なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

(第448号)

平成26年 9月15日

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こんにちは、ニャロメです。

今週は世の中三連休だそうで、
そんなこととはまったく知りませんでした。
休みの日には試合がある。
そういう生活が染みついている今日この頃です(^^;)

では448号のご案内です。

【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「ボランティアという善意に支えられて」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「選手の人数とトレーナー」

 ◆トレーナーを支える元気の出る本

 「ミセス・シンデレラ 夢を叶える発信力の磨き方」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【ボランティアという善意に支えられて】

秋のシーズンに入り、
担当チームもそれぞれ公式戦を戦っています。
近い学校は善戦しましたが強豪校に破れ、
遠い学校は敗戦したものの順位決定戦での敗者復活が残っています。

さてそんな中、
スポーツ指導にたずさわる卒業生から連絡をもらい、
練習後に会いに行ってきました〜。

スポーツで飯を食う、いわゆるプロフェッショナルな形というのは
選手であれ、指導者であれ一握り。

アマチュアスポーツの指導者はその多くが、
「善意」というボランティア活動に支えられています。
ようは平日は仕事、休日はスポーツ指導、
もちろんそのスポーツ指導に給料は発生しないわけですね。

経済的な面、そして家族の理解と支えがないと
情熱だけではどうにも立ち行かなくなる。

とまぁ、そんな話で盛り上がりました。

トレーナーはつねづねボランティアで活動してはいけない
(もちろん勉強中の人やインターン対応などは除きますが)、
と思っていますが、収益を上げる類いの活動ではなく、
どちらかというと「保険」「セーフティネット」的な意味合いが強いので、
そこに価値を見いだしてもらわない限り、
なかなか経済面で自立するのはむずかしいよな・・・とも思います。

そんな中で今まで指導者としてやってきて、
いろんな犠牲を強いられてきたけれど、
多くの選手やスタッフに恵まれたことは、

「人生の宝」

だと言っていました。

もうこれだけでも今までやってきたことが報われたとのこと。
こうした経験はお金では買えない、代えがたいものなんですね・・・。

そういう話を聞くと、
今こうして自分がトレーナー活動をしていることが、
とても貴重に思えてきました。経済的な問題云々は抜きにしても。

いろんなことを改めて考えさせられた一日でした。

今の環境に感謝し、常に向上することを忘れずに、
毎日を過ごしていきたいなと思います(*^_^*)

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【選手の人数とトレーナー】

先月のオーストラリア遠征では選手の人数が少なかったこともあり、
トレーナーとしてはこれ以上ないほどやりやすい環境で
活動させてもらうことが出来ました。

近い学校ももともと選手の人数が少ないので一人一人に声が届きやすい
という側面があります。

一方遠い学校や、自分のチームについては、
人数が多く一筋縄ではいかないと感じることが多々あります。

今回はトレーナーが十分に対応できる選手の人数や、
大人数を担当するときの工夫などについて、
考えてみようと思います。

***

学校のクラスを考えてみると、
生徒30〜40人に対し先生1人、
もしくは副担任を入れて2人体制という感じでしょうか。

トレーナーも選手20〜30人くらいが、
しっかり目が行き届く限界ではないかと思います。

そんな中100人を超える選手を一人で担当するのは、
明らかに手薄になったり気づかないことが出てくるわけです(+_+)

こうしたことを回避するためには、

●選手自身の自立を促す(セルフコンディショニングの教育・啓蒙活動)

●ペアリング、ポジション別などのグループによる指導
(トレーニング時など)

●伝えたいことが全員に伝わるような伝達網

などが考えられます。

余談ですが伝達網に関しては、
LINEを使って学年別、ポジション別など
さまざまなグループが使われているようで、
そんなことになっていて改めてビックリしたりしました(笑)。

選手のちょっとした仕草や行動、動きなどから

「あ、今日は何かが違うな」「どこか痛いかな」

といった変化や異常に気づくことは
トレーナーとして心がけておきたいところですが、
それでも見逃すことはあります。


最近ではワタシも

「ワタシは宇宙人じゃないから、
 言わなくても理解してくれているだろうはありません!」

と言って選手もビックリしていましたけど(^^;)

「言わなくてもわかるだろう」は伝わらないんですよね、
コミュニケーションの本質でもあるわけですが。
だからお互い誤解しないように、話すことが大切なのです。

毎日トレーナー活動をしているチームでもこういう状況ですから、
定期的な訪問でサポートする場合だと、

「困ったときの相談窓口」

をしっかり広げておくようにしたいものです。

で肝心の大人数を指導するときの工夫についてですが、
ワタシなりに心がけていることをまとめようと思ったんですけど、
長くなってしまったので次回に続きます。

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◆トレーナーを支える元気の出る本
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【ミセス・シンデレラ 夢を叶える発信力の磨き方】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4344026225/dosportstrain-22/ref=nosim

現代は情報を発信したい!と思った人が、すぐに行動できる時代です。
TwitterやFacebookはもちろんですが、
最近はInstagram(インスタグラム)という写真投稿のSNSも人気なんですね。

そんな中、趣味の範囲で好きなことを発信していた一般の方が、
マスメディアに取り上げられたり、本を出版したりと
その筋の専門家になってしまうという現象が起こっています。

予想していなかったのにいつの間にかこうなった、みたいな。

こうした事例を豊富に集め、
どのようにすれば多くの人に目をとめてもらえるのか、
といったことをわかりやすくまとめたのが梅津有希子さんのこの本です。

ワタシも運動の専門家として情報発信していますが
(もちろんこうしたメルマガも含め)、
意識していること、意識していないことなど
いろいろと参考になりました(^^)

写真の撮り方とか(料理写真など)まったく気にしていませんでしたし、
ちょっと意識して撮ってみようかと思います(笑)。

ネットが広がった頃は、
実名で活動することのリスクばかりが大きく取り上げられましたが、
現在は実名で活動しないことのデメリットがより大きくなったように思います。

これからSNSで幅広く活動していきたいと思う方には、
参考になることも多いと思います♪

(といいながらワタシは未だにニャロメなんですけどねw)

【ミセス・シンデレラ 夢を叶える発信力の磨き方】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4344026225/dosportstrain-22/ref=nosim

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◆編集後記
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今週はトレーナー活動の価値について改めて考えさせられました。
「出会いは宝」「現場で活動することはプライスレス」
でも生活しなければならないという難しさ。

それでも誰かのためにワタシが役立つのであれば、
やはりがんばらねばならぬ!・・・のかな?

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では次回449号でお会いしましょう☆


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