皇居東御苑

2006年2月




大手門  東京メトロ大手町駅のC-13番出口を出て、目の前を通る永代通りを歩いて行くと、正面突き当たりに見えてくるのが皇居の大手門。皇居東御苑へは、この大手門から入って行きます。
大手門


 ご存じの様に皇居は旧江戸城です。そしてこの東御苑は、江戸城にあった本丸と二の丸、三の丸の跡地を整備して作られた約64,000坪の公園で、皇居全体の3分の1のスペースを占めています。入園は無料。 大手門渡櫓
大手門渡櫓


旧大手門渡櫓の鯱  江戸城大手門の渡櫓 (わたりやぐら) の屋根で、その昔睨みをきかせていたのがこの鯱 (しゃち) です。江戸中を焼き尽くした明暦の大火 (1657年) で最初のものが焼失してしまったため、その後すぐに作られたのがご覧の鯱なのだとか。尚、現在ある渡櫓と鯱は、さきの大戦による戦災の後に復元されたものです。
旧大手門渡櫓の鯱


 約50mもある長いこの建物は百人番所。ここでは常に100人の同心が、オールナイトで警備をしていました。 百人番所
百人番所


本丸の石垣にあった築石  石垣に使われている石の事を築石 (つきいし) と言います。そしてここに置かれている古い築石には、築かれた時の年代が刻まれています。
本丸の石垣にあった築石


 築石から出土した刻銘を拡大した写真です。ちょっと見難いですが、宝永元年 (1704年) に松平右衛門督吉明という人によって、石垣の修復が成された事が記されています。 築石から出土した刻銘
築石から出土した刻銘


皇居正門石橋旧電飾燈  何やら古めかしい電燈を見つけました。この電灯は、皇居正門石橋に明治21年から設置されていた飾電灯です。
皇居正門石橋旧飾電燈


 これは武蔵野の面影を再現した小径です。この二の丸雑木林は、昭和57年から3年を掛けて整備されました。 二の丸雑木林
二の丸雑木林


二の丸庭園  雑木林を抜けると、日本庭園の静かな池が広がります。九代将軍徳川家重の時代に作製された図面を基に、昭和43年に造られました。
二の丸庭園


 明治45年に再建された諏訪の茶屋。オリジナルは江戸時代に造られたもの。 諏訪の茶屋
諏訪の茶屋


都道府県の木  ここには全国47都道府県の木が植えられていました。一番手前にあるひと際背の高い大きな木は、宮崎県の木フェニックスです。
都道府県の木


 二の丸から本丸へと向かう坂は梅林坂。江戸城を築いた太田道灌の時代には、その名の通りに何百本もの梅が咲き乱れたそうですが、数は減ったとはいえ、現在でも50本余りの梅が植えられています。 梅林坂
梅林坂


天守台  江戸城の天守閣は明暦の大火 (1657年) で焼失してしまい、その後再び造られることはありませんでした。と言う訳で現在は、八代将軍吉宗によってその後再建された天守台だけが残っています。
天守台


 この天守台の上は展望台になっていて、上って行く事ができます。 天守台
天守台


天守台からの眺め  天守台の上から眺めた本丸跡はこんな感じ。現在は芝生の広場になっています。本丸そのものは文久三年の大火 (1863年) で焼失してしまい、その後再建はされませんでした。
天守台からの眺め


 陶片で壁画の描かれている桃華楽堂は、皇室の音楽堂です。昭和天皇の皇后、香淳皇后の還暦を記念して昭和41年に建てられました。 桃華楽堂
桃華楽堂


石室  火災や地震などの非常時に備えて、調度品などを納めていたと言われる石室がありました。
石室


 この石室、江戸城の秘密の抜け穴として造られた、との説もあるとか。 石室
石室


富士見多聞  写真では分かり難いのですが、この富士見多聞という何の変哲もない建物、城の石垣の上に建てられています。多聞とは長屋造りの武器庫の事ですが、外敵からの防御も兼ねていたために、石垣の上に造られていたのです。
富士見多聞


 「殿中でござる!」の、ご存じ江戸城松の廊下はこの場所にあったそうです。今では松が植えられているだけでなんの跡形も無いのですが、何故か皆、立ち止まって見入ってしまうのが不思議です。 松の廊下跡
松の廊下跡


富士見櫓  倉庫として使われ、防御の役割も担っていた櫓(やぐら)。大櫓であり司令塔であった天守閣が火事で全焼してしまった後は、この富士見櫓が天守閣の代用とされていました。
富士見櫓


 本丸休憩所は冷暖房完備、売店もあります。休憩所内には江戸城の模型や古い写真などが展示され、ミニ博物館の様です。 本丸休憩所
本丸休憩所


白鳥濠  皇居東御苑の休園日は、基本的には月曜日と金曜日、年末年始ですが、宮中の行事その他により変更もあるので、注意。
展望台より白鳥濠を望む





★交通 ・鉄道 東京メトロ大手町駅下車


周辺地図
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