なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

(第317号)

平成24年 3月12日

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こんにちは、ニャロメです。

東日本大震災から一年がたちました。
車が壊れたかと思うほどの揺れと、その後の混乱、計画停電の実施など、
いつもの日常が当たり前ではなくなった日です。
今、こうして元気に過ごせていることに感謝し、
自分の出来ることを一つずつがんばっていこうと思います。
震災で亡くなられた方のご冥福と
被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。

では317号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「とある記念パーティーに行ってきました」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「水中トレーニングを行うメリット」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらす」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【とある記念パーティーに行ってきました】

今週はチームの練習は休みなく、
それでも以前から案内をいただいていた
とある記念パーティーに参加してきました。

えーっと・・・同窓会みたいなものだと思っていただければ。


久しぶりに会う人も多く、

「うわー!久しぶり〜!!」と言いたかったのですが。

最近のFacebookの広まり具合はハンパなく、
それぞれの近況をそれとなくチェックしていることもあって、

「何か、久しぶりって感じしないなぁ」といったことに(笑)。


それでも参加された皆さんの近況報告を聞いていると、

「ワタシもがんばらねば!」と思わされた次第。

トレーナーやトレーニングコーチとして活躍している人、
また別の分野で活躍している人、
目が生き生きとしていますよね!!

ワタシも久しぶりにトレーナーを目指してガムシャラに活動していた
「なんちゃってトレーナー」時代を思い出しました。

資格取得のため、NSCAの書籍「ストレングス&コンディショニング」を
ただひたすら読み続けた日々とか。

レッグエクステンションのマシンを見て
「これはふくらはぎのトレーニングですか?」
ととぼけた質問したこととか。

今、思うと結構ヒドイ(^^;)


あ、ちなみに資格取得のためのコツ?として
教科書を読み込むこと(少なくとも3回)を
当時の学生さんにも強くすすめていたのですが、
本当に言葉どおりに実行して合格。ワタシもこれで合格しました。

基本の上に応用があるわけで、
その土台作りのために教科書をひたすら読むこむこと。
なかなかいけると思います(^^ゞ

といった当時の思い出話に花が咲き、
非常に楽しい時間を過ごすことができました。
そして刺激をもらった!!!

昨日よりも今日、今日より明日が一歩でも前進できるよう、
がんばっていきたいと思います。

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【水中トレーニングを行うメリット】

先週は水中トレーニングの特性について、
「浮力」「水圧」「水温」「抵抗」と
それぞれをまとめてご紹介しました。

陸上とは違った環境下で行う水中トレーニングには、
どのようなメリットがあるのでしょうか。

●筋リラクゼーションの促進
 プールの温かさは筋緊張をやわらげる。水は温かいほどよい。

●痛みに対する感受性の低下
 浮力による患部への圧力軽減、筋リラクゼーション、
 温水の「温かさ」は神経系への入力に関与し、痛みの信号が届かなくなる。
 ようするに温かいと感じることで痛みを感じなくする

●関節運動をより簡単にする
 浮力による患部への圧力軽減は、関節可動域の改善にも関与する
 特に下肢は荷重関節であるため、その影響を大きく受ける

●筋力・筋持久力の増強
 これは抵抗がかかることによる運動効果

●末梢循環の改善
 温水による血管拡張、水中の身体部分にかかる静水圧も大きくなり
 循環が促進される

●身体に対する自覚、バランス、体幹安定性の改善
 水中では「身体のどの部分が動いているか」をより自覚することができ、
 筋の再教育の媒体として水は非常に有効

●トレーニング意欲の改善と自信の回復
 陸上に比べて水中ではトレーニングを行いやすく(浮力等の関係で)、
 より高いレベルに到達することが可能である。
 できなかったことができるようになり、自信の回復にもつながる

(参考図書)アクアティックリハビリテーション
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4931411150/dosportstrain-22/ref=nosim


特に下肢に不安部位を持つ選手には、
荷重によるストレスが軽減されるため、いろんな動きが行いやすく、
まさに「トレーニング意欲の改善と自信の回復」にはうってつけではないかと。

痛みの感受性が低くなるというのは、
アイシングのメカニズムと同じ神経系への刺激入力が
キーポイントになっているんですね。

「冷やしとき〜」も「温めとき〜」も
それぞれの刺激によって痛みを軽減させるということ。

こういった特徴とメリットを考えて、
上手に水中トレーニングを利用したいものです(*^_^*)

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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「幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらす」

【幸福優位7つの法則】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4198632359/dosportstrain-22/ref=nosim

友人がtwitterで感想をつぶやいていたので、興味をもって購入。
最近、誰かがすすめるもの(いわゆる口コミ)を
そのまますぐに買ってしまう傾向があります(^^ゞ

さてこの本についてですが、

「成功するから幸せなのではなく、幸せだから成功する」

という幸福優位性(ハピネス・アドバンテージ)について、
7つの法則をまとめたものです。
多くの具体的な事例をもとに構成されていて、非常に読みやすく面白い。

これを読んで思ったこと。
今日で「ダメ人間」卒業ということにしたい(笑)。


このほかにもココロの持ちよう、モノの見方を変えることや、
ソーシャルネットワークとのつながりによる前向きな行動といった、
少しの変化がもたらす幸福感がやがて大きな流れを生み出すことを
わかりやすく解説しています。

「いつもしあわせそう」と内申書に書かれていた学生時代。

これでいいんだ!と思いました(*^_^*)
いつもハッピーに過ごしたいものです☆

【幸福優位7つの法則】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4198632359/dosportstrain-22/ref=nosim

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◆編集後記
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パーティーに参加していた人に
「早起きすると気分いいですよ」とか
「運動するといいですよ」とか言われて、
そのとおりだと思いながらも妙にプレッシャーを感じたり(笑)。

これから暖かくなるから、ムリのない範囲でがんばってみようかな
(ちょっと弱気ですけど)。


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