基調講演より、
今回は森谷先生がお話しされた内容について
簡単にではありますが、まとめてみたいと思います。

運動することのメリットについては
健康的な生活を送ることであったり、生活習慣病の予防や改善、
さらに最近では運動することで頭がよくなる!
とまで言われています。

「運動不足こそが病気を引き起こす」

という認識の元にいろいろと面白いお話を聴かせていただきました。


●筋肉は臓器である

使わない体の機能はすべて退化するため、
運動をしないと筋肉は退化してしまいます。

●糖尿病は運動不足病

慢性的な運動不足は肥満や2型糖尿病におけるインスリン感受性の低下と
深い関係があることが知られています。
また糖尿病患者の方が運動を継続的に行うことで、
インスリン感受性を改善させ、さらには動脈硬化、心血管系疾患の
リスクを軽減させることにつながります。

●心臓を強くするためには?

まさか、心臓にダンベル持たせて運動させるわけにはいきませんよね。
全身の筋肉を使って運動することで、心臓から出る血液の心拍出量を大きくし、
トレーニングすることで心臓は強くなるんですよ。

●筋肉は摂取した糖質の70%を消費する

残り20%は脳、で後は他の臓器すべてで10%。
脳の栄養素は糖質(炭水化物)です。
朝から朝食抜きで授業に出る高校生などは、
糖質が足りないから、教室で寝て、脳が糖質を温存しようとするのです。
頭をよくするためにも朝食は必ずとりましょう。

●歩くスピードと死亡率の関係

歩くスピードが遅くなればなるほど、
各種疾患による死亡率との相関関係があると言われています
(ただし、がんによる死亡率はさほど因果関係が証明できていない)。
年を取ってもテキパキ歩くことが出来ることを目指そう。
歩行速度は高齢者の「バイタルサイン」ともいわれています。

●見た目と長生きも大いに関係あり

一卵性双生児の年齢を見た目で判断した研究では、
若く見られた人のほうが、実際に長生きしているという追跡結果があります。
見た目が若々しいということ=長生きにつながるのではないかと
考えられています。

●活性酸素はオール悪、ではない

運動の初期段階で、活性酸素は筋肉の再構築に必要なもの。
運動前の抗酸化サプリメント(ビタミンCなど)はオススメしない。
ただし長期にわたる活性酸素の影響は、筋肉の廃用性萎縮につながるため、
高齢者などにはサプリメントをとることもOK。

といったことを思い出すままに書き残しておきます。

ちなみにこのような内容を激しいパフォーマンス?と
大ボリュームの関西弁で語られていましたことを
付け加えさせていただきます(笑)。

「とにかく頭がよくなって長生きしたければ、運動しろ!ってことです」

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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「後悔しないためにもバカになれ」

【WorldShift 未来を変えるための33のアイデア】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4799310143/dosportstrain-22/ref=nosim

各界の著名人が今の日本、そして世界が
どのようにシフトしていくべきかを語った一冊。

2011年3月11日以降と以前とでは、
世界は確実に変わってしまったということ。

それ以前にWorldShift Osaka が2010年11月に開催され、
日本や世界はこれからどのような価値観を持ち、
変わっていくべきなのかといったことを著名人が講演したそう。

参考サイト)WorldShift
http://www.worldshift.jp/


今回はその講演内容と寄稿による33名のWorldShiftへの提言集です。

その中でも堀江貴文さんの内容が一番印象に残りました。
いわく、

「教育レベルが高い日本人はとても賢いが、リスクに対する賢さから
 一歩も踏み出そうとしない人が多い」(内容要約)

「学校の勉強とかよりも、本当に素で勝負した方がいいですよ。
 自分が守るべきものとか実際にありそうでないし、人生は意外に短いし。
 大人になって若いときにこうしとけばよかった、みたいなことって、
 年を取れば取るほどあるんですよ。
 後悔しないためにもバカになれってことですね。すぐに行動するべき」

(P37より引用)

もっともっと年齢を重ねると身にしみて感じるのかもしれません。

「反省しても後悔するな」

という言葉も好きですが、人生は短い。
毎日悔いのないように、リスクを考えるだけではなく、
飛び出す勇気も持ち合わせたいものです〜。


【WorldShift 未来を変えるための33のアイデア】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4799310143/dosportstrain-22/ref=nosim

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◆編集後記
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飛び出す勇気ということで言えば、
会社を辞めてトレーナーを志すことにしたン年前、
周囲の人から「勇気あるねぇ〜」と言われましたよ。
社会的にも、経済的にも不安定な世界に飛び込むことになってしまい、
そういう意味では「勇気」かもしれませんが。

勇気というよりは後悔しないための行動だったのかな、と思います。

今のワタシが昔のワタシに一言かけるとしたら、
「いやぁ〜勇気あるねぇ!」と言ってしまいそうでが(笑)。


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