なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

(第349号)

平成24年10月22日

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こんにちは、ニャロメです。

秋のシーズンもいよいよ終盤に近づいてきました。
毎回ヒヤヒヤしながら過ごしているのですが、
もう少しシーズンは続きます。
持てる力を120%出せるよう、チームトレーナーとして
全力でサポートしたいと思います!!

では349号のご案内です。

【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「現場の悩みにこたえたい」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「頭痛と肩こりとストレートネック」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「Vision and Work hard」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【現場の悩みにこたえたい】

秋のシーズンも終盤となり、
今週もチームトレーナー活動がメインの一週間でした。
選手の変化を常に意識し、感じ取りながら、
適切な対応、コミュニケーションが取れるように

「全身アンテナ」

状態で(笑)。

そんな中、お世話になっている先生から
フィジカル面での現場指導に関する悩み相談を受けました。

いわく、

「フィジカルトレーニングに興味はあり、取り組みたいけれども、
 専門的にプログラミングしてくれる人がいない。

 選手たちは昨年まで担当していた学生トレーナーのプログラムを
 引っ張り出してきてトレーニングをしている」

な・な・なんと!!

それはいたたまれない(*_*)


「ストレングスコーチを探してみましょうか〜?」

と言ったものの、
条件にあう人がなかなか見つからず、
最終的には、

「ワタシでよければ、何かお手伝いしますか?」

ということになりまして、
サポート活動をすることになりそうです。

今は自分の担当チームがシーズン中ということもあり、
これが一段落したら、の予定ですが。


そんな話があってから数日後、
お昼ご飯を食べているときに、
たまたまとあるクラブの監督さんに会いました。

「ニャロメさん、ウチの選手たちのトレーニング指導をしてもらえませんか?
 プログラム提供だけでもいいんですよ〜」

(゜Д゜)!!

いろいろと話を聞き、
改めてトレーニング指導の必要性を感じ、
同時に現場と専門家をつなぐことのむずかしさも感じています。

それでも現場の悩みにできるだけこたえたい。

うまくサポートできればいいなと思っています。

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【頭痛と肩こりとストレートネック】

最近、肩こりに悩む選手が多いです。
アスリートですから日頃から運動しているはずなんですが、
頸部や僧帽筋などはパンパンに張ってしまい、
しまいには、

「頭が痛いです…」という訴えが(*_*)

立ったときの頭の位置が少し前にあるだけでも、
背中側の筋肉には牽引ストレスがかかり、
肩こりの原因となることも多いです。

またこうしたことが続き、レントゲンを撮ってみると、
正常な弯曲(わんきょく・曲げることで見られるカーブ形状)が見られず、
ストレートネックと呼ばれる、

「頸椎がカーブなく、まっすぐに近い状態」

となっていることも。

投球動作を繰り返すことで、

→ 大胸筋や肩の前部の筋がかたくなり、

→ 頭の位置が前方に移動し、

→ 背中が張って…(以下、略!)

ということも考えられるのですが、
最近では日常生活にストレートネックの原因が潜んでいることも多いのです。


ストレートネックになりやすい行動としては、

●パソコン作業、デスクワーク

●スマホを長時間いじる

●座って読書をする

●車の運転

などなど。

ワタシも座って長時間読書をすることが多く、
肩こりに悩まされます(-_-;)

こういった体勢をとり続けることが
ストレートネックの要因をつくり出すということを理解し、
選手たちにも啓蒙していかねばなぁと感じています。

スマホでゲームやLINE、Facebookやツイッターなど。

もはや生活に溶け込んでいる人が多いですからね(ワタシも含め)。

症状が軽いうちは頸部のストレッチや
肩周辺部のトレーニングなどで対応できますが、
手や指先にしびれや冷感を伴うような場合や
ひどい肩こりに悩まされているときは、
一度整形外科を受診して相談してみることが必要ですね。

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◆トレーナーを支える元気の出る本
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「Vision and Work hard」

〜祝!山中先生ノーベル賞受賞〜

世間の話題としてはすでに「遅いよ」と言われそうですが(^^ゞ
ワタシの中ではまだまだiPS細胞の発見による
山中先生ノーベル賞受賞に沸き立っております。

ノーベル生理学賞・医学賞というのは、
発見から10年ほどたった後に受賞することがほとんどだそうですが、
今回は発見(2006年)から6年での受賞という異例の早さ。
これは世界中の研究者から、

「iPS細胞を発見した山中先生にノーベル賞を」

という推薦状が届いたんだそうです。
この話を聞いて、多くの人に応援され、喜ばれているんだなと
本当に鳥肌が立つ思いでした。

これからがスタート、ベッドサイドに届けることが大切という山中先生。

iPS細胞の今後の研究に注目したいと思います。

***

「Vision and Work hard」
というのは山中先生が
アメリカ留学時代に上司から教えられられた言葉だそう。

目の前のことに熱心に取り組むことも大切ですが、
しっかりとしたビジョンを持って、
それに向かって努力することも大切。

色紙に「VW」と書いて、

「フォルクスワーゲンじゃないですよ」と言っていた山中先生。

自分が将来どうありたいかというビジョンを持ち、
それに向かって邁進したいと思います!!

参考書籍)山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4062180162/dosportstrain-22/ref=nosim

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◆編集後記
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ストレートネックになりやすい行動を確認してみると、
「ほとんど当てはまっている」自分に愕然としたりして(*_*)
そりゃ肩こりにもなるはずです…。
まずは自分のコンディショニングから改善です!

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