算額(4)・師範の考察(ヒント) |
(問1) pCk=p!/{(p−k)!・k!}が整数であること、 pが素数[よって、pは(p−k)!およびk!と互いに素]であることに着目。 (問2) 二項定理を用いて左辺を展開し、それに(問1)の結果を適用する。 (問3) (問2)の式にx=N−1,y=1を代入(N:自然数)。 →Np−(N−1)p−1 …* はpの倍数。 →*式のNに1からnまでのすべての自然数を代入して得た数の総和もpの倍数。 (問4) (問3)の式より、ap≡a (mod p) よって、ap−a=Mp(M:整数) a(ap−1−1)=Mp 仮定よりaはpの倍数でないから、ap−1−1がpの倍数。 (問5) @90=18×5だから、290=(218)5 A(問4)の式にa=2,p=19を代入すると、218≡1 |