思考原理の説明(1)
1)方程式の文章題などで、問題文を読んだだけで「わかりません。」と言ってくる子供が少なくありません。
しかし、問題文の段階では情報が「わかりやすさ」という点で良質でないため、条件設定が少し複雑に
なると、図・表・記号等を用いてこれを「わかりやすい」形に加工することが必要となります。
2)図はイメージを捉えることのできるわかりやすいものであれば、どんなものでもよいのですが、一般には
線分図・座標平面などが用いられます。
問題文を見なくても題意がわかるように、与えられた条件を図の中に記入していき、数量には必ず
単位を付記します。これによってそれが何を表す量(長さ、時間、速さなど)なのかが明確になります。
特に、割合の問題では、線分図の上に「もとにする量」、「比べる量」を、下に「割合」を、というように
分けて示すとわかりやすくなります。
3)図解というのはものごとを理解する手段としてとても有効です。
あのアインシュタインの特殊相対性理論だって図の力を借りれば、中学・高校の数学程度でその意味を
理解することができます。
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