なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第450号) 平成26年 9月 29日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 すっかり秋らしい気候となってきましたね〜。 朝晩はめっきり寒くなってきました。 季節の変わり目は体調を崩しやすいので、 風邪などひかないよう注意したいところです。 では450号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「奇跡の二部練になりました」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「競技復帰の目安を考える」 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 「悩み多き人=暇多き人」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【奇跡の二部練になりました】 今週は祝日に遠い学校へ トレーナー活動にいってきました〜。 休みの日なので授業もなく、 朝から夕方まで明るい時間帯に練習し、 トレーニング指導を行い、 試合に向けてコンディションを整えるべく、 いろいろとサポートしてきました(^^) 肩や肘への負担を減らし、疲労回復をはかる。 選手たちはペアになってそれぞれの身体をストレッチし、 その変化に驚いていましたけどね(笑)。 その効果が少しでも試合に好影響を与えるといいなと思いつつ。 ところが残念ながら週末の試合で負けてしまいまして・・・。 少なからずワタシもがっかりしてしまいました(T_T) ところで。 祝日の練習に参加していたわけですが、 ウチのチームは日中に授業があったため、 こちらの練習は夕方から。 「ええー。日中は遠い学校、夕方から自チームでの練習に 参加できちゃうかもなー!」 なんて冗談で言ってたんですが、 本当に出来ました(^^;) 片道2時間半もかかるのに!? 自分でもビックリです。 ただ戻ってからグランドに行くと、 選手たちからは、 「遅刻じゃないですか〜!」 といつもどおりのリアクションを受け、 トレーナー活動って切ないなぁと思ったり(笑)。 活動できる場所があるということは幸せなことです。 秋のシーズンもあっという間に折り返し地点まできました。 今週もがんばっていこうと思います。 …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【競技復帰の目安を考える】 ケガなどをしてプレーが出来ないとき、 どのように競技復帰に向けて計画を立てますか? 長期にわたるケガではなく、 2、3日様子を見ましょうという軽度のスポーツ傷害では、 ●患部の安静・冷却(RICE処置) で炎症反応を抑え、 その後は組織の修復を促すために血流促進 (温めることなど)を行うことが中心となります。 この段階で動かして痛みがあるときは、 練習後にアイシングを行い、 また動かす前は温めるという繰り返しです。 このさじ加減がなかなか難しいようで、 選手からも 「アイシングと温めるのとどのように行えばよいですか?」 と質問されること多数です。 ワタシの中では「痛み」を一つの目安として、 ●「痛みあり」→ アイシング ●「痛みなし」→ 温める(ホットタオルや入浴など) とアドバイスをしています。 軽度のケガであればすぐに競技復帰したくなるところですが、 最終的には、 「前回ケガをした同じシチュエーションでプレーが不安なくできること」 を競技復帰の条件とすると、 「不安なく」というところで「不安になる」選手が多くて、 その不安を取り除くために、 ●患部周辺の関節可動域を改善する ●患部周辺部の筋柔軟性を獲得する ●患部の筋力を強化する ●患部と反対側の筋力バランスを考慮する ●プレーでみられる代償運動を改善する といったことが必要になるということを理解します。 要はケガの原因となったものをキチンと特定し、 それを取り除く・改善させるということです。 たとえば肉離れをした場合。 肉離れで2、3日ということはあまり考えられませんが、 痛みがなくなるとすぐに走ろうとする。 すぐ走ってもまた同じようにトップスピードになると 違和感や不安、時には痛みを感じる、というのであれば、 まだそのレベルでプレーすることは難しいということ。 患部と反対側の筋柔軟性が低下しているとか、 患部側の筋力が低下しているとか。 他部位をかばって走ってないかとか。 一つ一つチェックして、一つ一つの不安要素を取り除いていくことが大切。 こうしたことをセルフコンディショニングで 出来るようになるのは至難の業ではありますが・・・。 アドバイスし、サポートしながら、 「以前よりもよいコンディションでプレーする」 ということを目標に、競技復帰を目指して欲しいなと思います。 *** ちなみに。 軽度のケガであれば、 状況に応じてテーピングやパートナーストレッチ、 資格をお持ちの方でしたら鍼灸治療などでフィールドに立たせることは、 それほど難しいことではないと思います。 それがOKであるケースと、 再発予防のために少々時間がかかってもコンディションを整えるケースが あるということです。 無理するところか、無理をしなくていいところか。 こうした判断は、 選手の競技キャリアや試合状況、チーム状況などに大きく左右されます。 参考まで。 …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 …………………………………………………………………………………………… 「悩み多き人=暇多き人」 【筋と義理を通せば人生はうまくいく】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4800226600/dosportstrain-22/ref=nosim 美容整形を世の中に広く普及させたCMでもおなじみの 高須クリニック院長・高須克也さんの著書です。 以前購読しているメルマガ「ビジネス発想源」でも紹介されていて、 「面白そう!」と即ポチした本です(^^) 参考メルマガ「ビジネス発想源」 http://www.mag2.com/m/0000134134.html 新しいことに取り組もうとすると「出る杭は打たれる」、 間違っていることを主張すると「いじめられる」。 いやはや読んでいるだけでも、 「これは一筋縄ではいかないなぁ」と感じることだらけで、 それでもさまざまな逆境を乗り越えながら、 活躍される様子は本当に元気が出ます。 アイスホッケー女子「スマイル・ジャパン」のスポンサーに立候補したり、 全スポンサーが降板したドラマ「明日、ママがいない」の CM枠を買い取ったりと「弱いものを助ける」高須院長の行動は、 時には「売名行為」と言われたりもしました。 でも高須院長は一貫して「筋と義理を通す」人。 こうしたぶれない姿勢だからこそ、 逆境をはねのけて前に進んでいるのだと思います。 本を読んでいていろんな言葉が刺さったのですが、 「くよくよ思い悩んでも何も解決しない」 ということ。 悩む間もなく忙しくすればいい。 何をしていいかわからないのであればボランティア活動に参加すればいい、 とおっしゃってます。 行動する人だからこそ言える言葉だと痛感しました。 「悩み多き人=暇多き人」 悩む暇があったらその時間を他のことに使えるよう、 ワタシもがんばっていこうと思います☆ 【筋と義理を通せば人生はうまくいく】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4800226600/dosportstrain-22/ref=nosim …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… メルマガを書く時間が仕事の都合でピンポイントでしか取れず、 「早起きして書こう・・・」と思って寝ると、 夢にまで出てきてしまうという(^^;) しかも仕事はダブルブッキングし、 メルマガは配信時間に間に合わず、 なのにパソ子を抱えたまま呆然としているワタシ(夢ですよ)。 疲れてるのかな〜(笑)。 ということで今日も無事に?配信できそうで何よりです(^^;) 今回のメルマガはいかがでしたか? 「役に立った」「面白い」「よかった」と思われた方は ぜひクリック&ご意見をお待ちしています(*^_^*) http://clap.mag2.com/bajaecufre?450 (いただいたご意見はメルマガ上でご紹介させていただく場合があります。 掲載不可の場合は、その旨一言お書き添えいただければ幸いです) では次回451号でお会いしましょう☆ 【出張講習会、執筆依頼などのお問い合わせはコチラから】 http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/work.htm 【ツイッターアカウントです。よろしければフォローを】 http://twitter.com/nyaro_2000 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2014 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |