なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第330号) 平成24年 6月11日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 のんびり、ゆっくりしたいという願望をもちながら、 今日も朝から晩まで活動しております。 予定が立たないことは毎度のことなんですが、 それでも今月後半にまとめてドドーンと。 で、いつ休みなのか、それはまったくもって不明です(笑)。 では330号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「原稿の前倒しと予定の後回し」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「肩後方部の痛み〜四辺形間隙症候群〜」 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 「器量とは相手を優先してあげられること」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【原稿の前倒しと予定の後回し】 大会が控えていることもあり、 チーム練習にサポートする時間がまずメインになります。 しかし、そうはいっても、 いろいろと締切りのある仕事などもあるので、 今週は空いている時間にギュギュっと詰め込んで、 原稿を書きまくっていました(笑)。 最近の季節ネタとしてのテッパンは、 ●紫外線対策(日焼け対策) ●熱中症対策(水分補給等) ●アウトドアで起こりやすいケガとその対応 などがあげられますが、 どこでどのネタを書いたのか確認しないと、 かぶってしまいそうでコワイです(-_-;) あといつも遅れがちな報告書の作成とか。 今週はいつもにましてパソ子と向き合う日々でした。 ※今回のメルマガも配信遅れにはしたくないので、 ちょっとだけ前倒しで書いています。 そして大会期間中は、 他のところへいくトレーナー活動も都合がつかないので、 こちらは先生方に連絡をしてすべて大会後にしていただきました。 これで何とかスケジュールのメドは立ったんですが。 どこで休みになるのかはまったくわかりません(>_<) きっと試合が終われば何とかなるでしょう(笑)。 勝負時ですからね。がんばっていきたいと思います!! …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【肩後方部の痛み〜四辺形間隙症候群〜】 前回は投球動作と神経障害について、 主に胸郭出口症候群(TOS)について書きました。 先日のセミナーで勉強してから、 選手をつかまえては触診させてもらい、ひたすら ●圧痛の有無(斜角筋腱、肋鎖間隙、小胸筋腱) を確認(^^;) TOS無症状でも圧痛を訴えることもあったりして、 「ああ、なるほど、こういうことね」 とさらに理解が深まりましたよ(皆さん、ありがとう)。 *** 今回は四辺形間隙症候群について書こうと思います。 あまりにもマニアなスポーツ傷害なのですが、 投球動作に詳しい専門の先生などと話をしていると、 単語がさらっと出てきたりして驚かされます。 ちなみに自分のウェブサイトには載せているからリンクを貼ろう〜 と思って探してみると、書いていませんでした(^^;) さて四辺形間隙症候群ですが、 肩の後方に位置する四辺形のスペース部位に 痛みを生じることをさします。 ちょっと解剖学的な知識が必要となるのですが、 その四辺形のスペースはこれらによって囲まれています。 ●上腕骨外顆頚 ●上腕三頭筋 ●小円筋 ●大円筋 でこれらによって囲まれている部位は、 腋窩神経、腋窩動脈の通り道となっていて、 筋肉の柔軟性が低下したり、動きが悪くなったりすることで 絞扼性(こうやくせい=ギュッと締め付けられるような)神経障害 を起こすことがあるのです。 肩の後方部、上腕三頭筋や小円筋の近く、 こうした四辺形スペース付近の痛みの場合、 しびれ感やだるさ、力が入らないといった神経障害がみられることがあります。 このようなケースの場合、 局所的に消炎鎮痛剤を注射することで症状が劇的に改善することもあり、 その他、筋肉の柔軟性を改善させることや、 神経損傷に効果があるといわれているビタミンB12などの服用、 肩甲骨周辺部の動きの改善などでも痛みなどが 軽減することが期待できるのです。 投球動作を伴う競技以外だと、 なかなか目にすることはないかとも思いますが、 肩後方部の痛み、特に神経症状を伴う場合には、 「あ、そういえばこんなケガもあったかな」 と思い出してもらえたらと思います。 …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 …………………………………………………………………………………………… 「器量とは相手を優先してあげられること」 【器】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4763132180/dosportstrain-22/ref=nosim 斉藤一人さんの新刊が出るというので、 少しでも一人さんのように明るくステキな生き方をしたいと思う ワタシは即購入。 いつもついているCDがついていないけど? と思いつつ読み進めていくのですが、 自分の器量の小ささを恥じつつ、 でもやっぱり器量の大きな人間でありたいという願望は持ちつつ。 「器量とは相手を優先してあげられること」なんですね。 人の数だけ世界の中心がある、 と何かの本で読み、そりゃそうだよなと納得したのですが、 そうした世界の中心であるワタシは、相手を優先させることができるのか。 「器量とは“気持ちのいい行い”だと思うのです。 (中略) 普通はみんな、自分を優先したいんです。 それを差し置いて、相手を優先してあげることができるかどうか。 そこで人の器量が問われるのです。」 (P157〜P158より引用) 他にも、自分の機嫌は自分でとることとか、 耳の痛い話がたくさんあって、 読んでいるうちに背筋を伸ばして座り直したくなるような、 何度も読み返したいような本でした。 器を大きくするためには「よく学び」「行動する」こと。 これからも学び続け、行動し続けようと思います。 【器】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4763132180/dosportstrain-22/ref=nosim …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… 原稿とスケジュールさえメドが立てば、 安心して試合に専念できます。 といってもワタシが試合に出るわけではないですけど(^^;) 一戦必勝で目の前の試合を全力でサポートします!! 今回のメルマガはいかがでしたか? 「役に立った」「面白い」「よかった」と思われた方は ぜひクリック&ご意見をお待ちしています(*^_^*) http://clap.mag2.com/bajaecufre?330 (いただいたご意見はメルマガ上でご紹介させていただく場合があります。 掲載不可の場合は、その旨一言お書き添えいただければ幸いです) では来週331号でお会いしましょう☆ 【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせはコチラから】 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm 【ツイッターアカウントです。よろしければフォローを】 http://twitter.com/nyaro_2000 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2012 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |