なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

(第378号)

平成25年 5月13日

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こんにちは、ニャロメです。

「5月なのに」暑かったり、寒かったり、
服装に困る日々が続きます。
そして公式戦が始まると毎日が早い。。。
結果が出るのはもう少し先ですが、
しっかり前を見据えていきたいと思います!

では378号のご案内です。

【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「一念発起して取りかかることに」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「たかが擦過傷とあなどることなかれ」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「微力だけれど、無力じゃない」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【一念発起して取りかかることに】

今週もチームの活動を中心に、
スケジューリングをしたり、締切りのあるモノから
どんどん書いたりしていたのですが。

以前からずーっと気になっている、
というか放置プレーし続けていることを
一念発起して取りかかることにしました。

ウェブサイトの構築です。

もともとオリジナルのウェブサイトは2000年につくり、
今もなおしぶとく運営しているのですが(笑)、
お仕事関係の問い合わせにはあまり向かないかなと
思っておりました。

ドメイン名なども取得しているので、
あとは中身さえ作成すればよかったのですが、

「どんなもんかな〜」

と考えているうちに月日だけが経ってしまいました(-_-;)
…優先順位が低かったんですよね。


オリジナルのウェブサイトは本名も明かさず
(このメルマガも一応そうなんですが)、
ひたすら「ニャロメ」で押し通し、
それでもそこに仕事を依頼してくださる方々がいて、

「そろそろ何とかせねば!」

とようやく重い腰を上げることにしました。


もともとはHTML言語を使って、
ウェブサイトを構築するという原始的なことまで
やっていたので、作るのは好きなほうなんですよね。

いろんな問い合わせに柔軟に対応できるよう、
サワヤカ〜に作成してみたいと思います♪

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【たかが擦過傷とあなどることなかれ】

スポーツの競技特性にもよると思いますが、
擦過傷(さっかしょう:いわゆるスリ傷のこと)は
日常的によく見られるケガです。

皮膚と地面などが接触しておこり、
放置しておけばそのまま「かさぶた」が出来て、
自然治癒することがほとんどです。

現在では傷口を乾かして「かさぶた」が出来るのを待つのではなく、
なるべく傷口を乾かさないようにし、
浸出液(しんしゅつえき:傷口からでる液体のこと)で傷口を潤すことで
早くきれいに傷口を治すことができると言われています。

参考サイト)新しい創傷治療
http://www.wound-treatment.jp/

以前のメルマガにもこのサイトを運営されている
夏井睦先生の著書をご紹介させていただきました。

参考メルマガ)なるほど週刊トレーナーニュース184号(2009/8/24)
http://archive.mag2.com/0000184398/20090824213000000.html


擦過傷はきれいに水で洗い流し、
その後、きれいに傷口を覆います。
…ええ、それだけなのです。

※もちろん例外はあって動物に噛まれたりだとか、
 砂や砂利が傷口に入りこんでいる場合は、消毒が必要になることがあります。


でもたかがスリ傷と思ってそのまま放置していると、
そこからばい菌が入って炎症を起こすことがあります。

これが進展してしまうと蜂窩織炎(ほうかしきえん)となり、
軽度の場合であれば抗生物質の内服による治療が、
重度になると点滴による抗生物質の投与が必要となります。

傷口が赤く腫れて、熱感(ねっかん)がある場合、
化膿性の炎症が疑われますので、
なるべく早く医療機関を受診するようにしましょう。

特徴的なのは、しばらく放置しておくと、
傷口よりも中枢に近い部分
(下肢であれば股関節の付け根、リンパ節のあるところ)
に鈍痛を覚えることがあります。

「股関節が痛い、痛い」と言っていたら、
何のことはない、膝の擦過傷からばい菌が入って、
炎症を起こしていたということもあります(実際のケース)。

「太ももが痛い、痛い」と言っていたこともあります。


まったく身に覚えのないリンパ節付近の痛みは、
どこかに傷口があって腫れていないか、
痛みがないかといったことをチェックするといいでしょう。

虫さされであったり、深爪など指の先からでも
このような化膿性の炎症を起こすことがありますので、
注意深く観察するようにしてみてください。


ついでに。

湿潤治療に使われるプラスモイスト、
ワタシはネットで購入していたんですが、
今やamazonでも扱ってるんですね(知らなかった…)。

参考までにリンク貼っておきます♪

参考グッズ)プラスモイストP3+固定用シート(すぐ使うセット)
http://amazon.co.jp/o/ASIN/B00AF0ZEDI/dosportstrain-22/ref=nosim

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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「微力だけれど、無力じゃない」

【深く伝える技術】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4763132636/dosportstrain-22/ref=nosim

弁護士であり、司法試験の受験指導を行っている
伊藤真さんの最新著書。

伊藤先生の勉強法には定評があり、
参考になるアイデアやヒントがたくさんあります。
ワタシはこの本を何度も読んで、番組も見ましたよ〜。

参考テキスト)“司法試験流”知的生産術 2012年2月 (仕事学のすすめ)
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4141895741/dosportstrain-22/ref=nosim


今回は、長年にわたり教壇に立たれている伊藤先生が、
コミュニケーションに関することについて、
さまざまなアプローチをされています。

なかでも一人ではどうしても伝わらない時、
今はその時期ではないと、次の機会をうかがうことも必要。
個人が伝えられることはごくごく小さいけれど、

「すべては小さな一歩から始まる。「自分一人がやっても
 何も変わらない」と思って誰もやらなければ、
 本当に何も変わらない」(P155より引用)

「微力だけれど、無力ではない。これを一人一人が自覚することが、
 人生を、世界を変えていくために不可欠である」(P156より引用)


何かを伝える先には必ず誰かがいるということ。
誰かのためになるということを信じて伝え続ける。

伝えることは自分を磨くこと、という伊藤先生の思いに、
ワタシもトレーナーとしての思いをこれからも
伝え続けようと思います!!

【深く伝える技術】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4763132636/dosportstrain-22/ref=nosim

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◆編集後記
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擦過傷のことを書こうと思ったのは、
先日、選手が虫さされみたいな傷口をさして、
「でも股関節が痛いんです」と言ってきたからです(-_-;)

「病院へ行って薬もらってきなさーい!」と即答。

自然治癒力にまかせてそのまま放置していると、
かなりの確立で炎症がひどくなったり、
発熱を起こしたりしますので、早めに対応するようにしましょう。


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では来週379号でお会いしましょう☆


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