なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

(第394号)

平成25年 9月 2日

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こんにちは、ニャロメです。

気がつけば暦の上では9月。
しかし残暑は続くよ、どこまでも〜といった感じで、
汗だくになりながら日々活動しています。
これからは台風の季節。自然災害にも気をつけながら
過ごしたいものですね。

では394号のご案内です。

【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「早くも秋の大会に向けて」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「選手の質問に答える骨折の種類」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「資格は、自分が目標とすることへの手段」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【早くも秋の大会に向けて】

今週はグランドでのトレーナー活動の合間に、
遠い学校へトレーナー活動に行ってきました。

夏の公式戦が終わったら早くも秋の試合に向けて、
新チームは元気よくがんばっていました。

フィジカルトレーニングで身体を鍛えるのと同時に、
試合も近いため、コンディショニング重視の内容で、
毎回のことですがてんこ盛りに(笑)。

グループ別にわけて、
練習を効率よく、そして少人数で取り組めるようにして、
目が行き届きやすいようにしました。

その分、選手たちは手が抜けない(^^;)

その後は現在抱えている不安部位に対する相談を受け、
トレーナーとして出来ること、
そして不在時に出来るセルフケアの指導を行いました。

そんなチームは今日初戦を白星で飾ったそうでまずは良かったです\(^_^)/


暑い暑いといいながら、帰りの外気温は「16℃」。

いつもは日焼け対策のための長袖ウエアですが、
今日ばかりは保温対策になってしまいました。

これからあっという間に寒くなるんだろうな・・・。

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【選手の質問に答える骨折の種類】

スポーツ外傷の代表的なものに「骨折」があります。

選手から、

「骨折とひびって違うんですか?」

という単純な質問を受けたので、
説明がてらまとめておきたいと思います。
骨折っていろんな分類の仕方があるんですね(^^;)

***
《完全性による分類》

●完全骨折

まず思いつく骨折は、骨の継続性が分断された状態にある、
完全骨折です。いわゆる骨が折れた状態。
骨の前後がずれている場合は整復し、固定することになります。

●不完全骨折

骨に「ひび」が入った状態の骨折。
骨折部分のズレは見られないため、そのまま固定します。
状況としては骨折と同じと考えて対応します。

***
《開放性による分類》

●単純骨折(閉鎖性骨折)

骨折した部位が体外に開放していない骨折のこと。
閉鎖性骨折ともいい、外見から骨折部分を確認することは出来ないので、
レントゲンなどで確認します。

●複雑骨折(開放性骨折)

複雑骨折と聞くと、骨片が何個もあるような、
ややこしい!?骨折を想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、
実はポキッとわかりやすく折れていても、
骨折部が体外に開放している骨折のことはすべて複雑骨折と言います。
一見しただけで骨が皮膚から出ているため、骨折していることがわかるでしょう。

骨が体外に開放されているため、通常の骨折対応以外にも
感染対策などをとらなければならない、より重篤な症状です。

***
《外力のかかり方による分類》

●剥離骨折

骨についている筋肉や腱の牽引力によって、
骨の一部がはがされてしまう骨折です。
足関節捻挫の際に、腱が牽引されて剥離骨折を起こすことがあります。

●疲労骨折

金属疲労のように長期にわたってある部位に
物理的なストレスが加わり続けた結果、起こる骨折のこと。
慢性的なスポーツ障害として扱われます。

●圧迫骨折

骨の一部が過度に圧迫されたことによって起こる骨折のこと。

***

今までいろいろな骨折を見てきましたが、
その分類方法もさまざまですね(と今さら感)。

すべてを網羅するには膨大すぎるので、
普段よく耳にするものを中心にまとめてみました。

選手にはよく
「骨折とひびの違い」、
「疲労骨折と普通の骨折の違い」、
「剥離骨折って何?」、
といった質問を受けますので、ワタシなりにまとめておきました〜。

他にもよく受ける骨折の質問などがありましたら、
教えていただけると嬉しいです(^^)

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◆トレーナーを支える元気の出る本
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「資格は、自分が目標とすることへの手段」

【気象キャスターになりたい人へ伝えたいこと】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4425513312/dosportstrain-22/ref=nosim

毎日読んでいるメルマガ「ビジネス発想源」で
紹介されていたこの本を、即座にamazonで注文。
NHK「ニュスウオッチ9」に気象キャスターとして出演されている
井田寛子さんの著書です。

参考メルマガ)ビジネス発想源
http://www.mag2.com/m/0000134134.html


学生時代からセーリングを続けてきたワタシにとって、
気象予報士はまさに天候を読むプロ。
この資格ができた当初は真剣に「ちょっと勉強したいかも」
と思ってました(思っただけで行動しなかったダメ人間ですが)。

雲の流れとか、風の吹く方角とか、
予測がつけばセーリングにも活かせそうじゃないですか・・・。

とまぁ、まったく安易な気持ちで
軽い憧れを持っていた気象予報士という資格。

気象予報士という資格を取得したから、
即、気象キャスターになれる!というわけでもないのは当然で、
伝え手として災害報道にたずさわりたいという夢を実現させるための
足がかりとなる「気象予報士」だったという井田さん。

そういえばアスレティックトレーナーという資格も、
その資格を取得したから即、チームなどでトレーナーとして
活動できるというものでもありませんよね。

「チームスポーツにトレーナーとしてたずさわりたい」

という明確な目標があり、
それを実現させるための手段として資格取得があったのです。
そして資格を取得したことがようやくスタートライン。

そこから自分を磨き、人の役に立つトレーナーとして研さんを積み、
その先に活動の場所が与えられるのではないかと思います。

世の中にはさまざまな資格がありますが、

「なぜその資格をとるのか。何がしたいからその資格が必要なのか」

という基本に立ち返り、
資格は目標とすることへの手段ということを忘れないように
したいですね(^^)

【気象キャスターになりたい人へ伝えたいこと】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4425513312/dosportstrain-22/ref=nosim

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◆編集後記
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資格をとることがゴールではなく、資格をとったことがスタートライン。
でも資格をとるために費やした時間や労力やお金を考えると、
資格取得で満足してしまう気持ちもよくわかります(^^;)

なぜその資格をとるのか。何がしたいから資格をもつのか。

こういったことを常に頭の片隅におき、
資格を持つ責任感を忘れずに活動したいと思います〜。


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