観光コース

 朝   オスロ中央駅発(ベルゲン行き)
   ↓
 正午  ミュルダール着(フロム線 山岳列車に乗り換え)
   ↓
 2時頃 フロム着(フェリーに乗り換え)
   ↓
 3時頃 グドヴァンゲン着(バスに乗り換え)
   ↓
 夕方  ヴォス着(ベルゲン行き列車に乗り換え)
   ↓
 8時頃 ベルゲン着

 7時過ぎにオスロ駅を出発。休日のせいか、かなりの人で混雑していました。
 切符はオスロからベルゲンまでの鉄道、船、バスの全てが一枚になったもので、日本で買っていきました.(ホテルが一泊付いて2万円くらいだったかな?)

 しばらくはえんえんと川沿いに畑を眺めながら進んでいきます。


 お昼近くになると、かなり山に登ったのか、それとも北にきたせいか、山の頭に雪が見えるようになりました。(氷河かなぁ?)
 また、この途中で降りる人がいて、この山の中を自転車で走っているのです。かなり自然派。しかもかなり寒いです。若者達や家族連れやカップルなど沢山の人が自転車をこいでいました。
また、スターウォーズ・帝国の逆襲の撮影がこの近くで撮影されたそうです。

 とその途中、「あ、雪だ・・・」
 画像ではわかりにくいかもしれませんが、ほこりのように白い点が見えると思いますが、これ、雪です。
 9月になったばかりなんですが・・・、さすがに北の国です。
 そして、もうすぐフロム線へ乗り換えです。
 フロム線に乗り換えて、しばらくすると、突然電車は山の中で停まります。途中にあるヒョース滝の撮影の為にです。電車の中には日本人が沢山いたので、「すみません、シャッター押してもらえますか?」と頼んだところ、「OK」と言って撮ってくれたのですが、その後私にも撮ってくれと英語で言われ「?」と思ったら、韓国人の家族連れでした。「コーマプスムニダ」(ありがとう。)
 電車のフロム駅周辺の風景です。あの山を急勾配で下りてきたなんて、ちょっとすごいと思いませんか?ケーブルカーじゃなくてちゃんとした電車なんですよ。
 ここで昼食を取ったのですが、ここの売店も毎日多くのお客さんが来てすごく繁盛してるんでしょうね。(少なくとも夏の間は。)お土産もいろんな物がありました。私はノルウェー国旗の入った厚手の靴下を買いました。暖かくて履き心地がイイですよ。
 左下に見えるのはこれから乗り込むフェリーです。
 いよいよフィヨルド観光です。写真は日本人観光客のおばさんに撮ってもらいました。フェリーの乗客の1/3以上が日本人ではないかという感じです。
 とても天気の良い日(山では雪が降っていましたが・・・)だったのですが、デッキの上はかなり寒く、日向にいないと震えるくらいです。これから行かれる方は、夏だからと言って、Tシャツなんかで行くと絶対風邪引きますよ!
途中、いくつかの村があります。色とりどりの外観でとてもかわいらしいのですが、ここに住んでいる人達は、かなり不便な生活をしているんでしょうね。道路はまともに付いていないだろうし、船も日に何度かしか無いし。生活の糧もどうしているんだか・・・
それにしても景色も良く、気持ちがいい場所ではあります。
フィヨルドは、氷河が流れたあとだそうですが、こんな山や岩を削っていった氷河ってどんな代物だったんでしょう?氷河が流れていくっていうのも(流れると言うより押し出されるんでしょうけど。)どういう状況なのか想像も付きません。そのおかげでこんな雄大な景色を見ることが出来るのですが。
とにかくスケールの大きい景色が、ゆっくり、ゆっくり流れていき、とても落ち着いた気分になります。時折流れる日本語のガイドも、周りの多くの日本人も、そのうち気にならなくなって、ぼーっと景色を眺めていました。
そして約1時間のクルーズを終えて、グドヴァンゲンに到着です。ここからヴォスと言う町まで約1時間半かけてバスで移動します。途中断崖絶壁の上にあるホテルで土産物を買ったりして行きました。バスの中で二人連れの日本人女性とお話ししていましたが、ノルウェーにはフィヨルドだけを見に来たとのことで、次の日には別の国に移動するとのことでした。それだけ価値があるということでしょうか。
ヴォスで軽く食事をとってから、また電車にゆられ約1時間。ようやくベルゲンに着きます。到着は8時頃ですが、まだ空は明るいです。この頃は9時まで明るかったです。日本では考えられませんね。
乗り物をいくつも乗り換えてきたので、疲れたけれど、飽きることなく楽しめました。外洋では何泊もしてフィヨルドクルーズをするとのことで、機会があればそちらにも行ってみたいです。(オーロラも見れるかもしれないし。)でも、贅沢な旅ですよね。

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