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第34回東京リコーダーコンテスト(金賞受賞)記録
会　　場

演奏曲目		 2005年12月11日(日)　江戸川区総合文化センター

リコーダーオーケストラの為の二つの小品　第８番
　1．Moderato appassionatamente
　2．Allegretto capriccioso　　　　　　　　　　　　　　
作曲・指揮　　諸岡　忠教




審査員講評
審査員　吉沢　徹
　難曲をアンサンブルの力で良くまとめあげていました。気持ちの方向性が同じ側に向いていることが良く理解できる演奏でした。ホールとのマッチングかも知れませんが、中声部がもの足りなく、低声部のオクターブがかぶさって、ディティールが伝わりにくいところがありました。舞台配置か、パート配分で解決できることもあると思うので検討してください。

審査員　本村　睦幸
　諸岡先生の的確なリードによって、まとまったアンサンブルになっていて、音楽の流れもよく感じられます。その反面、ひとりひとりが指揮に注目しすぎで、自発的な伸びやかさが十分に出ていない面も感じられます。ひとつひとつの音をしっかりと吹こうとしすぎて伸びやかさが失われないように注意するとよいでしょう。

審査員　吉沢　実
　ブラームスのシンフォニーを想い出させるオーケストレーション。深く広がりがある流れの中で様々なドラマが次々に展開してゆく音象です。生命感あふれる演奏です。

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