なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

                                                            (第51号)

                                                      平成19年 2月 5日

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こんにちは、ニャロメです。

今週は車を車検に出していたため、会う人会う人に
「お!車、変えたの〜」といわれ続けました(^_^;)
走行距離10万キロ越えですが、まだまだいけます。多分。

機嫌よく走ってくれるので大事に乗ろうと思います!

では51号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「休めない練習」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「術後のウエイトコントロール」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「何ごとも不可能と決めつけない」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【休めない練習】

シーズンに向けて基礎体力作りの段階から少しずつレベルアップ。
基盤を作り上げて、次にそれを競技にいかす段階です。

とはいえここ数ヶ月のフィジカルトレーニングは
やはり疲労が蓄積されてくるもの。
チラホラと疲労による違和感や痛みを訴える選手が増えてきました。

最初に痛みを訴えた段階で少し負荷を軽くすると
早い段階で練習再開できるのですが、

「痛いけどできる、もう少しやれる」

と思ってムリをしているうちに症状が悪化してしまい、
長期離脱してしまうこともあるので注意が必要です。


動きが悪い選手は様子を観察することでわかります。


●走り方がおかしい

●ある部位のみをたたいたり、関節をまわしたり

●普段よりも特定部位を入念にストレッチをしている

●集団の中に埋もれようとする


トレーナーとして毎日練習をみていれば、
「特定部位を気にしている動作」というのはわかりやすいです。

見落としやすいのは「集団にまぎれているとき」。

いつもは前のほうでランニングをしている選手が、
集団の中にうまく埋もれてしまい(隠れてしまい)、
動きの悪さを目立たないようにすることがあるのです。

だからトレーナーは練習をくまなく観察して、
選手一人ひとりをチェックする必要があります。


動きがおかしく、膝が腫れていた選手に
腫れがひくまでは全力で走らないように指示すると、

「わかりました。でも休みたくないです」

とのこと。
1日練習を休むだけでもトレーニングに差が出る、
と感じているようです。

トレーニングの状況としては選手のモチベーションもよく、
継続することで強くなっていると選手たちが自覚しているという点で
大成功なのですが、ケガをしては台無しです。

選手には

「ムリをせずに休むことが長い目でみた場合に
 結果的にあまり練習を休まずにトレーニングできる」

ということを強調し、話をするようにしています。

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【術後のウエイトコントロール】

ケガをして、手術を受けた選手は
ドクターの指示のもと、リハビリテーションを行います。


●可動域(ROM)の獲得

●非荷重でのトレーニング

●荷重でのトレーニング

●コーディネーションドリル(筋・神経系の教育)

●実際の動きに即した練習

●競技復帰

ものすごく大雑把な流れですが、
このような経緯をたどって競技復帰することが可能です。

手術をしてからしばらくは患部を安静させる状態があり、
この時期は患部外トレーニングがメインとなります。

このとき、注意しなければいけないのがウエイトコントロールです。


いつもの通り、いつもと同じだけ食べていると、
運動量が少ない分、体重増加につながります。

筋量による体重増加であればそれほど問題にはなりませんが、
運動をしていないので、脂肪である可能性のほうが高く、
体重増加はその後のリハビリテーションにも影響を及ぼします。

特に荷重関節(体重のかかる関節=足関節、膝関節など)を
手術した選手にとっては、

●体重増加は直接関節に負担がかかる

●歩行制限がある場合が多い

●トレーニング量が極端に減りやすい

ということが考えられます。

入院中の病院食は一般アスリートにとってはカロリーが
やや物足りないことが多いですが、
実はその方が好都合かもしれないのです。

あまり意識せずにいるウエイトコントロールですが、
術後やケガをして練習量が減っている状態が長く続く選手などは
栄養のバランスを考えつつ、少しカロリー控えめで
脂肪による体重増加を防ぐことが大切です。


膝をケガした選手に限って、よく食べて、よく太って、
体重をおとすのに一苦労したものです(^_^;)

選手にも「食べ過ぎてこれ以上関節に負担をかけないよう」
念を押しておくことも必要かもしれませんね。

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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●「何ごとも不可能と決めつけない」

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クレームとは言い換えれば「こうであってほしい」という人々の意見。
それを「出来ない」「不可能」だと決めつけてしまえば、
そこから発展はないのです。

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◆編集後記
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何ごとも土台があってこその専門性。

トレーニングもそうですが、トレーナーとしての土台もそう。
ワタシも改めて自分の土台を点検し、
もっともっと頑丈にしていこうと思います!


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