なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第325号) 平成24年 5月 7日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 つかの間のゴールデンウィークも終わり、 今日から仕事再開という方も多かったのではないでしょうか。 ワタシはカレンダー通りに働くということはなく、 充実した一週間を過ごしておりました(^^;) 風が気持ちいい季節、今週もがんばっていきましょう〜。 では325号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「スカウトされました(笑)」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「チームトレーナーの抱える問題〜後編」 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 「自分がどんな行動をとる可能性があるのかは予測できる」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【スカウトされました(笑)】 ゴールデンウィークももちろんトレーナー活動三昧。 一日休みがあったので、 気分転換に映画「テルマエロマエ」を見てきました。 いやぁ面白かった。笑うって気分最高ですね♪ 参考サイト)「テルマエロマエ」公式サイト http://www.thermae-romae.jp/index.html *** もちろんこの連休中に試合もあったんですが、 次の試合を待つ別チームの選手たちがワタシの トレーナー活動を後ろからじーっと見ていました。 視線を感じたし(笑)。 で、質問してくるんです。 「この飲み物ってどんな効果があるんですか?」とか 「痛みがあるときはどうしたらいいですか?」とか。 いずれは対戦する相手でもあるわけなんですが、 今日のところは特に敵対することもなく、 むしろトレーナーとして、差し支えない範囲でいろいろと アドバイスすることに。 聞けばチームトレーナーがいなくて選手たちは困っているとのこと。 最終的には、 「ウチのチームトレーナーもやってくださいよ〜!!」 とのことでした(笑)。 「ウチと対戦するときはどうするのよ〜?」と聞き返すと、 「真ん中で両方のチーム見てください」とのこと。 フレンドリーな選手たちですな(*^_^*) 選手たちの質問内容や困っている状況からして、 チームにトレーナーがいるということ自体が 彼らからすれば恵まれた環境なんですね。 ・・・ウチの選手たちはそれを理解しているのだろうか(^^;) 個人的には応援している選手なんかもいるので、 がんばってほしいなぁと思ってます。 アスレティックトレーナーとしては、 選手のニーズにこたえてあげたいけど、どうしたものか〜。 スポーツをする環境をととのえる意味でも、 アスレティックトレーナーは必要不可欠な存在だと思います・・・! …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【チームトレーナーの抱える問題〜後編】 先週に引き続き、 チームトレーナーとして選手がケガをしたときの 病院やドクターの選択について書いてみようと思います。 これを解決する方法としては、 ●選手が別の病院を選択したいという意志を持っているかどうかの確認 ●できればその理由も聞いてみる (家から近くて通院が便利とか、有名な先生だから!とか) ●仲介するトレーナーさんや、セカンドオピニオン先のドクターと コンタクトをとる ●別の病院を受診する際に帯同する といったことが考えられます。 今まで以上にインターネットで簡単に情報検索できるようになり、 選手や指導者、保護者がより多くの選択肢を自ら選べるようになり、 言ってみれば病院も「選ばれる」時代になったことは確かです。 その一方で、チームトレーナーは チーム・選手のバックボーンや今後のことも含め、 大きな視野でそのときに一番いいであろうと思われる選択肢を 提示しているわけです。 (勉強不足で一番いい選択肢でない場合もないとはいえないけど) 何事にもメリット・デメリットの両方があることを理解し、 選手にわかりやすく説明し、デメリットも含めた上で 早く競技復帰出来るための選択肢を提示する。 ここはスポーツ医学に精通する専門家として、 自信をもって話すことかなと思います。 *** 「こういうことが何度も起こると、その選手に対する情熱が冷めてしまうよね」 とお世話になっているドクターは嘆いていました・・・。 「選手に違う選択肢を提案するときは、 自分が逆の立場にならないように気をつけなきゃね」 チームトレーナーは選手の動向を確認することが出来ますが、 ドクターは一度離れてしまうと、 その選手が競技復帰したのか、別の病院に行ったのか、 結局競技を断念してしまったのか、といったことさえわからないそう。 お互い人間ですから、 いくら自分が大変な状況(この場合はケガ)にあっても、 相手のことを思いやり、誠実な対応を心がけるように、 よく話をしながら、すすめていく必要があると感じました。 こういうときにチームトレーナーとしての手腕が発揮されるのではないかなと。 誰からも応援される選手になるためには、 こうしたことも考えられるようになってほしいなと思います。 …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 …………………………………………………………………………………………… 「自分がどんな行動をとる可能性があるのかは予測できる」 【時間を最高に活かす17の技術】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4781607551/dosportstrain-22/ref=nosim トレーナー活動に従事していると、 自分でコントロールできない時間が多く(特にチーム対応)、 いつも「休みがない」と言っているような気がします。 「ワークライフバランス」という言葉が一時期はやりましたが、 仕事とプライベート双方の充実をはかることは、 多くの人にとっては必要不可欠なことではないのでしょうか。 そんな中で読んだこの本には、 時間管理のためのさまざまなヒントがありました。 ●己を知り、 ●どのように過ごしたいかを考え、 ●そのための行動を起こす 「本を読む時間がない人は、本を読まないから時間がないのだ」 と何かで読みましたが、 本を読むことでいろいろなことを考え、行動し、 その結果、時間をうまく使ってさらに本を読むという、 正のフィードバック効果が得られるというのです。 未来は予測できなくても、 自分がとるかもしれない行動は予測できる。 そこから、改善したいと思うことについて、 一つずつ行動にうつしていくことが大切。 自分の時間を見直す意味でも非常に参考になりました〜!! 【時間を最高に活かす17の技術】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4781607551/dosportstrain-22/ref=nosim …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… フレンドリーなチームの選手に 「肘が痛いんですけど、どうしたらいいですかねー」なんて質問され、 「それワタシに言っていいのか!?」と思ったんですが、 トレーナーがいなくても出来ることやストレッチ方法など、 アドバイスしてきました。 今度会ったらワタシのコラム読むように言っておこうかな(笑)。 今回のメルマガはいかがでしたか? 「役に立った」「面白い」「よかった」と思われた方は ぜひクリック&ご意見をお待ちしています(*^_^*) http://clap.mag2.com/bajaecufre?325 (いただいたご意見はメルマガ上でご紹介させていただく場合があります。 掲載不可の場合は、その旨一言お書き添えいただければ幸いです) では来週326号でお会いしましょう☆ 【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせはコチラから】 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm 【ツイッターアカウントです。よろしければフォローを】 http://twitter.com/nyaro_2000 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2012 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |