2005.06.11

 初の左ハンドルの運転にも慣れた頃、以前乗っていたTYPE-2のkmメータが帰ってきた。
どうもmile表示のスピードメータには慣れなかったので、早速交換。

 左右写真とも左がKm右がmileです。
並べてみて一目で分かるのは文字盤の数字がKmは120まで、mileは90まで振ってある事です。
それだけではなくて、ウインカーのインジケータやハイビームランプの位置が違っています。 Kmとmileでも本来ランプの位置とか違わないはずなんですよ。

それはなぜか
裏から見た写真で分かる人もいるでしょう。
そうmileメータはTYPE-1(ビートル)用なんです。 当然普通なら取り付けは不可能です。
TYPE-1用はハンドル下の棚の鉄板に穴開けて強引に取り回していました。

 本当ならここで元の取り回しに戻してあげないといけないのですが、夜で暗かったし、ちょっと長いケーブルを使っているようで強引にKmメーターに取り付けられたので、そのまま付けてしまいました。
当然
無理な取り回しのメーターケーブルが長持ちするはずはない。 約200Km走ったあたりでケーブルが切れてしまいました。 やっぱり手抜いちゃいかんね。

ここから本題のメータケーブル交換

 左前タイヤを後方から見た写真です
左が普通の状態、右がケーブルのカバーを少し引き抜いた状態、10cm弱抜くとこうなります。

「すぐ外れるよ」と聞いていたけど、この状態ではケーブルが抜ける気配がありません。
実はまず先にやらないといけない事があったんです。

 左前のホイールキャップを外します。
 すると、中央の突起部分の先端になにやらポッチが出てます。
これがスピードメータケーブルの先端です。 ワッシャーピンで抜けないようにしてあるのでピンを外してケーブルを抜きます。

 左写真は上は新品のケーブル、左写真は下は抜いたケーブルです。
抜いたケーブルは中のワイヤーがカバーから出ていますが、これは途中で切れているためで完品ならこんなことにはなりません。
抜いたケーブルのワイヤーが錆びています。新しいケーブルを組み付ける時は(少しでも)こうならないようにグリスをベッタリ塗ってから組むことにします。

 ケーブルは車内から抜き出して、車内から差し込みます。その時 右写真のようにガイドになるような細い針金とかをくくりつけてから抜いて、その針金を使って差し込むといいでしょう。

 元通りに組み付けておしまいです。
ワッシャーピンを忘れないようにつけましょう。

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