なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

(第319号)

平成24年 3月26日

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こんにちは、ニャロメです。

ようやく春らしい気温になってきましたね。
来月からはいよいよシーズンイン。
公式戦に向けてしっかりフィジカル面の
サポートをしていきたいと思います!

では319号のご案内です。

【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「トレーナー活動見学に来られました〜」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「メモを取ることの重要性」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「ただ聞くこと。それが相手の心を開く鍵なのです」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【トレーナー活動見学に来られました〜】

今週も実は休みがありませんでした(*_*)

休まないと心身ともにリフレッシュできない、と思っていましたが
いつもお世話になっている先生が、

「休む暇があったら働く!」

と言っていたのを思い出し、
休む暇があったら働く、もしくは勉強することにしました(笑)。
何事もうまくバランスを取りながら、
息抜きしながら、ですけどね(^^ゞ


で、今週は友人S嬢が学生さんを連れて施設見学に来られました。

「ニャロメさんのトレーナー活動の場面を見学させてほしい」

とのことで、
トレーニング時間にあわせて見学してもらうことに。

ここでハタと疑問が。

「果たしてこの練習見学で何か勉強になるんだろうか(汗)」

選手にトレーニングプログラムを準備し、
それぞれが数名でペアになってトレーニング。
ワタシはといえば、トレーニングの負荷をチェックしたり、
動作を確認したり、個別にアドバイスしたりと、
ひたすらフロアをウロウロしています。

試合が近いときは負荷の調節なども行います。

「大丈夫です。いい勉強になります」

とS嬢は言い切るので大丈夫だったのかな(^^ゞ


その後、
これから現場に出るという学生トレーナーに何かアドバイスを、
とムチャ振りされたのですが!?

「知っていることと知らないことを混同せず、
 知らないことは知らない→調べる→説明する、という段階を踏めば、
 選手との信頼関係は築けると思います」

と話しておきました。

ワタシが知らないことは知らん!といっていたので(笑)。

今でも知らないことだらけですが、
それを調べていくことも楽しいかな。

とは言っても先週の「無知の知」ではありませんが、
知れば知るほど己の無知を知るわけで、
そこで凹んだりせずに、未知のことを解決するプロセスを確立しておけば、
いいのではないかなと。

トレーナーを目指す皆さんに
少しでもお役に立てたようであれば幸いです♪

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【メモを取ることの重要性】

学生トレーナーさんにいろいろ話をさせてもらったので、
今回はこれから現場に出るという皆さんに向けて、
ワタシが日頃から意識していることなどを。

「メモを取る」

ということはある行動を習慣化するために
とてもいい仕組み作りの一つです。

選手によく話していることは、

「自分のトレーニング記録を書きなさい」ということ。

今日の体重や行ったトレーニング内容、重さなど、
文字や数値にして残すように指導しています。

一週間もたつと記録しなかったものは記憶が薄れてしまい、
やがては忘れてしまいますが、
紙に書いて残しておくと振り返ることが出来るからです。

入学当初のトレーニング記録などを見ると、
自分の成長具合が数値として実感できるので、
モチベーションアップにもつながります。

「誰にでも出来ることを、誰にでも出来ないくらい続けること」

一つ一つの行動は難しいことではありません。
それを続けることが難しい。

でも確実に言えることは、
こうして書き残すことが出来る選手と出来ない選手の差は、
おのずと生まれ、やがては大きな差になって現われるということ。
これに例外はなさそうです。


さて、これをトレーナーに置き換えてみた場合、
やはりメモを取ることはとても重要なのですが、
行動を習慣化するという目的ではなく、
約束を守るための行動、といった意味合いが強いと思います。

選手の状況を把握することはもちろんですが、
知らなかったことを調べるための備忘録として、
日常の活動内容など、何でも書いています。
そしてノートにまとめています。

もう何十冊もたまったノートを見返すと、
自分の未熟さに恥ずかしさMAXなんですが(笑)、

「こんなことも知らんかったんかー」

と半ばあきれつつ、
学習の記録として残してあります(^^;)

トレーナー活動の現場に出る皆さん、
そして選手の皆さんにはぜひとも「メモを取る」ことを
習慣にしてほしいですね☆

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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「ただ聞くこと。それが相手の心を開く鍵なのです」

【聞く力】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/416660841X/dosportstrain-22/ref=nosim

「TVタックル」などでもおなじみ、
阿川佐和子さんが自らの経験から得られたコミュニケーションの、
特に「聞くこと」についてさまざまなヒントを紹介されています。

「インタビューが得意ではなかった」という阿川さん。

得意ではなかったからこそ、
必死になって準備をしたり、話を聞き出そうとしたり。
時には失敗したりしながらも、そこから反省して学習して、
というプロセスが非常に面白く、参考になります。

ご紹介した言葉は臨床心理学者、河合隼雄さんに教えられた言葉。

セラピストのように患者さんに対応するときに、
何もアドバイスをせずにただひたすら聞いていたという話を聞き、
相手の心を開くためには、話を聞くことこそが大切だということ。

城山三郎さんとのインタビューでの「名相づち打ち」ぶりを
目標に努力してきたことなど、
聞く力がコミュニケーションにおいてどれほど大切であるか、
改めて実感する次第です。

ワタシも相づちだけは得意なんだけどな(^^;)

選手の話をよく聞くこと。
これを肝に銘じて明日もトレーナー活動がんばります!!


【聞く力】
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◆編集後記
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もったいなくてなかなか読めない安藤さんの本ですが、
ゴーインにも入浴中に読むことにしました。

・・・と睡魔が!?

あやうくお湯ポチャをやらかすところでした(*_*)
入浴中は別の本にしようと思います(笑)。


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