なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第363号) 平成25年 1月28日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 天気はいいのに風が冷たい日が続いています。 選手がバタバタとインフルエンザで休む中、 ワタシは平然と選手のサポートをしております・・・。 接触頻度だけならいつでもインフルエンザになりそうなんですけどね(笑)。 では363号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「トレーナーつながり新年会に参加しました〜」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「現場経験を活かすためのメモ」 ◆トレーナーを支える元気の出る本 「最高の人材を見いだす技術」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【トレーナーつながり新年会に参加しました〜】 今週はたまたま練習休みとお誘い日が合致したので、 いそいそとトレーナーつながりの新年会に参加しました〜。 お久しぶりの方も、お初にお目にかかりますの方もいて、 それぞれの活動内容などを聞きながら、 「ワタシもがんばらねば!!」 と元気になりましたよ(*^_^*) やっぱり皆さんトレーナー&トレーニングコーチということで 「教育的側面」を非常に大切にされていました。 「なぜセルフコンディショニングが大切なのか」 「なぜ人任せではダメなのか」 「例えばチームにトレーナーが10人いて(例えばね)、 選手一人一人にケアが出来る環境であれば、 それはそれでいい、ということにはならないのか?」 といったことに対し、キチンと答えられるのか。 真面目トークは白熱しました!! 「選手が自分の頭で考えることをしなくなるから」でしょう。 ワタシも質問を受けました。 「トップレベルで活躍する選手はどのステージで頭角を現すのですか?」 「どのステージというのは個人差がありますが、 一つ言えることは、自分のことをよく知り、セルフコンディショニングの 意識が高い=考える力がある選手ということです」 努力をするということもそうですが、 努力の方向性が間違っていると伸び悩みます。 そのときに「これって違うのかな?」と考えられること、 周囲からのアドバイスを「やってみようかな?」と素直に受け入れられること、 こういったことが大切だと思います。 いやぁ・・・噂に聞いてたよりも真面目な飲み会でした(^_-)-☆ 一方で。 今回参加出来なかったトレーナー仲間に 次々とTwitterやFacebookでコメントしたり、 メッセージを送ったりと、かなりイジられることも判明(^^ゞ これ、欠席するとかなり厄介なことになります(笑)。 スケジュールがなかなか確定しないワタシとしてはかなりマズイです。 次回も出来る限り調整します。 お世話になった皆さん、本当にありがとうございました☆ トレーナー&トレーニングコーチとして スポーツ現場やさまざまな場面で還元できることを がんばってやっていきましょう!! …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【現場経験を活かすためのメモ】 「なんちゃってトレーナー」から活動すること十数年。 いつまでも「なんちゃって」と思っていたら、 そうでもなくなってきたようですし(^^;) 「若手」「若手」と思っていたら、 「図々しい」と言われるようになりました(笑)。 現場で活動することが一番!という気持ちはありますが、 中堅どころ?としてトレーナーを取り巻く環境改善にも 力を入れていかねばと考えています。 今回は「野球肘研究会」でお話を聞かせていただいた、 仙台育英高校、佐々木監督の講演について、 メモを取らせていただいたところを中心にまとめます〜。 *** 「本を読もう」 どんな経験をしてどんな言葉を使って指導するのか。 言葉を知らないと表現が画一化される。 「やるな、と言われるとやりたくなる。 あまのじゃくな感情を理解して指導する」 「見ること。選手は面白くないと感じると目つきや態度が変わる」 「指導者として経験を積むと、身体は老いてくるけど目は肥えていく」 確かにグランドで走っているとかなりくたびれるのですが(笑)、 その分、いろんなものを見る目を養いたいと改めて思いました。 *** ここで先日読んだ本「最高の人材を見いだす技術」(次コーナーで紹介) にも興味深いことが書かれていました。 「経験の罠」・・・経験を積めば積むほどスキルアップしない 「経験の罠の原因は、たいてい自己満足と行き過ぎた快適さである」 「『私には二十年の経験がある』と豪語する相手には気をつけたほうがいい。 実際には一年の経験と十九年の自己満足かもしれないのだから」 (P199より引用) 活動歴が長いほど、自己満足せずに 学び続ける姿勢を持つことが大切ですね(..;) 自己満足にならないようこれからも活動していこうと思います。 …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る本 …………………………………………………………………………………………… 【最高の人材を見いだす技術】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4484121220/dosportstrain-22/ref=nosim 今年読んだ中で最高に面白かった本(といってもまだ1月ですが・・・)。 トレーニングコーチ、トレーナーを始め、 指導者、子供をアスリートに育てたい保護者の方々必読の書です。 トップアスリートを多く輩出する「人材の宝庫」(ゴールド・マイン)。 ●ジャマイカの一陸上クラブから世界レベルの短距離選手が誕生する ●世界ランク上位の女子プロゴルファーの35%が韓国人 ●ケニアには世界一の長距離ランナーを継続的に送り出す村がある といった「人材の宝庫」に秘められた謎を解くべく、 著者は6つの地域を足でまわって実際に体験したことから その謎を解いています。 《8つのコンセプト》 「才能」「人材発掘」「訓練」「信念」 「心構え」「指導力」「子育て」「モチベーション」 からみる選手育成方法がとてもわかりやすく書かれていて、 「ああ、こういうことなのね」 と感動しすぎて興奮しました(笑)。 以前にも少しご紹介した一万時間の法則も「訓練」の中で 紹介されています。 参考メルマガ)なるほど週刊トレーナーニュース173号(2009/6/8) http://archive.mag2.com/0000184398/20090608213000000.html 参考書籍「天才!成功する人々の法則」 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4062153920/dosportstrain-22/ref=nosim (今調べてみると3年半前に書いていたんですね(゜Д゜)!!) 「スティーブン・フランシスは弱点が大好きだという。 弱点を、誰もが見逃していた素晴らしい才能を見つけるチャンスと とらえているからだ。彼は障害となっている要素を正確に特定して、 選手の成長を速め、制限のない成長を可能にする」(P89より引用) 選手の秘められた可能性を引き出すために、 トレーナーとして出来ることはたくさんあると思い知らされました!! 【最高の人材を見いだす技術】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4484121220/dosportstrain-22/ref=nosim …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… 今回は書籍「最高の人材を見いだす技術」を読んで感じることが 新年会の席でも、そして以前参加した研究会での講演の中でも リンクしているような気がします。 どの現場においても「100%満足」出来る環境はむずかしいわけで、 その足りない部分をどう補ってフォローしていくか、 自分のモチベーションを高めていくのか、 といったことを振り返るいい機会になりました〜☆ 今回のメルマガはいかがでしたか? 「役に立った」「面白い」「よかった」と思われた方は ぜひクリック&ご意見をお待ちしています(*^_^*) http://clap.mag2.com/bajaecufre?363 (いただいたご意見はメルマガ上でご紹介させていただく場合があります。 掲載不可の場合は、その旨一言お書き添えいただければ幸いです) では来週364号でお会いしましょう☆ 【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせはコチラから】 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm 【ツイッターアカウントです。よろしければフォローを】 http://twitter.com/nyaro_2000 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2013 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |