なるほど週刊トレーナーニュース 

真面目にスポーツトレーニング!

 

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【なるほど週刊トレーナーニュース】
 http://www.mag2.com/m/0000184398.html

                                                            (第60号)

                                                      平成19年 4月 9日

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こんにちは、ニャロメです。

シーズン間近ということで、
それなりに雑誌などにも取り上げられています(選手が)。

そんな記事を読みながら、、
フツーの選手をすごい選手のように思わせられる文章力を
そこから学びたいと思いました(笑)。

では60号のご案内です。


【本日のメニュー】

 ◆今週の活動ダイジェスト

 「連戦時のトレーナー活動」

 ◆今日のネタ帳・ピックアップ

 「ケガの巧妙にしましょう」

 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉

 「Something different, Something special, Something new」

 ◆編集後記

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◆今週の活動ダイジェスト
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【連戦時のトレーナー活動】

今週は仕事のシフトの都合もあって、朝から晩まで練習帯同。
久々に「トレーナー漬け」の一週間でした〜。

しかも毎日のように練習試合があるので、
試合に出る選手のコンディショニング対応、
試合に出ない選手のフィジカルトレーニング対応、
ケガをしている選手のアスリハ指導、
とやること盛りだくさんです。

遠征に行くときは基本的に遠征組に対応しているので、
居残り組の練習には参加できない状態。

それでも居残り組でフィジカル面のサポートを必要とする選手も
もちろんいるわけで、こんなときは単純に、

「分身がほしい」

と思ってしまいます(^_^;)


遠征先では、

●チーム全体のウォームアップ

●個人対応のストレッチやテーピング

●ケガに対する応急処置

●クールダウンの指導


などに加えて他にも細かな仕事があって
帰りの車の中ではいつも寝込んでしまいそうになります。

応急処置を必要とするような突発的なケガがなかった日は
やっぱりほっとしますね〜。


あとは試合内容に応じてメンタル面への配慮も必要です。

これが意外と曲者で?
いい結果が出なかった選手はフィジカル面のケアに対して

「もういい〜」

と半ばあきらめたような態度をとることがよくあります。

そんなときは選手に自己管理の大切さを話し、
メンタル面で左右されないように注意します。

いつもむずかしさを感じる場面ではあるのですが、
コーチや監督とは違った、トレーナーという立場だからこそ話せること、
気持ちが前向きに、明るくなるように、接していきたいと思っています。

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◆今日のネタ帳・ピックアップ
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【ケガの巧妙にしましょう】

先月の合宿中に大腿部の肉離れ症状を訴えて、
通常練習からはずれた選手がいました。

新入生ということもあり、
今までのケガの状態などを話していくと
今回のケガとは別に不安部位があるといいます。

ケガをした後の保存療法と手術療法の選択肢の中で、
パフォーマンスに及ぼす影響について考えることは、
かなり大きなウエートを占めると思います。

具体的には、そのケガによって

●自分の能力100%のうち今は何%なのか?

ということ。

ドクターとも話をするのですが、
主観でやはり50%をきるようであれば手術を勧めることが多いとのこと。

「全力でプレーすることに不安がある」

ということはその不安を取り除くために
筋力トレーニングであったり、柔軟性の改善であったり、
必要なテーピングやサポートであったりするわけですが、
50%未満のコンディショニングでは、保存療法には限界があることも確かです。

※もちろん個人差がありますので一概には言えません。


その選手はやはり不安を抱えたまま入部してきたこともあり、
相談しているうちに、

「今の時期に、しっかりと治して、また全力でプレーしたい」

という結論に達して手術をすることにしました。

ワタシの責任の大きさを痛感しますが!
これがケガの巧妙となるように、しっかりとリハビリをして、
以前よりもいい状態で競技復帰できるようサポートしていこうと思います。

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◆トレーナーを支える元気の出る言葉
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●Something different, Something special, Something new

【勝利者】
http://amazon.co.jp/o/ASIN/490122106X/dosportstrain-22/ref=nosim

人間、同じことをしていては進歩はありません。

「他人と違うこと、特別なこと、新しいことにチャレンジすること」

トレーナーとして常に進歩し続けたいと思います!

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◆編集後記
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雑誌に取り上げられるくらいですから、
そこそこの注目選手、注目チームであることは間違いないと思うのですが。

「ケガから見事復活!」

みたいな話になっていると、
ワタシの名前はどこに書いてあるのだろう?と。
そしてどこにも見当たらないことに気づいて選手に八つ当たり?しています。

いいんです、選手が活躍さえしてくれれば〜。


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