なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

(第391号)

平成25年 8月12日

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こんにちは、ニャロメです。

高知や山梨では40℃を超えるという
猛暑が続いていますが、いかがお過ごしですか?
ワタシはようやく暑熱馴化が完了したらしく?
大汗かきながらも元気にがんばってます。

では391号のご案内です。

【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「ハンマーストレングス・クリニックセミナーに参加しました」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「選手に判断させない」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「ゴミを拾う、は、運を拾う」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【ハンマーストレングス・クリニックセミナーに参加しました】

今週は友人のFacebookの投稿で見かけて申し込んでいた
ハンマーストレングス・クリニックセミナーに
参加してきました〜。

ゲストスピーカーが、

●赤星憲広氏(元阪神タイガース・野球解説者)

●瀬戸口芳正氏(みどりクリニック理事長)

●湯浅康弘氏(立命館大学アメリカンフットボール部S&Cコーチ)

ということで、
実際にプレーをされていた赤星さん、
スポーツドクターとして活躍されている瀬戸口先生、
そしてすっかり貫禄の出た湯浅さん(笑)と、
ワタシにはとても楽しみな講習会でした。


セミナーの日は練習が休み予定だったんですが、
直前になって「やっぱ練習するわ」って変更になってビックリ(*_*)

「現場に還元しますから、セミナー行かせてください!」

って懇願してしまいました(^_^;)
練習を休んでまで参加したセミナーの内容は
期待を裏切らず、かなり面白かったです。

湯浅さんの講演内容が

「明日から使えるトレーニング指導テクニック」

という話だったのですが、
あまりこういった内容の話を聴くことがなく
指導法・教育法についてより深く学ばれている湯浅さんらしい、
とても興味深い話でした・・・(._.)φ

学生スポーツにたずさわっているところも同じですので、
いろいろと参考になることも多かったです。

そして何よりプレゼンがうまい!!

思わず

「今日のプレゼン、最高でしたっ!」って言っちゃいましたもん(笑)。

いやぁ、ワタシもまだまだ「へっぽこトレーナーだわ」
と思わされた一日でした〜!

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【選手に判断させない】

この時期のスポーツは、
熱中症予防、脱水予防をいつも念頭におく必要があるのですが、
高校野球の試合では足がつった選手が交代するかどうかで、
少し時間を取っていたシーンがありました。

脱水症状はもちろんですが、
疲労、緊張などからもこうしたことは起こります。

参考ページ)足がつる原因と対処法(高校野球ドットコム)
http://www.hb-nippon.com/column/523-self/6778-20110530no21self

チームの主軸であり、
試合途中でこのような状態になってしまってもなお、

「大丈夫です」と言ってしまう。

これは選手の心理を考えると当然の言動ですので、
これを周囲の指導者・トレーナーがどのように判断するか
が大切になってきます。

選手の心理状態は、ケガの受傷後
(もしくは今回の場合は足がつってプレーが続行できなくなったとき)
このように変化すると言われています。

●否定 → 怒り → 消沈 → 認識 → Positive

選手は「大丈夫です」と言いますので、
本当に大丈夫かどうかといったことを確認する必要があるんですね。

これは客観的に判断が下せる人が最適であり、
指導者・スポーツ医学に精通している専門家が、
適切な判断をくだすようにしたいものです。

選手に判断を委ねるのは、リスクが高いです。

●冷静な判断がむずかしい

●専門的な知識が不足しがち

ということで、
「出来る・出来ない」といった判断を素早くくだすのは、
トレーナーの能力としてもしっかり身につけておきたいところです。

参考ページ)ケガの心理状況(高校野球ドットコム)
http://www.hb-nippon.com/column/523-self/7081-20120430no43self

で、この話を書きながら、
トレーナーの判断についてもいろいろと考えてみたいことがあるので、
来週はこの続きを書こうと思います!

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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「ゴミを拾う、は、運を拾う」

今年の初仕事で仙台での「野球肘研究会」に参加し、
仙台育英高校野球部の佐々木監督の講演を聴きました。

参考メルマガ)363号「現場経験を活かすためのメモ」(2013/1/28)
http://archive.mag2.com/0000184398/20130128200000000.html

いろいろと面白い言葉がけなどで、
選手を教育する佐々木監督の話に感心していたのですが、
東北を中心に活動されているライターさんのブログで、
仙台育英の選手たちは、ゴミ拾いを率先して行っているという話を
知りました。

(ああ、調べてみたけど該当の記事が見つからない。スミマセン)

なるほどいい言葉だなぁと。

道に落ちているふとしたゴミでも
運を拾うと思えば率先して拾うんじゃないかな。
まずワタシはそうやって拾おうじゃないか!

なんて思いながら、「運を拾う」「運を拾う」と言い聞かせています(笑)。

佐々木監督は

「甲子園なんていう大会があるから、スポーツ傷害が絶えないんだ」

なんて大胆なことをおっしゃっていましたが(野球肘研究会なのに!)、
言葉の一つ一つに選手への愛情が感じられ、
すっかりファンになってしまいました。

仙台育英が1回戦で熱戦を制した試合を見て、
この言葉を紹介しよう!と思い立った次第です。
選手たちの「運」はこういったところからきているのかもしれませんね(^^)

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◆編集後記
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ハンマーストレングス・セミナーで講演されていた湯浅さんとは
「なんちゃってトレーナー」時代からの友人で、
目標とするS&Cコーチでもあります。
昔の貧乏生活!?やたびたび貧血を起こしていたエピソードなどを聞くと、
思わず「そうやったなぁ〜」ってしみじみしてしまいました。

「ワタシもがんばるぞ!」ってスイッチ入りましたよ〜(^_-)-☆


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