なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第365号) 平成25年 2月11日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 休み明けからの練習にヘタヘタしております。 年々ハードに感じるのは年齢のせいか(T_T) 寒さもまだまだ続きますし、 気合い入れながらがんばります♪ では365号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「今シーズンはいつも雪です」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「変化に気づかせること」 ◆トレーナーを支える元気の出る本 「自炊男子〜「人生で大切なこと」が見つかる物語」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【今シーズンはいつも雪です】 今週は遠い学校へトレーナー活動にいってきました〜。 ワタシの記憶では 冬の時期でもたまにはグランドが使えたような気もするのですが、 今シーズンはいつ行っても雪が積もり、 グランドは使えない状態に(*_*) みんなでトレーニングをするスペースが狭いときは、 半分ランニング、半分トレーニング、 終わってコンディショニング、 傷害予防やケアについてのアドバイスなど 短い時間にてんこ盛り状態になります。 そして雪が珍しいワタシは毎回写メを撮ってるんですけど、 選手たちからは、 「ニャロメさんはいつも写真撮ってるよね〜」 と評判なんだとか(^_^;) (そういえば毎回同じような写メになっているかも・・・) 成長期の選手たちは どうしても下肢の柔軟性が低下しがちなので、 身体を温めた後にダイナミックストレッチなどを トレーニングがてら行うようにしています。 「痛い」とか「キツイ」とか いろんな表現方法がありますが、 最近の選手たちはよく 「ヤバイ」 っていいますよね。 「ヤバイ」って何でしょうね(笑)。 ということでさっそく調べてみました。 参考ページ)日本語俗語辞書「やばい」 http://zokugo-dict.com/36ya/yabai.htm これによると「のめり込みそうなくらい魅力的」という 意味もあるみたいですね。 トレーニングは「魅力的」ってことでしょうか!? 今度行ったときに尋ねてみたいと思います(^_-)-☆ …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【変化に気づかせること】 自立したアスリートを育成するために、 セルフコンディショニングの重要性をいつも説いているのですが、 ケガの予防であったり、トレーニングであったり、 何を行うにしても ●何のために行うのか(目的) ●これを行うとどうなるのか(結果) ということをキチンと理解する必要があります。 特に選手は「目に見える結果」を求めやすく、 しかも「即効性」のあるものに目が向きがち。 もちろんそういったアプローチもいろいろとありますが、 地道にコツコツと続けることで得られる成果も当然あるわけで、 トレーナーとしては、 「セルフコンディショニングをいかにコツコツと続けられるか」 に頭を悩ませるわけです。 基礎体力の土台を作るためのトレーニングを例に取ると、 筋肉量が増えて、明らかに見た目にわかるようになるには 2〜3ヶ月はかかると言われています。 これをワタシは、 「トレーニングで基礎体力をつくり、技術レベルを上げよう。 トレーニングの成果が現われるのは2〜3ヶ月後になるけれども、 筋肉は必ず裏切らないから、あきらめずに続けよう」 という話をします。 そしてトレーニングの記録を2〜3ヶ月キッチリつけ続ける。 そうすると、努力の方向性が間違っていなければ、 トレーニングプログラムで意図したように 身体に変化が起こってきます。 さらに選手たちは技術練習での感覚の違いを感じるようになり、 ここで初めて 「おお〜!!何だか変わってきた〜(感嘆)」 という結果が得られるわけです。 ここまでくると、後はほとんどの選手たちが勝手に? トレーニングを継続するようになります(^^) ここまでもってくるためには、 これを続けるとどのような変化が現われるのか、 どのくらいの期間、続けるのか、 そして実際に変化に気づかせることで 選手たちは能動的に取り組むようになります。 もっとむずかしいのはケガ予防のためのコンディショニングで、 ケガをした後になって初めて気づくことも多いです(T_T) こういった場合も 「このエクササイズが筋肉の柔軟性を高めている」 「毎日このストレッチをしているから大きなケガなくプレーできる」 といったように、 コンディショニングと現状のフィジカルコンディションを キチンと結びつけて話をすると、 理解し、能動的に取り組むようになることが多いです。 変化に気づかせることで、 選手はより能動的に何事にも取り組むことが出来るのではないかな、 とワタシなりに最近感じているところです。 …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る本 …………………………………………………………………………………………… 【自炊男子〜「人生で大切なこと」が見つかる物語】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4774513059/dosportstrain-22/ref=nosim Facebookの投稿で見かけた「いただきます」にまつわる話に 朝から号泣してしまったという(T_T) よくよく読むとこの本ともう一冊、 「いのちをいただく」という絵本のエピソードが紹介されていました。 参考絵本「いのちをいただく」 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4816707859/dosportstrain-22/ref=nosim 少し長い引用になりますが、 「いただきます」の意味を今一度考えるよいきっかけになればと思います。 ワタシは「生き物の命をいただく」という思いはありましたが、 「作ってくれた人の命をいただく」という思いは薄かったかもしれません。 また絵本のエピソード、牛の「みいちゃん」の話は涙なしには読めませんでした。 興味のある方はぜひ絵本をチェックしてみてくださいね☆ *** 「いただきます」「ごちそうさま」を なぜ言わなければならないか分かりますか? 「いただきます」の意味の一つは、 「作ってくれた人の命をいただく」ということです。 命とは時間です。 ある人が80歳で亡くなったとしましょう。 ということは、80年間という時間がその人の命だということです。 今朝、みなさんのお母さんは30分かけて朝ご飯を作りました。 今日の夕食、お母さんは1時間かけて夕ご飯を作ります。 その朝ご飯にはお母さんの30分ぶんの命、 夕ご飯には1時間分の命が込められているのです。 みなさんが生まれてから今日までの間、 お母さん、お父さんは、自分の命の時間を使って、 みなさんを食べさせてきたのです。 そして、これから親元を離れるまでずっとみなさんは、 お母さん、お父さんの命の時間を食べていくわけです。 「いただきます」の意味の一つは、 「作ってくれた人の命をいただく」ということです。 食べ物を粗末にすることは、 作ってくれた人の命を粗末にすることです。 心を込めて「いただきます」「ごちそうさま」を言いましょう。 食べ物を作ってくれた人に感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。 *** 【自炊男子〜「人生で大切なこと」が見つかる物語】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4774513059/dosportstrain-22/ref=nosim …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… 日々のトレーナー活動でくたばっていたところ、 起床してハタと気がつきました。 「今日はひょっとして月曜日じゃないか(゜Д゜)!!」 しかし時すでに遅し。 メルマガの原稿を準備できないまま終日トレーナー活動。 結局一日遅れの配信となってしまいました。 ちょうど丸7年になるのですが、配信が遅れたのは確か2回目です。 普通にうっかりミス、お待たせして申し訳ありませんでした。 来週はキチンと月曜配信の予定・・・です(^_^;) 今回のメルマガはいかがでしたか? 「役に立った」「面白い」「よかった」と思われた方は ぜひクリック&ご意見をお待ちしています(*^_^*) http://clap.mag2.com/bajaecufre?365 (いただいたご意見はメルマガ上でご紹介させていただく場合があります。 掲載不可の場合は、その旨一言お書き添えいただければ幸いです) では来週366号でお会いしましょう☆ 【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせはコチラから】 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm 【ツイッターアカウントです。よろしければフォローを】 http://twitter.com/nyaro_2000 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2013 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |