なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

                                                            (第35号)

                                                      平成18年10月16日

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こんにちは、ニャロメです。

このメルマガは基本的には月曜日配信にしています。
なぜなら部活の休みでメルマガをゆっくりと書けるからです。

しかし!予定はいつも未定なのです。
間に合うかどうか必死で書いています。
さすが瀬戸際の魔術師??

では35号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「技術を知るということ」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「試合中は何をする人?」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「貧乏じゃない、貧乏ごっこだ」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【技術を知るということ】

今週はシーズン真っ最中のチームにて活動。
大きなケガもないので、いつもぼけーっとしています。

というのは冗談ですよ、念のため。

ぼけーっとしているようでいつも選手の練習を見ています。

●もちろんケガをした瞬間を見逃さない、とか

●ケガからの復帰直後の選手の動きをチェック、とか

●様子がおかしい選手がいないか目を皿のようにしている、とか

いろいろありますが、付け加えて

●指導者がどのような指導をしているのか

をいつも聞いています。


学生スポーツですから、教育の現場としての
精神的なことや生活面での指導もあります。
そして技術的なこと。

ワタシは実際にプレーしたことがない競技ですので
わからないことが多かったのですが、
技術指導している内容を毎回、毎回聞いているうちに

「正しい体の使い方はこうすればいいのか〜」

みたいにわかるようになってきました。

またそのことについて、監督やコーチと話をしたり、
トレーナー的な見解を求められることも多くなりました。

根気強く話していただいた監督・コーチに感謝です
(ワタシに話していたわけではないと思いますが!)


ただいつも監督・コーチが技術指導しているときに
ワタシの手があいていれば、必ず話を聞きにいくようにしています。

「他人に指導しているものを自分のものにしなさい」

と監督はつねづね選手に話しているのですが、
これはいわゆる「技術を盗む」ことにもつながります。
最近、そういう感覚を持つ選手が少なくなったようで、

「自分には関係ない」

と思ってしまうと何も得られない。

「自分には関係ないと思うけど」

聞きにいくことで、何かヒントが得られる「かも」しれない。


ワタシもそう思いながら、いつも聞きにいっています。

携わる競技をプレーしたことがないトレーナーは
「不利」か「有利」かと聞かれたなら。

モチロン、「有利」だと思って活動しています(*^_^*)

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【試合中は何をする人?】

せっかくシーズン中ですので、
トレーナーは試合中に何をしているのか?という話を。

試合中は試合見て、応援して、喜んで。

という一連の流れの中に不定期要素が入ります(笑)。

●必要に応じた個別の対応
(細かく言えばキリがないのでひとまとめ)

●試合後のダウンの準備

●突然のケガに備えて待機

そうなんです。待機することが重要な役割なのです。
安心感をもたらすことが出来るスゴイ仕事なのです。

それだけに責任無限大という感じもします(汗)。

試合中にワタシの突然の出番がないことが
チームや選手にとっては一番いいことなのですが、
ちょっと取り残されたような気もします。

たまにお腹がすいてバナナを食べています。


あ、あと忘れていました。

●ほめちぎっています

選手がいいプレーをしたとき、ほめちぎっています。
かなりオーバーアクションかもしれません。
でもほめられて気を悪くする選手はいませんので、
安心してほめています。

●なぐさめています

あまりいい結果が出なかった選手は落ち込みますが、
前向きな気持ちになるまで励まします。

ただしこの対応はかなり気を使いますので、励ましたほうがいい場合、
そっとしておいて後ほど声をかけたほうがいい場合など
いろんな状況が考えられます。

とこう羅列してみるとメンタル面でのサポートも
トレーナーとして重要な役割の一つですね。

ということは、選手との信頼関係を築くことが重要になってくるわけで、
日々一貫した姿勢と誠実な対応から階段を一歩一歩上るがごとく。

まだまだ未熟ものですが、一歩ずつがんばります!

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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●「貧乏じゃない、貧乏ごっこだ」

【ぼくは勉強ができない】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4101036160/dosportstrain-22/ref=nosim

山田詠美さんの小説より。
主人公の祖父が高校生の主人公にむけて言った言葉です。

小説の内容も読みやすくて面白かったのですが、
既存の価値観に疑問を持たせてくれるという点で面白かった。

で、この言葉です。

「貧乏」でつらくて卑屈になりそうなときにも
「貧乏ごっこ」だと思えば笑って過ごせそうです。

貧乏という言葉じゃなくても、今、思わしくない状況にいるときとか、
へこたれそうな状況のとき。

「絶体絶命ではない、絶体絶命ごっこ」なんです(笑)。

なるほど。
いろいろと置き換えて気持ちの切り替えが出来そうです。

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◆編集後記
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さすが魔術師、間に合いました(^^ゞ

帰りのバスの中でうとうとして、はっと気がついたとき。

「ん?今は行きか帰りか?」

「昨日か?今日か?」

「勝ったか?負けたか?」

と一瞬まったくわからない状態でした。
その話を帰ってきてからコーチにすると一言、

「かなりお疲れですね〜」

と言われました。
何もしていないのですが、やっぱり気が張っていたのかな?
明日こそは「ぼけーっ」とします(笑)。


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