なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第430号) 平成26年 5月12日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 すっかり暖かくなって、 日中は半袖でも過ごせるほどの陽気となってきました。 でも夜はめちゃくちゃ寒い・・・。 あっという間に風邪をひいて、あっという間に周囲に感染するので、 体調管理には気をつけないといけませんね(^^;) では430号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「人前で話すことについて考える」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「異性選手とトレーナーの距離感」 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 「気持ちの切り替えとは自分のミスを認めて次にどうするのか結論を出すこと」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【人前で話すことについて考える】 今週はたまたまなんですが、 読んでいる本も、勉強のために購入したセミナーDVDも 「人前で話すこと」 についてまとめたものでした。 知識や技術はもちろんですが、 それを伝える技術というのももちろんあるわけで、 こうしたことをたまたま集中的に?学ぶ一週間でした。 以前読んだ本で 「いきなりですが宇宙人発見のニュースです」 というニュースを何で見たら信用しますか?という問いに、 次の5択がありました。 1)東スポ 2)インターネット 3)番組内で流れる速報テロップ 4)朝7時のNHKニュース 5)朝日新聞の号外 同じニュースソースなのに、 取り扱うメディアによって印象が変わるのはビックリですよね(^^;) メディアだけではなく人間も同じ、 「何を言うか、よりもだれが言うか」 によって印象が大きく変わるということが紹介されていました。 人前で話すことが多い職業柄、 この本はかなり参考になりました。 参考書籍【話すチカラをつくる本】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4837976263/dosportstrain-22/ref=nosim そして大勢の人前で話すことについて、 ダボス会議やTED会議などに参加されている田坂広志さんが、 間近で見た世界のトップリーダーの話術について、 言葉だけではなく言葉以外から伝わるものについて 15名のトップリーダーを紹介している本も面白かったです。 参考書籍【ダボス会議に見る 世界のトップリーダーの話術】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4492045295/dosportstrain-22/ref=nosim 世界レベルの会議の場で話す予定は、 (今のところは!)ないのですが(笑)、 話術で人を魅了するためには行き当たりばったりではなく、 綿密に作戦を練った結果であるというのもうなずけるところです。 目の前の相手を魅了するための話し方は、 内容もさることながら、相手にとって信頼に値する人間であるかどうかも 重要なファクターなんですね・・・。 と読んでいて自分を省みて、 もっと精進しなければ!と思った次第です。 トレーナーとしての専門性を磨くと同時に、 相手にとって信頼に値する人間となれるように、 これからも努力を惜しまずがんばっていこうと思います〜。 …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【異性選手とトレーナーの距離感】 先週はアスレティックトレーナーを取り巻く現状について、 いろいろと書かせていただきました。 経済的に厳しいというのは理解できるところですが、 それでも必要な存在であることには変わりはありません。 ATの社会的地位向上はこれからの スポーツ現場を支える上で必要不可欠なことだと思います。 で、先週の続き。 「異性のトレーナーがチームをサポートする場合」 という話題が出たので、 ワタシのことも含めてちょっとまとめてみたいと思います。 *** トレーナーというのは、 選手のコンディション全般を担当しますので、 パートナーストレッチやテーピング等、 直接体に触れる機会も多いです。 部位によっては相手が触られることに対して「抵抗があるかもしれない」 ということを常に念頭に置き、必ず一言、 「こういう風にテーピング(ストレッチ)したいんだけど、 ワタシが担当してもいいかな?」 と確認します。 股関節周辺部などは「自分でテープを巻くので教えてください」 と言われることもあります。 そのときはテーピングの意図と巻き方、注意する点などを説明して 自分で行ってもらうようにしています。 こういう話をATの先生方と話していたのですが、 とあるチームのトレーナーさん(女性)が、 試合後のロッカールームに堂々と入っていくことに 少なからず抵抗を覚えたとのこと。 ユニフォームを脱いで着替えているところですからね。 「私は平気です!」とおっしゃったそうですが、 「いやいやそうじゃなくて、選手は平気じゃないかもしれないから」 というところなんですよね。 緊急性の高い対応でなければ、 着替えるまで待ってても問題ないじゃないですか、 という話です。 ちなみにワタシはだいたい選手が着替え終わるまで待ってます。 もしくは他の選手に中に入っても良さそうか (ズボンを脱いでいる選手がいないかどうか!)、 確認してもらってから入るようにしています。 一人二人ではなくたくさんいる中ですから、 中には「入ってもらうと困る」と感じる選手もいると思います。 相手目線で考えると理解しやすいですよね。 同姓の選手に比べると配慮する点が多く、 周囲を見る、気を配る、相手目線で考えるといったことが、 普段からできるかどうか。 こうしたこともトレーナーとしての資質が問われるのではないかと思います。 異性チームを担当するトレーナーの皆さん、 現場で困ったことや、工夫していることなどありましたら、 ぜひ教えていただけると嬉しいです。 http://clap.mag2.com/bajaecufre?430 ワタシも日々修行中です(^^;) …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 …………………………………………………………………………………………… 「気持ちの切り替えとは自分のミスを認めて次にどうするのか結論を出すこと」 【内川家。】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4864101558/dosportstrain-22/ref=nosim ソフトバンクホークスの内川聖一選手を育てた 内川家の悲喜こもごもを描いたノンフィクション作品。 どこで見たのか忘れたのですが、 「ええっ!これは買わねば」ということで早速購入、読了しました(^^) お父さんが大分工業の監督さんだということは知っていたのですが、 これほどまでに「野球に熱心?」だとは知らなかった・・・。 さまざまなエピソードを読むにつれ、 まるで一昔前の漫画に出てきそうな一家でビックリ。 「巨人の星」とある種、雰囲気が似ています(笑)。 そんな内川選手が幼少時代からプロ野球選手になるまで、 そしてその後の活躍や挫折、苦悩についても書かれています。 特に2009年のWBCでは、 内川選手の走塁ミスで試合を落としたことが記憶に新しく、 ここからどう気持ちを切り替えて、野球に専念してきたか、 また家族がどのように支えてきたか、 胸にじーんとくるものがありました。 自分の失敗したプレーを再度見直すのは本当につらかったと思います。 それでも前に進むためには、 自分のミスを認めて、次にどうするのか結論を出すこと、 という内川選手。 ワタシもイヤなことがあるとすぐ逃げたくなるタチですが(^^;) 「怖さから逃げ出そうとする自分を引き戻すべく戦っている」 という内川選手を見習って、がんばっていこうと思います♪ 【内川家。】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4864101558/dosportstrain-22/ref=nosim …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… 内川兄弟を前にして、横に並んでもらい 「わーやっぱり兄弟似てるわぁ」とはしゃいでいたのですが(笑)、 今思えば、なぜ写真を撮ってもらわなかったんだ!と後悔することしきり。 懐かしい記憶がよみがえりました。 これからもがんばってもらいたいですね!! 今回のメルマガはいかがでしたか? 「役に立った」「面白い」「よかった」と思われた方は ぜひクリック&ご意見をお待ちしています(*^_^*) http://clap.mag2.com/bajaecufre?430 (いただいたご意見はメルマガ上でご紹介させていただく場合があります。 掲載不可の場合は、その旨一言お書き添えいただければ幸いです) では次回431号でお会いしましょう☆ 【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせはコチラから】 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm 【ツイッターアカウントです。よろしければフォローを】 http://twitter.com/nyaro_2000 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2014 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |