なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第353号) 平成24年11月19日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 紅葉がキレイな季節となりました。 いつも行っている「近い学校」も見事に紅葉し、 一人でパシャパシャ写真を撮っておりました(*^_^*) 選手からみたら「いつもの日常」なんでしょうけど。 うらやましい限りです! では353号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「トレーニング講習会、やりましょう〜!」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「医師が本当に実践しているツッコミ健康法」を読む ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 「わたし一所懸命教えます。わたしの持っているもの全部教えます」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【トレーニング講習会、やりましょう〜!】 実は今週はいろんなイベント?が目白押しで、 ついでに締切りなどもあったりして、 まともに本も読むことができない一週間でした。 …ハードカバーの本を2冊抱えて1ページも読めなかったとか、 ストレスフルなんですけど(-_-;) それでも湯船で睡魔と闘いながら本を読むあたり、 自分でもどうかと思います(笑)。 さてさて。 今週は新チームを担当することになったテニス部ですが 「トレーニングを継続的にチームで取り入れたいのですが、 専門的な話を聞いたことがありません」 と言っていたので、自ら進んで 「トレーニング講習会、やりましょう〜!!」(孫さん風) と言ってしまいました(もとい、言いました)。 そこでさっそく資料づくり。 今まで散々資料を作ってきたので、 いろんなものを「いいとこ取り」しようと思ったら、 意外とネタが古かったり、改良したいところがあったりして、 結局ほぼ新しく作り直すことにしました。 作っていくうちに、 いろんなことを話したくなって詰め込み状態になり、 そこからさらに大事なところに的を絞って、何とかまとめましたよ。 欲張りすぎですね(^^;) 競技に関しては「ド素人」なので、 選手たちにいろいろ教えてもらいながら、 テニス選手に必要なコンディショニングについて ワタシ自身も学んでいきたいと思っています♪ …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【「医師が本当に実践しているツッコミ健康法」を読む】 健康本は世の中にたくさんあれど、 どれをどのように信じていいのやら。 何となく流行っているからという理由で 安易に飛びつかないよう、しっかり吟味することが大切です。 【医師が本当に実践しているツッコミ健康法】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4864720703/dosportstrain-22/ref=nosim 「体温を上げると…」 「糖質を制限すると…」 「ゴボウ茶を飲むと…」 といった「健康法」に対してのしっかりとした見分け方。 EBM(Evidence-based medicine)に基づいたものであるかどうか といったことが判断基準になると思います。 論文を書くときなどもそうなんですが、 一例報告になるのではなく、多くの症例から根拠を導くことが大切。 たとえばとある健康法に対して、 ●その健康法を行って効果のあった人 ●その健康法を行って効果のみられなかった人 ●その健康法を行わないで効果のあった人 ●その健康法を行わないで効果のみられなかった人 の二軸(効果のある・なし、健康法を行う・行わない)×2=4パターン をしっかり検証することが必要なんですね。 その他にも、 ●参考文献リストがない ●論文発表されていない といったことに対してもシビアにチェックを。 …ということでなかなか興味深い本でした。 ワタシが仲良くさせていただいている川田先生の本は、 「これはいい本です!」 と紹介されていたのでよかったよかった(*^_^*) EBMに基づいていますし、 参考文献リストもキチンと出されています。 参考書籍)HEALTH HACKS! http://amazon.co.jp/o/ASIN/488759691X/dosportstrain-22/ref=nosim とここまで書いてきてふと思い出したのは、 「そうだゴボウ茶買ったよ、ワタシ…」ってこと(^^;) ゴボウ茶そのものが悪いものではありませんが、 一例報告の代表本として紹介されていたので、 過度に期待してはいけないのかな〜と 自分の健康リテラシーを反省?しています(苦笑)。 …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る本 …………………………………………………………………………………………… 「わたし一所懸命教えます。わたしの持っているもの全部教えます」 【さすらいの麻婆豆腐】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4582761313/dosportstrain-22/ref=nosim ワタシが毎日読んでいるメルマガ「ビジネス発想源」で 紹介されていたこちらの本を購入…って、 現在12000円ってドンだけ高騰しているんですか(*_*) 参考メルマガ「ビジネス発想源」 http://www.mag2.com/m/0000134134.html これは四川料理を日本に広めた陳建民さんの著書。 料理の鉄人・陳建一さんのお父さんですね。 麻婆豆腐を日本に持ってきたのも陳建民さんなのです。 陳さんの料理人人生はさまざまな場所を転々としながら、 やがて日本へちょっと遊びにいくつもりが、 四川料理を日本に広めることになり、一緒に麻婆豆腐も上陸しました。 コック修行時代の話もいろいろと出るんですけど、 教えてもらえないというのはまだいいほうで、 いじわるをされたり、料理場を使わせてもらえなかったりと、 心折れそうな出来事が随所に登場します。 それでも陳さんは、 「わたし一所懸命教えます。わたしの持っているもの全部教えます」 というスタンスを貫くんですね。 「教えたらわたしの頭無になるでしょ。そしたらまた新しい料理考えて 頭に入れます。だからわたしの頭いつも新しい」 (P206より引用) 出し惜しみをするのではなく、 すべてを教え、さらに自らがまた学んでいくその姿勢はぜひ見習いたい!! 「頭からっぽ」にして、 そこからまた新しいアイデアを得て新しい自分に。 そしてこの本を読み終わったら、麻婆豆腐を作りたくなりました(*^_^*) 【さすらいの麻婆豆腐】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4582761313/dosportstrain-22/ref=nosim …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… 陳さんの自伝を読んで、 単純すぎますが麻婆豆腐が食べたくなったワタシ。 家庭料理として広く普及したことを陳さんはとても喜んでいました。 本当の四川料理とは味付けが異なるけれども、 「わたしの四川料理少し嘘あります。でもいい嘘。ニセモノとは違います」 だから日本人に愛される麻婆豆腐となったのではないでしょうか。 今回のメルマガはいかがでしたか? 「役に立った」「面白い」「よかった」と思われた方は ぜひクリック&ご意見をお待ちしています(*^_^*) http://clap.mag2.com/bajaecufre?353 (いただいたご意見はメルマガ上でご紹介させていただく場合があります。 掲載不可の場合は、その旨一言お書き添えいただければ幸いです) では来週354号でお会いしましょう☆ 【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせはコチラから】 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm 【ツイッターアカウントです。よろしければフォローを】 http://twitter.com/nyaro_2000 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2012 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |