駒場公園と駒場野公園

2008年4月






 
駒場東大前駅 駅前
 駒場東大前駅 東口駅前

 京王電鉄井の頭線を駒場東大前駅で降車、渋谷寄りの出口となる東口に出て来ました。





東京大学正門
 東京大学正門

 目の前は東京大学の駒場キャンパス。秀才中の秀才たちが晴れて東大に合格・入学すると、全員が一旦は教養学部に所属して、2年生までこの駒場キャンパスに通います。





1号館と時計台
 1号館と時計台

 正門から入ると正面にあるのは1号館。昭和8年に造られたこの建物、東大本郷キャンパスの安田講堂にそっくりです。どうも「パクリ」らしい。どちらの建物も、設計者は東大の前身である東京帝大元総長の内田祥三(よしかず)です。





駒場博物館
 駒場博物館

 1号館に向かって右手にある建物は駒場博物館。美術の博物館と、自然科学の博物館が一緒に入っています。昭和9年建築。





900番教室
 900番教室(講堂)

 1号館に向かって左手にあるのは900番教室と呼ばれる講堂です。1号館を中心にこの講堂と駒場博物館とは左右対称になっていて、デザインもそっくり。どちらもやはり内田祥三の設計です。昭和11年建築。





イチョウ並木を歩く
 イチョウ並木を歩く

 時計台がある1号館の裏手には、静かなイチョウの並木道があります。ちょうど新入生の入学時期でもあり、通りの両側にはサークルの勧誘看板がギッシリ。





突き当りを左へ
 並木道の突き当りを左へ

 並木道を左方向へ歩いて行くと、300mほどで突き当りになります。





通路を進む
 通路を進む

 突き当りを左折して、通路をそのまま50mほど進みます。





小さな門を出る
 小さな門を発見

 通路の右側奥に、小さな門がありました。ここから表に出ましょう。





門を出て表へ
 門を出て表へ

 門を出たら駒場キャンパスを後にして、前方へと延びる道を進みます。





すぐに路地を右へ
 すぐに路地を右へ

 そして10mくらい先に右へ分かれる通路があるので、これを入ります。





駒場公園南門
 駒場公園南門

 ここからは目黒区立の駒場公園となります。目の前にある小さな南門を入って行きましょう。





旧前田侯爵邸本邸
 旧前田侯爵邸本邸 南面

 公園内に入ってすぐ、芝生の広場の先に優雅な洋館が見えて来ました。





旧前田侯爵邸本邸
 旧前田侯爵邸本邸 西面

 洋館の西側に廻ってみると玄関らしき入口がありました。どうやらここから中に入って行ける様です。





旧前田邸内
 旧前田邸内 ホール

 イギリス中世の建築様式を取り入れたこの洋館の元々の主は、旧加賀百万石前田家の第16代当主だった、侯爵前田利為(としなり)です。





旧前田邸内 書斎
 旧前田邸内 書斎

 昭和4年に建築されたこの邸宅は、終戦後の昭和20年9月当時の連合軍に接収されて、一時期極東軍司令官の官邸として使用されていました。





旧前田邸内 応接室
 旧前田邸内 応接室

 その後東京都の所有となり、現在では東京都指定の有形文化財になっています。





旧前田邸 和館
 旧前田邸 和館

 洋館の隣には純日本風の住宅があります。こちらも旧前田侯爵邸です。取材日現在洋館は土・日・祝日に、和館は月曜日の公園休園日以外に於いて、邸内の見学が可能になっています。料金無料。





旧前田邸 和館
 旧前田邸 和館

 公園内の案内板によると、前田家では通常こちらの和館を使用することはなく、お茶会や和食の会などの催し物を行う時のみに使用されていた様でした。





旧前田邸 和館
 旧前田邸 和館

 ご覧のように和室には、写真左から付け書院、床の間、違い棚などがあって、書院造りとなっています。しっ・・しかしすごいモノを発見 ! ! ! 純和風のくせして、ナンで天井からシャンデリアがぶら下がってるの???

 昭和5年竣工。





和館を後にして
 和館を後にして

 和館の門をくぐり抜けて、前田邸を後にしましょう。





和館の塀沿いに進む
 和館の塀沿いに進む

 門を出たら右へ。和館の塀を右手に見ながら、そのまま歩いて行きます。





駒場公園東門
 駒場公園東門

 すぐに公園の東門がありました。





突き当りを左折
 突き当りを左折

 東門を抜けて駒場公園を出たら、すぐその先の突き当りを左へ。





つぎの突き当りも左へ
 つぎの突き当りも左へ

 ここからは、駒場公園を左手に置きながら公園をぐるっと回り込む様に、逆時計回りに進んで行きます。

 次の突き当りも左へ。





横断歩道の先を左へ
 横断歩道の先を斜め左へ

 50mほど先に横断歩道があります。左へ分かれる2本の道のうち、奥の方の道へ入って行きましょう。





住宅街を進む
 住宅街を進む

 瀟洒な住宅街の中を歩いて行きます。





駒場公園正門
 駒場公園正門

 通りの左側には石造りの立派な門が。これが目黒区立駒場公園の正門になります。





次の突き当りも左折
 次の突き当りも左折

 又また突き当り。駒場公園を逆時計回りに回り込む訳ですから、左へ、左へ・・・。と言う事で、ここも左折。





日本民芸館
 日本民芸館

 やがて左側に、大谷石の塀で囲まれた和風の大きな建物が見えて来ました。





日本民芸館
 日本民芸館

 これは日本民芸館。古く昭和11年の開館になるこの博物館には、その名のとおり織物、絵画、陶磁器など民衆的な工芸品の数々が収蔵、展示されています。





日本民芸館にて
 日本民芸館にて

 今日は琉球の織物の特別展が催されている様なので、ちょっと覗いてみる事に・・・。ですが残念ながら館内は撮影禁止。仕方がないので催し物を告知する看板の写真でご勘弁を。入館、大人1,000円。





二股は奥の道へ
 二股は奥の道へ

 日本民芸館の先で、通りは二股に分かれながら左へカーブします。ここは奥の方の道へ。





踏切を渡る
 踏切を渡る

 右手に井の頭線の踏切が見えて来ました。この踏切を渡りましょう。





駒場野公園北門
駒場野公園北門

 踏切の先にある公園は、目黒区立駒場野公園。旧東京教育大学農学部の跡地が利用されています。まずは公園の北門から入って行きます。





ケルネル田圃
 ケルネル田圃

 公園の中を歩いて行くと、細長い土地に水田が続いているのが目に入ってきました。





公園内の散策路
 公園内の散策路

 これは実験水田で、東京教育大学農学部の前身である駒場農学校で多くの成果を残したドイツ人教師、オスカー・ケルネルの名を冠して、ケルネル田圃と呼ばれています。

 この他公園内には緑の中を巡る散策路も作られているので、折角ですからゆっくりとひと回りする事にしましょう。





駒場野公園を後にして
 駒場野公園を後にして

 駒場野公園で森林浴を満喫したらそろそろ出発。入って来た時の北門まで戻ります。





再び踏切を渡る
 再び踏切を渡る

 北門を出て、さっき渡って来た井の頭線の踏切を越えたら、突き当りの通りを右へ。





駒場東大前駅
 駒場東大前駅

 前方には今日のスタート駅だった、駒場東大前駅が見えて来ました。









★交通 京王電鉄井の頭線 駒場東大前駅下車
★歩行距離 約 3.5 km



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