なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第379号) 平成25年 5月20日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 不規則な生活が続いているため、 夜遅くに食事をとることが多く、 そしていつものごとく体重が右肩上がりに推移しております。 食べなくても減らないとかちょっと凹むんですけど(笑)、 運動だけは毎日続けてがんばっています♪ では379号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「お祝い会に参加しました〜♪」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「テーピングの「はさみ込む」技術」 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 「条件が厳しいほどいい仕事ができる」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【お祝い会に参加しました〜♪】 いよいよ公式戦も終盤となり、 チームのトレーナー活動を中心に過ごす一週間。 この時期が長くなってくると、 「あー勉強していないな、成長が止まっているじゃないか!」 と一人焦っています(^^;) 自分のホームグラウンドというか、 慣れた環境下で活動を続けていると自分のわかる、できる範囲の中で、 いろんなことが解決しているような気になるからです。 「!」 というひらめきや驚きを感じるためにも 日頃から本を読んだり、人と会って話したりということは大切ですね。 (で、今週は小説ばかり読んでいてそれも…なんですが(汗))。 そんな中、 いつもお世話になっているドクターのとあるお祝い会にお誘いいただき、 徒歩5分で行ける場所でしたので! 練習後にテクテクと歩いて参加いたしました。 で、参加してビックリ〜。 トレーナー、トレーニングコーチを目指す若者がワサワサ(笑)。 「オールドチーム(古株集団)はどうした?」 と幹事さんに聞くと、みんな仕事で参加できないとのこと。 …ほとんど顔と名前が一致しないんですけど! というアウェイ感MAXのまま、 若者に囲まれて先生のお祝いをしてきました(*^_^*) 話してみるとすごく勉強熱心で、ちょっとうらやましかったり。 ワタシはいつの間にか「なんちゃってトレーナー」から、 「それなりのトレーナー」になってしまったようです。 先生とは細胞レベルの生理学について、 盛り上がってしまい、話しているうちに、 「あ、これ、もう一度復習しなきゃ」と思ってしまいました。 《備忘録》 【エビデンスに基づくインジャリーケア】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4931411495/dosportstrain-22/ref=nosim 【元素周期表で世界はすべて読み解ける】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4334037119/dosportstrain-22/ref=nosim こうやっていい刺激を受けながら、 これからもよりよいトレーナー活動が出来るように、 日々精進していきたいと思います♪ …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【テーピングの「はさみ込む」技術】 突発的なスポーツ外傷が少なく、 テーピングなどで対応するケースが コンタクトスポーツに比べると非常に少ない現場ではありますが、 それでも「テーピングでナントカなりませんか?」 と依頼されることはよくあります。 テーピングの効果についてはいろいろありますが、 ●関節可動域(関節の動く範囲)を制限する ●弱くなった筋肉、腱などの動きをサポートする ●皮膚の固有感覚受容器を刺激する(貼ってあることで意識がそこにいく) ●心理面において安心感を与える といったことがいわれています。 テーピングを巻くことによって、 こういった効果が期待できるときは、患部の状況をチェックし、 それぞれにあったテープを巻くようにしています。 …だからもう完全なオリジナルですよね。 教科書的に「こうしましょう」というのがあっても、 そのとおりにテーピングを巻かない(笑)。 スポーツ現場でこういったシチュエーションで テーピングを巻いている人ほど、 日体協ATのテーピング試験でつまづくという現象もうなずけます(-_-;) というのは余談ですが、本題の「はさみ込む技術」。 端的に言ってしまうと、 「可動域制限をかけるときに、 いってほしくない方向をロックするように、 物理的に何かモノをはさんでしまおう」 ということです。 初めてこれを教えてもらったときは目からウロコどころじゃなく、 それこそ頭の中で電球がピカッと光った感じで、 衝撃的だったことを今でも覚えています。 足関節捻挫で内課(ないか:うちくるぶし)に 軽くモノをはさみ込んでデモンストレーションしてくれたのですが、 なるほどなぁと。 今ではそれを応用して、 アンダーラップをクッション代わりに使って可動域制限に利用しています。 特に手首を痛める選手が多いので、 尺屈(小指側に曲げる動作)制限にアンダーラップのクッションを使い、 巻いてみるとかなり痛みなくプレーできるそう。 (自分で体感できないところが残念なところ(^^;)) テーピングは時間が経つとテープの粘着力が弱くなり、 その効果が減少してしまいますが、 物理的にはさんでしまえばその効果は持続しますよね。 すごく「いいこと聞いた〜」って思いました♪ もちろんメリットもあればデメリットもあるわけで、 手首を柔らかく使いたい場合に何かモノをはさんでしまうと、 動きが固くなってしまいます。 いつもテーピングを巻いているけど、 その効果があまり長続きしない、可動域制限をきっちりかけたい、 という場合はこういうこともありますよーっていうのを 思い出していただければと思います。 ※もちろんテーピングを巻くときは自己責任でお願いしますね。 …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 …………………………………………………………………………………………… 「条件が厳しいほどいい仕事ができる」 【プロフェッショナルへの道】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4884749944/dosportstrain-22/ref=nosim 月刊致知という雑誌に掲載されたインタビュー記事をまとめたもの。 それぞれの分野で活躍されている10人の皆さんの話は、 どれも「突き抜けている」感があって、 その情熱に感服する次第です。 (そして自分の未熟さを知る…) 参考雑誌)月刊致知 http://www.chichi.co.jp/ 今回は三十余年にわたって スペイン・バルセロナにあるアントニオ・ガウディが設計した サクラダ・ファミリア教会の彫刻にたずさわり、 現在は主任彫刻家として活動されている外尾悦郎さんの記事より。 それにしても何のコネもなく、 御影石に魅せられたというだけでスペインへ渡り、 何ヶ月もかけて交渉し、試験で実力を認めてもらって サクラダ・ファミリアの石を彫らせてもらうことになった外尾さん。 「その試験が三十四年間、ずっと続いている(中略)、 要するに続けられるというのは、打ち勝っていくということ。 満足のいく条件など一度もなかったんですが、 その中で相手が満足のいく答えを出していく。 それができたから続けてこられたのでしょう」(P186より引用) 苦悩することによって何かに気づく。 大切なものは失ってから気づくとよく言われますが、 失う前に気づくのが大人だという。 与えられた環境や条件に対して 「もっとこうだったらいいのに」と言うことは簡単ですが、 「この中でどうしたら結果を残せる、満足させられる仕事ができるのか」 と考え、行動することこそがプロフェッショナルとしての情熱であり、 原動力になるのだなぁと改めて思いました。 とにかく皆さんの情熱がハンパない! ワタシも突き抜けるだけの情熱を持って日々活動しようと思います!! 【プロフェッショナルへの道】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4884749944/dosportstrain-22/ref=nosim …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… テーピングの話。 ワタシもとある大御所トレーナーから教えていただいたことなので、 「そんなの知ってるわい」という内容だったかもしれません。 でも教えてもらったときは本当にビックリしたんですよ。 こういったビックリ!をこれからもドンドン増やしていきたいです〜。 今回のメルマガはいかがでしたか? 「役に立った」「面白い」「よかった」と思われた方は ぜひクリック&ご意見をお待ちしています(*^_^*) http://clap.mag2.com/bajaecufre?379 (いただいたご意見はメルマガ上でご紹介させていただく場合があります。 掲載不可の場合は、その旨一言お書き添えいただければ幸いです) では来週380号でお会いしましょう☆ 【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせはコチラから】 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm 【ツイッターアカウントです。よろしければフォローを】 http://twitter.com/nyaro_2000 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2013 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |